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August 2014

August 30, 2014

世界最初の日章旗を描いた外国切手

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 今2014年は第一次世界大戦ぼっ発100年にあたることから、関係各国から記念切手が続々と発行されています。私も郵趣誌の担当連載記事でジャージー島などいくつかご紹介しています。
 しかし、日本はこの件に関して非常に冷淡ですね。同盟国のイギリスに要請され、渋々ながらもドイツに宣戦布告して参戦しました。青島や南洋諸島を攻略したのみならず、はるか地中海まで戦艦を派遣しています。そして、表題の通り、世界最初の日章旗を描いた外国切手「第一次世界大戦講和記念」切手が発行されました。1920年のことです。
 ドイツとポーランドの国境に位置する都市マリエンヴェーダーの帰属を問う国民投票が国際連盟管理下で行われました。日本も投票管理委員会構成国のひとつであったために、記念切手に日章旗が描かれることになりました。何種かあるうち、最も見映えのする多色刷り5mk切手の未使用を図版に掲げました。これが日本を現す題材を用いた切手としても世界最初になります。なお、これ以前のジャポニカ切手としては、帝政ロシアが日露戦争遺児救済募金切手を1904年に発行はしておりますけれど、残念ながら日本的題材は一切描かれていません。
 そして図版右は当時の使用済です。局名も鮮明で使用年も発行年の1920年とはっきり読めます。アオヤマスタンプさんの販売ブックで目にした時、青山さんがすかさず「ええじゃろう〜」と(笑)。未使用はいくらでもありますが、やはり当時の使用済は少ないようですね。おそらく当時の郵趣家が意図的に作成したものでしょうが、カッコいいので許します(笑)。すかさず買わせていただきましたとも。

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August 27, 2014

米倉斉加年さんお亡くなり

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 俳優、演出家、画家として広く知られた米倉斉加年さんが26日、福岡市内の病院で亡くなりました。80歳。

 郵趣の世界では原画作者として作品がいくつか残されています。その代表例が日本の歌シリーズ第8集の「椰子の実」です。遥か遠く南洋の小島と月夜の砂浜、波間にただよう椰子の実を空想する少女の姿を描いたものです。上図はその発行初日の東京中央郵便局の記念印を押した二つ折の和紙製タトウで、米倉さんご自身のものと思われる直筆サインがあります。同局で発行記念サイン会でも行われたのでしょうか。反対面(表紙面)には落款もあるので、ご本人があらかじめ相当数をご用意されて押印されたもののようにも思われます。どなたか当時のことをご記憶の方はいらっしゃいませんでしょうか。

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August 25, 2014

JR山口線全線復旧記念カード

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 昨2013年7月の山口・島根豪雨で一部不通となっていたJR山口線が全線復旧しました。8月23日(土)はたまたま山口市に行く用事があったので山口中央郵便局ではがき用紙に風景印の記念押印だけを先に済ませました。翌24日の朝刊各紙を見比べた結果、読売新聞さんの記事をカシェとして後印刷して完成させました。また、ローカル紙面の記事もたいへん好印象でしたので、はがき裏面を利用して全面採録しました。これにより、昨年11月2日に作りましたSLやまぐち号の部分運転再開記念カードとセットで記録郵趣品が完成しました。

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【参考】
 なお、SLやまぐち号を描いた切手は、フレーム切手の類を除くと日本では未発行状態です。しかし、外国切手では2005年にブータンがシート地に取り上げたのが最初で、次いで2012年にブルンジが小型シートに採用しています。後者の切手部分に描かれていることで、これが世界最初のSLやまぐち号を描く正刷切手となりました。

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August 12, 2014

額縁だけ切手

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今朝というか、たった今届いたデンマーク郵政の新切手広報誌から。STAMP ART(切手芸術)と題する額縁だけ切手が今月末の8月30日に発行されるとのことです。真ん中部分に穴が開いていて、郵便物に貼った後にここに好きに絵や文字を書いていいらしいです。同様の企画切手はひとつだけ前例があります。フランス領アンドラが2002年のヨーロッパ切手として発行した「観光」小型シートです(下図)。

