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May 2015

May 31, 2015

海自潜水艦SS-577なだしお事件

2015053101

 1988(昭63)年7月23日、その日のことはよく覚えています。

 テレビでは衝突して沈没した遊漁船・第一富士丸に乗っていた方々のお名前が読み上げられていました。「◯◯非鉄金属株式会社のMさん」の名前が聞こえてハッとしました。当時、私は東京にいて東日本切手交換会なるものを主催していました。アナウンサーのセリフは、その参加者のひとりMさんのお名前と勤務先が一緒だったからです。すぐに交換会のスタッフ、メンバーに確認の電話をしました。残念ながらその通りで、亡くなった30名のおひとりに含まれていました。一週間後、沈没した第一富士丸船内からご遺体が確認されました。お葬式にも伺い、その時に初めてMさんは泳げなかったことも知りました。真っ暗な中に突然海水が流れ込んできた恐怖はいかばかりであったかと心が痛みます。
 1992(平4)年になってようやくなだしお・第一富士丸双方の責任者に対して有罪判決が下されました。このカバーの消印はさらにその後、兵庫郵便局の1999(平11)年6月9日消印でチェコ宛です。2001(平13)年6月1日に除籍。
 自分は防衛問題に関しては積極推進派ですけれど、この事件に関してはいまだにすっきりしない思いをぬぐえません。

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May 27, 2015

波の上うみそら公園海底ポスト

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 沖縄にダイビング旅行に行かれていた古川貴子さんから海底ポスト投函のポストカードをご恵送いただきました。いつもありがとうございます。
 私が把握している範囲では、日本には現在3ヶ所の海底ポストが設置されています。ちょうど良い機会なので以下にまとめました。

2015052702(1)沖縄県那覇市

 2013(H25)4月27日に供用開始された波の上うみそら公園に設置。ポストは浅瀬と海底の2ヶ所に設置されていて、浅瀬は潮が引いている時間帯は普通に陸上に出ています。もうひとつがお目当ての「海底ポスト」で、干潮時で水深3〜4mぐらいの場所に設置。古川さんが潜られた時は藻が繁茂していてポストの色は確認できず。頂上に乗っているシーサーも藻だらけ(写真参照)。
 ポストカードは専用のもので、売上金の一部がサンゴ保護活動に使われます。水に濡れても影響を受けない石油原料の合成紙ユポが使われています。油性ペンで文面を書いて投函します。それを公園スタッフが回収し、記念スタンプを押し、切手を貼って那覇中央郵便局に持ち込み発送です。以前は同局の風景印も押していたようですが、2015年(H27)年4月から管理団体が変わったようで、現在はそのサービスはないようです。
(消印は那覇中央27.5.20。なお、投函日は14日だったそうです)

2015052703(2)静岡県伊東市

 武田幸作さんからご恵送いただいたものです。伊豆海洋公園(I.O.P.)ダイビングセンターが管理。伊東郵便局の料金別納印を押した専用はがきをラミネート加工してダイバーが投函。I.O.P.が回収し、伊東郵便局に持ち込み発送。
(差し出しは2014年8月2日、配達は同月9日)

(3)和歌山県すさみ町

 1999(平11)年4月に南紀熊野体験博でのイベントのひとつとして、和歌山県すさみ郵便局局長の発案で設置された郵便ポスト。設置場所は、和歌山県のすさみ町の枯木灘(かれきなだ)海岸、岸から100m、水深10mの海底に設置。地元のダイバーが回収し、すさみ郵便局に持ち込み発送。
 日本最初の海底ポストであり、投函数も最も多いと思われますのに、ご縁がなくて1枚も見たことすらありません。どなたか使用例をお世話していただければたいへん幸せます。

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May 26, 2015

「みきゃん」ゆうパック

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 2011(平23)年11月11日生まれの愛媛県イメージアップキャラクター「みきゃん」を用いたゆうパック用品を日本郵便株式会社四国支社が製作していました。栃木県の柴田公子さんからゆうパックシール(79H×119W)をご恵送いただいたことで気がつき、それをきっかけにリサーチしましたところ、今年4月に登場したらしいことがわかりました。新年度に合わせてのリリースかと思われます。
 ゆうパックの専用箱、料金後納印まで作成されているようで、ユニークな郵便商品として特に高く評価されるものと思います。後年のために記録掲載します。
 山口県からは柳井港から松山行きの防予フェリーが出ていますし、しまなみ海道でも渡ることができます。うむむ、機会を作って自ら購入・押印収集せねばならないか?とただいま楽しく絶賛お悩み中です!。

