« 住所なし | Main | 新普通切手をご鑑賞 »

February 12, 2015

書き損じはがきの交換ができなかった時代

2015021201

 書き損じはがきを郵便局で交換してもらえなかった時代にはちょくちょくある使用例です。墨書したものにさらに朱書きして差し出した例です。今の感覚では格好の良いものではありませんが、当時は節約・倹約の面の方が評価されていたようですね。
 まず墨書の段階で通信面を上下逆さに間違えてしまったようです。その後、どうせならといろいろ試し書きもしています。普通はこの後に墨で塗りつぶし、乾燥を待ってから朱書きするのですが、気が短い方だったのか、いきなり朱書きを加えています。
 消印は越前今庄局、明治32年1月1日。今に続く「年賀特別取扱期間」制度が始まる前の最後の年の年賀状です(明治32年12月20-30日が最初の年賀特別取扱です)。これも日本独自の郵便文化の一端だと思います。

|

« 住所なし | Main | 新普通切手をご鑑賞 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/46050/61122271

Listed below are links to weblogs that reference 書き損じはがきの交換ができなかった時代:

« 住所なし | Main | 新普通切手をご鑑賞 »