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March 03, 2015

切手はどこ?

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 政府開発援助(ODA)50年小型シート全面貼りカバーです。消印はイスラマバード(パキスタン)2006.1.5付です。一見すると切手部分に消印が乗っていないので欠陥品と思われたのでしょう、どなたも手を出されないまま切手商さんのファイルに取り残されていました。
 ですが、これでいいのです、正しい押印処理なのです。切手部分をよくご覧ください、額面数字がありません。つまり切手に見えた部分は切手ではないのです。シート地左上にあるRs.30、これが額面です。そう、この小型シート全体が1枚の切手なのです。
 切手のように見える田型4種は、それぞれ別途Rs.5切手として同時発行されています(下図参照)。これが話を面白くしています。同一額面で小型シートに収めたらRs.20ですよね。これを額面を抜いてシート地にRs.30とすることでRs.10の差額を余分に稼いでいます。せこい?、いえいえ、お利口さんと呼びましょう(笑)。
 なお、小型シートの目打に見える部分は実は印刷で穿孔穴はありませんので擬似目打という変わり種の一種です。さらにUV反応インクでパキスタン郵政のロゴマークが印刷されていますのでブラックライトをお持ちでしたら照射してみてください。

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 題材の詳細は発行時に詳しく報じられています。登場している日本人は2名で、青年海外協力隊員として活躍した伊賀智子さん(1998年から2年間、視覚障害者施設でアート・アンド・クラフトを指導)と国際協力機構(JICA)の専門家・小林誠さん(子どもにポリオワクチンを経口投与している写真)が採用されています。シート地のトンネルはODAにより完成したコハットトンネルです。切手の製造はPost Office Foundation Press Karachiです。
 どうです、なんだか至極真っ当な切手に見えてきたでしょう?。世界には日本切手にはない変化球はたいへん多いです。

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