狙われた赤猿

6月の博多の切手即売会で購入した国連のPスタンプシートです。1980年に発行された中国最初の干支切手こと「赤猿」から30年になるのを記念して2010年に作られました。オリジナルの赤猿切手は珍品として一般のマスコミにもときどき取り上げられますが、切手商さんたちのお話ではだいぶ状況が異なるようです。
印刷している途中で事故で刷版が壊れてしまい、そのまま製造を中止したので発行枚数が少ない、だから珍品・・・・という話です。基本線としてその事実は本当なのだけど、実際はそれを口実に切手投機業者に狙われたのが今の極端に高い理由だとか。現存数10枚以下のような本当に少ないものは投機の材料には向きません。売買(転売)を繰り返して意図的に値段を吊り上げていくのが投機ですので、数万枚レベルの絶対量がなければ取引に使うことができません。この赤猿切手はその点でちょうど良い量だったので投機のネタにされただけとのこと。
例によって偽物もたいへん多いです。今では偽物であることをわざわざ謳って売りに出している奇妙な現象もよく目にします。Pスタンプのタブに使われた切手も本物なのかどうか怪しい(笑)。一応、料額印面部分に斜線が入っていますけれど。
もっとも今の中国切手を集めているのは中国人がほとんど。今どき、こんなのを集めている日本人はまずいないでしょうし、そもそも真っ当な郵便切手とも思えないので、まあ、どうでもいいです(笑)。
(追記)このPスタンプシートはわずか500円でした。ebayでは元切手にあやかってか4,000円近くしています。それもまた過剰な評価だと思うのですが・・・


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