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参考:みきゃんのかんづめ(えひめのPRウェブサイト)
※こちらのfacebookページから一部図版をお借りしました。

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May 25, 2015

トーベ・ヤンソン展

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 北九州市立美術館分館(小倉)に同展を見に行ってきました。改めて言うまでもなくムーミンの原作者として有名ですが、個人的にはそれ以外のアーティストとしての活動・作品に注目してきました。ムーミン原画でも伝わってきますが、アニメの印象とは異なり、本来はどちらかというと北欧独特の暗さが特徴です。滅多に目にすることのできない有名な自画像やムーミンの立体造形(ジオラマ)を堪能した後、展示の最後の方にぽつんと展示してあったのが「シェッラ岩礁の絵」でした。招聘されていたとは知らなかったのでまさに不意打ちです。たいへん驚きました。この絵が切手になっているからです。

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 2007年、フィンランド自治領のオーランドが「トーベ・ヤンソンの絵画」と題した本券を発行しました。トーベの作品が母国フィンランド以外で切手になったのはこれが初です。発行当時、友人のGoran Akerhielmの家に飾られている絵と説明されていました。このたびの展示ではオーランド諸島美術館蔵となっていましたので、切手発行後に所属が変わったのかもしれません。また、切手発行時には明記されていなかった制作年も1960年であることがわかりました。
 塗りの薄い油彩作品です。キャンバスのメッシュ地が見えるほどで、下塗りをしているのかどうかもわからないくらいで、まるで水彩のような描き方でした。切手にするにあたり、若干赤色を補色しているようですが、ほぼオリジナルに忠実と思って良いと思います。
 作品自体の構成もよくわかりました。キャンバスの周囲にごつい木枠を回し、さらに化粧モールを取り付けていました。切手図案そのままであることが確認できました。
 後年のために図録も購入しました。その領収書もまた私の紙物コレクションに加えることができました。
 西日本地区にお住まいの方、ぜひご参観ください。

2015052403

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May 22, 2015

初のpostnord表示切手

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 スウェーデンとデンマークの郵政が経営統合されたことは2014年の郵趣誌でも報じられましたのでご存知の方も多いと思います。両国政府による持株会社で名実ともに国有会社です。これまで通り両国名を表示した切手はそれぞれ別に発行されますがその会社自体は同じという、今の日本ではちょっと想像しづらい形態です。
 そのことを表している切手が発行されました。自然保護の寄附金付き切手2種に会社名postnordが明記されています。postnordの下に国名SVERIGEもしくはDANMARKが表示されるという非常にわかりやすいものです。(上図はデンマーク)
 特筆すべきは特殊加工です。両国とも切手の右上辺にpostnordの文字をかたどったスリットが入れられています。無理に剥がそうとするとスリット部分で裂けてしまいます。切手の不正再使用防止としてはセルフ糊式切手によく見られます。スウェーデン郵政の図版の方がわかりやすかったので下に掲げておきます。

2015052202

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May 21, 2015

ホテル日航アリビラさんのオリジナルフォルムカード

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 沖縄にダイビングに行かれた古川貴子さんからご恵送いただきました。いつもありがとうございます。ホテル日航アリビラさんのオリジナルフォルムカードです。このウミガメちゃんがホテルのマスコット「アリビー」だそうです。POSTCARDと印刷されているので、最初から郵送を意図したものというのがうれしいですね。実際は定形外だけど(笑)

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May 17, 2015

印顆を描く消印

2015051701 印顆と書いて「いんか」と読みます。これはハンコの本体のことを意味します。一般に郵趣家は印影の方に注目していますが、時に活字の構造などを知識として知っておく必要があるため、印顆にも目を向ける必要があります。消印のハード面と言えます。