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August 11, 2014

朝日新聞が慰安婦を強制連行したとする吉田清治の証言は虚偽と認め記事取り消し

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 8月5日(火)早朝、タイトルのビッグニュースが突如報じられました。夜勤明けで就寝直前のアタマにはその事実だけがインプットされたのみでした。
 正午すぎに起床しますとメディアはこの話題で持ち切りです。ようやくことの重大さに気が付いて記念カバーを作成することにしました。吉田が山口県の労務報告会下関支部に在籍していた時のデタラメ話であることから、そのものズバリ、下関吉田郵便局というのがあるのですけれど、さすがに仕事で行けません(同局と吉田とは直接間接の関係はありません)。やむをえず仕事場近くの新南陽郵便局で記念カバーを作成しました(上図)。
 新聞の切り抜き記事貼りのカバーはこの一通のみ製作しました。これだけでは物足りないので緊急対応時の定番、弔事用郵便はがき10枚に当日消印だけを先に押しておき、後日、新聞切り抜き記事をスキャンしてカシェとして後刷りしたのが下図です。何でも記念カバー化作戦の一環でありました。
(下図のはがきはまだ5枚以上余部があります。ご希望の方には差し上げますのでメール等でご一報ください。)

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August 04, 2014

帰化のお祝いレター

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 facebookフレンドのMomoyo Yoshidaさんにおねだりしてアメリカ行政庁からの各種郵便物を寄贈していただきました。2014年7月23日の記事「郵便とくらしを残し伝える」で具体例をお示ししましたように、社会と郵便との相関関係を読み解く資料としても郵便物実物を集めています。そのアメリカの資料をご提供いただけたわけで本当に感謝にたえません。行政関係郵便物だけは他の郵趣品とは違って自作することがほぼ不可能なのでたいへん助かります。
 陪審員登録文書や選挙人登録後に送られて来た郵便物など、プライバシーに関わるものが多いのでいきなりすべてを公開することはできません(当然ですね)。今回は問題がなさそうなMomoyo Yoshidaさんが帰化された2011年暮の資料をご紹介します。帰化セレモニーの式次第とともに手渡されたのが上図の大判封筒だそうです。淡い黄色のレターサイズで、その左上にはTHE WHITE HOUSEの銘があり、中央にはA MESSAGE FROM THE PRESIDENT OF THE UNITED STATESとあります。中身は帰化に際して大統領からのお祝いの手紙だそうです。その実物が下図です。個人情報がまったく含まれていないので公開可能と判断しました。
 セレモニー時に手渡されたものであって郵送されたものではないのですが、過去記事の「佐藤栄作元首相宛の書簡」つながりで掲載します。便せんにはアメリカ国章の透かしがあり(2009)、オバマ大統領のサインが印刷されています。ゆったりたっぷり余白がありますので、私だったらこれに切手を貼って記念押印してたなと、そんなことを考えていた私です。
 日本の場合、帰化申請が通ったら郵便で通知が送られて来るのでしょうね。内容的には明らかな信書ですし、日本郵便以外での逓送は法律で禁止されていますから。うむむ、それも入手せねば!。

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◆関連記事
郵便とくらしを残し伝える
佐藤栄作元首相宛の書簡

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August 02, 2014

リヒテンシュタインの新切手「結晶学」

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 リヒテンシュタインから2014年9月1日発行予定の新切手広報誌が届きました(上図)。各新切手が表紙を飾っています。この中で注目していただきたいのは下の「結晶学」の2種です。すっかりお馴染みになったAR拡張現実機能が備わっており、sepacアプリでスキャンすると切手に描かれている結晶の変化をアニメーションで見ることができます。上の図版でも私のiPadはきちんと認識してアニメーションを見ることができました。
 また、マキシマムカードがまたデザインがかっこいいです。その素晴らしさに当該ページも下に示しておきます。化学大好きコレクター垂涎の的でありましょう。
 なお、製造もまたすっかりお馴染み、フランスのカルトール社です。

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※参照:リヒテンシュタイン郵政の当該ホームページ

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