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March 11, 2015

郵便と生活・第2回アメリカ編

2015031101 「帰化のお祝いレター」に続き、facebookフレンドのMomoyo Yoshidaさんからアメリカの生活の中にある郵便資料を各種ご寄贈いただきました。いつもありがとうございます。

 今回もその中から興味深いものを3点ご紹介します。いずれも昨2014年の郵便物です。もちろん、Momoyo Yoshidaさんの解説をいただいた上で公開もご了解済ですので念のため。

【病院からのお願い】

2015031102

2015031103 Yoshidaさんが病院の救急に行かれた後に、病院から来た手紙です。幸い入院されることなく帰宅されたそうなのですが、その時の処置はどうでしたか?、後日アンケート調査が来たらよかったと言ってくれると有難い、みたいなことが書かれています。
 患者さんの評価が高いと国から補助金がたくさん出るからです。この病院は無料で貧しい人を診ているので、こうやって協力を求めています。アメリカではここのように病院の一部を貧しい人向けにしているところがあります。ここもそうですが、寄付金箱も置いてあります。

・・・日本では患者さんにアンケートなんて聞いたことがありませんね。

【健康保険証とその転送郵便】

2015031105

 アメリカには日本のような国営による国民皆保険制度がありません。各自がそれぞれ民間の保険会社に加入するのみです。ですから日本のように健康保険証が身分証明書の代わりになることもありません。
 本便はYoshidaさんが引っ越しをされたので大事な保険証もきちんと転送されたものです。封筒表面に貼ってある黄色い紙が転送用紙で、転居後1年間はこうして新住所宛に転送してくれるそうです。このあたりは日本郵便と同じですね。

・・・珍しいので中身の保険証もお見せしましょう。プラスチック(塩ビ?)製でしっかりしていますよ。わが防府市の健康保険証より遥かに、遥かに立派で堅牢です!。

【トヨタ・アメリカのリコール示談金】

2015031106

 アメリカでトヨタ車が暴走してリコールなんてことがあったのをご記憶でしょうか?。その後、集団訴訟になり、最終的に示談になったようです。Yoshidaさんはトヨタ車を持っておられるので29ドルほどの示談金が送られてきたそうです。図に示した便箋の下部に小切手が印刷されており、ルレットで切り離して銀行で換金、というアメリカではよくあるスタイルです。
 Yoshidaさんご自身が訴訟すると意思表示したのではなく、訴訟しない意思表示をしなかったので自動的にいつの間にか訴訟に参加していたようです、とのことでした。

・・・報道では1,200億円もの示談金とのことですが、全ユーザーに割り振ったら29ドルぽっちなのはまあこんなものなのでしょう。
 私個人はブレーキとアクセルを踏み間違えただけの、ユーザーの運転操作ミスを悪用した、アメ車メーカー紐付き議員連中の不当な行為、一種の差別だと思っています。権利・差別に直結した現代史資料として特に重要な案件だと思います。

2015031107

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