 ときどき印顆を描いた小型印があり、気がついたつど入手に努めています。先日、左図のような素敵な記念カードを入手したのでご紹介することにしました。ちょっと長いのですが題名は「平和条約発効記念学生切手コンクールとスタンプまつり」、八日市郵便局27.6.1の小型印です。当時はカラーで印刷するにはガリ版しかありません。ガリ版紙自体がもろいので広い面積のベタ刷りは大量にはできませんしムラも出やすいです。今から思えばプリミティブな軽印刷ですけれど、それだけに作った人の技量や思いが伝わってきます。この八日市局の小型印自体は官白でそこそこ見かけます。好印象の1枚です。

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 上図のうち左2種が風景印、右2種が和文日付印(櫛型印)です。和文印には窓口に置いてある棒型とは別にバックヤード(郵便集配課)で使われる槌型があります。右2種はその槌型を描いています。郵便処理が自動化されるまでは、局員さんがこの槌型を駆使していかに早く、正確に、鮮明に消印を押すかに励んでおられました。その競技会まであったことを示しているのが神田局の小型印です。題名に「全国郵便競技大会記念」とあるのがそれです。自分も幼い頃にこの競技会の映像をTVニュースで見た記憶があります。現役局員さんでこの競技会を経験した方はすでに定年退職していらっしゃらないのではないでしょうか。

 最後に面白い例をお示しします。平成7年の切手趣味週間です。阪神・淡路大震災が発生した年で、急きょ寄附金20円が付け加えられて販売されました。その手押し特印を図案に描いているのが機械特印というトリッキー。このひねり技は玄人受けを狙ったものだろうなと深読みしています。

2015051703

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May 16, 2015

マンモスの毛添付切手

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2015051602 変形切手収集の第一人者、荒牧裕一さんからご恵送いただきました。いつもありがとうございます。
 今年は愛・地球博(愛知万博)からちょうど10周年になるのを記念して、荒牧さんご自身が本物のマンモスの毛を添付したフレーム切手を製作されました。マンモスの毛を押し花用のフィルムでオーバーレイする形で貼り付けてあります(左は部分拡大図)。帰省された折に愛・地球博の会場最寄の長久手郵便局に立ち寄って作成されたとのこと。なるほど、押し花用フィルムは他にも応用できますね。

 しかし、マンモスの毛、いったいどこで入手されたのでしょう?

<詳細は荒牧さんのブログを参照ください>
▶︎マンモスがいっぱい

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ビバ!、大分銀行

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 昭和40年代、切手収集ブームが最高潮だったあの時代、一般の企業も顧客向けノベルティに切手を使っていました。有名なのはグリコ。その他、スガキヤ、ロッテ、ミタス、ヤクルトなど多岐にわたっています。ローカル企業の例も少なくありませんが、地域限定のためか残存数が少ないように思います。先年、大分銀行のものがまとまって出てきましたのでご紹介します。
 創業80周年と印刷してあるおかげで1973年(昭48)と確定です。年代特定ができないことが多いので非常にありがたいです。
 入っているのはすべてハンガリーのオーダーキャンセル物。これを大量に仕入れることができた輸入業者さんは限られますね(笑)。しかし、輸入シートを単片にバラして台紙とともに袋詰めしてホッチキス止め・・・・まさしく内職仕事です。今の日本では人件費が高いのでもう作れないでしょう。
 なおホッチキスは錆が出るので切手の世界ではクリップ類とともに嫌われています。図版左のように取り除くのがベストな対処です。ホッチキスが残っているものもおおむねは良い状態で保存されていたのはラッキーでした。

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May 14, 2015

郵便名柄館オープン

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 北浦秀明さんからご恵送いただきました。いつもありがとうございます。
 去る5月3日、奈良県御所市の旧名柄郵便局舎が「郵便名柄館」に生まれ変わりました。明治から昭和初期の逓信省ポスターなどの展示のほか、カフェが併設されています。そこで手紙を書くこともできます・・・とのこと。
 郵便資料館&手紙カフェというのがコンセプトのようです。いいですね、近所にあったら入り浸りそうです。Facebookページもあるようなのでご紹介しておきます。
 なお、奈良でしたら知識のある郵趣家も多いので、どなたか全般にわたってボランティアでサポートしてもらうとより良くなると思います。展示品の説明文等はそれで明確になるはずです。

