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September 09, 2015

ネット掲載物はパブリックドメインと見做しましょう

2015090901 別冊宝島2378(2015.9.7付)「日本郵政の闇」から82-83ページを丸ごと転載します。原典は私のHYPER Philatelistブログ記事ですし、逆に私が転載しても問題ないでしょう。しかも、引用・転載にあたって事前に何の連絡もありませんでしたので、一昨日facebookフレンドから教えてもらうまで全く知りませんでした。実際は8月初旬には店頭に並んでいたとか。

 そもそも日本郵政のシンパである自分としては、批判めいた編集方針とわかっていれば引用・転載はお断りしていました。しかも結論が、安倍政権の政治方針に関する韓国側への配慮などとはあまりにも荒唐無稽な珍説。私、安倍総理全面支持の生粋の山口県民なんですけどねぇ(笑)。繰り返しますが、何の事前連絡もありませんでしたから、こればかりはどうしようもありません。

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 しかし、この件に関しては前向きに考えようと思います。

 先日、残念ながら取り下げられた東京五輪エンブレムの件で、私は同業者として佐野さんを支持してきました。プレゼン資料の展開例に使われた背景写真が、著作権者に無断借用・改変されていたことに対してもずいぶんな批判がありました。筋論から言えばその通りなのですが、現実問題としてはよくあることで決して珍しいことではありませんしそんなに目くじらをたてるような行為とも思いません。
 プレゼン段階では仕事が決まるかどうかわからないので、自分で写真を撮りに行ったり、写真レンタルラボから買うなど有料の経費をかけるなぞまずありえません(オリンピックのコンペのような大舞台ではやめといた方がよかったとは思います)。そもそも外部に公に示すものでもありませんので、著作権者への許可申請なんて面倒くさいこともやってられません。そんな「借景」すらいけないと言うなら、批判者にはご自身がクライアントになった場合、その費用を全額負担する旨宣言してからにして欲しいとまで申し上げました。
 ところが、そんな按配で頭に血が昇っていた時、なんのことはない、私自身の著作物がパクられていたわけです。それも業界第6位という大手出版社様に。しかも私の立場である日本郵政シンパの考えとは真逆な形でです。このことはつまり、文章であれ写真であれ、ネット上の知的財産利用の事前許可だの有料利用などは非現実的だという何よりの証拠です。

 しかし、この件に関しては前向きに考えようと思います。

 よって、私は今後、ネット上のあらゆる知財はパブリックドメインと見做して借用を辞せずと宣言します。お互いさまということにしましょう。
 たとえ「ホームページ上の写真等の無断引用を禁ずる」と宣言してあった場合でも、引用をお願いして断られたとしても、場合によっては無断で借用させてもらいます。禁止できないことを規定しても意味がありませんから、写真なら解像度を落として転用できないようにする、文章なら粗筋しか載せない、結論を伏せる等、ちゃんと対策を講じるべきです。それでもなお本当にお断りの場合は、そもそもネットに載せなければいいのです。
 もちろん、道義的に事前に借用のお願いをする、出典を明記するなどは心がけますが、それはあくまでもマナーであってルールとは考えません。一歩踏み込んで

 あらゆる知財はネット上にアップロードされた瞬間にパブリックドメインと見做される。

 これが常識として定着することを願います。そうでなくては今回の、私の意に反した著作物の無断引用の実際例と比べて著しく不公平ではありませんか。

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