▶︎郵便名柄館

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May 05, 2015

明治日本の産業革命遺産「製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業」

2015050501 政府が国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産への登録を目指す「明治日本の産業革命遺産/九州・山口と関連地域」(福岡県など8県)について、ユネスコの諮問機関「国際記念物遺跡会議(イコモス)」が、登録をユネスコに勧告した。

 内閣官房が4日発表した。6月28日から7月8日までドイツのボンで開かれる世界遺産委員会で、正式決定される可能性が高い。勧告通り登録されれば、国内の世界文化遺産は、昨年登録された「富岡製糸場と絹産業遺産群」(群馬県)に続いて15件目となる。

 イコモスは勧告で名称のうち「九州・山口と関連地域」を「製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業」に変更することを求めた。

1.萩(5):萩城下町、萩反射炉、恵美須ケ鼻造船所跡、大板山たたら製鉄遺跡、松下村塾
2.鹿児島(3):旧集成館、寺山炭窯跡、関吉の疎水溝
3.韮山(1):韮山反射炉
4.釜石(1):橋野鉄鉱山・高炉跡
5.佐賀(1):三重津海軍所跡
6.長崎(8):小菅修船場跡、三菱長崎造船所第三船渠、三菱長崎造船所旧木型場、三菱長崎造船所ジャイアント・カンチレバークレーン、三菱長崎造船所占勝閣、高島炭鉱、端島炭鉱、旧グラバー住宅
7.三池(2):三池炭鉱・三池港、三角西(旧)港
8.八幡(2):官営八幡製鐵所、遠賀川水源地ポンプ室
(2015.5.4付)

 上記のニュースにびっくり。萩博物館に行った時に上の栞型フライヤーを配布していましたし、萩美術館でも幟旗が立っていました。が、まさか本当に通るとは内心期待していませんでした。
 登録の可能性が高いそうなので、山口県萩市内の5資産について適応局(マッチング局)を以下ご紹介いたします。

【萩反射炉、恵美須ケ鼻造船所跡】
 萩反射炉を描いた風景印を使用している萩新川郵便局です。萩しーまーとに向かう途中にありますのでロケーション的にも最寄り局の範囲と言えます。
 恵美須ケ鼻造船所跡を描いた風景印はありませんが、風景印の中に小さく描かれている岬がそれかもしれないと言えなくもない・・・・かな?(笑)
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【大板山たたら製鉄遺跡】
 遺跡を描いた風景印はありません。かなり離れているものの同じ萩市の紫福郵便局が最寄り局になります。奈古郵便局も近いのですが阿武郡阿武町なのが惜しい。なお、両局とも風景印の使用はありません。世界遺産決定までに紫福局が風景印を使用開始してくだされば良いのですが。
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【松下村塾】
 マッチング局は2局あります。ひとつ目は、地理的には離れているものの松下村塾を描いている萩郵便局。もうひとつは松下村塾を描いてはいないものの、地理的には最も近い萩松陰神社前郵便局です。どちらか、あるいは両方の風景印を押印されてはいかがでしょうか。
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【萩城下町】
 最後に萩市街地図をお示しします。赤星印があるのが風景印使用局です。
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 武家屋敷を描く萩平安古郵便局、港町の景観を描く萩浜崎郵便局の2局が候補として挙げられます。強いて言えば萩平安古局の方がやや有利と言えます。
 しかし、城下町のど真ん中にあるのは萩たまち郵便局です。こちらも世界遺産決定までに風景印を使用開始してくださるのがベストなのですが。
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May 03, 2015

サンマリノが3Dプリンターの切手を発行

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 話題の3Dプリンターを描く切手が発行されました。サンマリノが2015年3月10日に発行した3種セットです。まだ裏取りができていないのですが、これが世界最初の3Dプリンターの切手である可能性があります。昨今は世の中のムーブメントが切手の題材に取り上げられるタイムラグが年々短くなっているのでリサーチが追いつきません。

 €0.10食べ物の生成、€0.80高度かつ複雑な製品の生成、€2.15人間の複製、の3種で原画を描かれたのはアメリカで活躍するデザイナーAndy Rementerさん。科学技術や教育といったテーマを漫画調のタッチで描くことを得意とされている方で、切手の印面にも彼の名前が入っています。以前、イタリアで仕事をしていた関係で切手デザインの声がかかったとか。

 科学テーマのコレクターの方、これが世界初かどうかご確認できましょうか?。よろしくお願いいたします。

▶︎http://3dprint.com/50341/san-marino-stamps-3d-printing/

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見えません・・・

2015050301

 1991に開催された第7回世界教会協議会メルボルン大会記念の切手付き封筒です。カシェも印面もエンボスなのでスキャナー性能によってはぱっと見はただの白い封筒(笑)。かろうじて国名、料額43c、記念銘は淡ブルーで印刷されています。
 闇夜のカラスの反対ですね。なんといえば良いでしょうか。牛乳の中に豆乳、雪原にユキウサギ、ご飯にしらす・・・・???

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May 02, 2015

ムーミンアイテムのおさらい

2015050203 5月1日にフィンランド以外の国では世界で初めて日本でムーミン切手が発行されました。たいへん喜ばしく名誉なことです。そこでムーミン切手の概略をおさらいしておきましょう。
 世界最初のムーミン切手(左図)は1992年にフィンランドで発行されました。4種田型の切手帳で、上2種が「ムーミン谷の冬」、下左が「ムーミン谷の夏祭り」、下右が「ムーミン谷の仲間たち」です。本券発行時にはご存命であった作者トーベ・ヤンソンの筆です。
 その後、1994、1998、2000、2003、2004、2007、2009、2011、2013年と間欠的に発行が継続しています。特に2004年はフロックコート紙で発行されて話題となりました。
 なお、切手以前にステーショナリーで先行して取り上げられているのが収集上の注意点です。国際切手展フィンランディア’88で入場券付きポストカードとしてムーミンが取り上げられています(下図)。上部が絵はがきで下部が同切手展の入場券付きカードになっています。特印の主題がムーミンママというのがいいですね。これが世界最初のムーミン郵趣品です。切手発行の4年も前のことです。その後、1992と1993にはムーミンの料額印面とカシェが付いた航空書簡も発行されています。これが収集上最大の盲点かもしれません。

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2015050205 また、日本においてもこのたびのグリーティング切手に先駆けて広告付きはがきに採用されています(左図)。洋ナシのラ・フランスとムーミンが似ているという直球な理由(笑)で、山形県産ラ・フランスのキャラクターになっているからです。山形県・JAグループ山形・山形県青果物基金がスポンサーの広告付きはがきに登場しています。ムーミンのふるさとは言わずと知れたフィンランドであってフランスとは直接関係はないのですが、Moomin Charactersのコピーライトもきちんと入っている正規の発行物です。

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さようなら小郡駅弁

2015050201

 山口県内で唯一駅弁を製造、販売している「小郡駅弁当」さんが、この4月30日をもって駅弁の販売を終了しました。安価なコンビニ弁当の台頭や、新幹線の高速化で目的地に着いてから食事をするなどの旅行スタイルの変化で売り上げが激減したのが事業撤退の理由です。
 私も上京や帰郷の折には小郡駅弁を必ず買っていました。今でも小倉、博多に出かける時は必ず利用していました。山口県民であれば誰しもがそんな旅の記憶と駅弁がワンセットになっていることでしょう。惜しい、ほんとうに惜しいです。
 最終日の4月30日の昼前、新山口駅の売店は予想はしていたものの新幹線口側、表口側とも見事にSOLD OUT。以前購入して保管していた長州さくら弁当のパッケージに記念押印したのが上図です。
 記念押印は小郡大正町郵便局でお願いしました。同局前の小径を挟んだ目の前が小郡駅弁当さんの会社があるからです。モロにお隣さんです。これほどふさわしい郵便局が他にあるでしょうか。当日は上とは別にポストカード6枚にも記念押印しました。それに5月1日の山口新聞さんの記事を後印刷して仕上げたのが下図のメモリアル・カードです。
 今後は駅構内のうどん店を中心とした飲食業に重点を置くとのこと。こちらも鉄道の旅には必ず利用させていただいています。駅うどんを食べにわざわざ行くことも少なくありません。どうか末長く営業を続けてください。1世紀以上の長きにわたる駅弁事業、本当にありがとうございました。

2015050202

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