北海道庁赤れんが前郵便局の風景印図案改正
湯浅英樹さんからご恵送いただきました。いつもありがとうございます。
同局風景印の新旧図案を見比べると極端な差異はないように感じたので、あらかじめ湯浅さんに図案改正の理由を当局に取材していただけないかとお願いしていました。お忙しい中、直接リサーチしてくださいましたので以下にまとめて掲載させていただきます。
旧印に描かれている「窓枠」は同郵便局の建物である日本郵政グループ札幌ビル(風景印使用開始当初(日本郵政公社誕生の2003年(平成15年)4月1日)は日本郵政公社北海道支社ビル(だったと思う))の上にあるオフィスのもので、北海道庁赤れんが庁舎はそこから見たものを描いています。ただし、同ビルの上層部は通常、一般の方が入ることはできません。
6月19日(木)、局に行って局員に尋ねたところ、特に利用者からの指摘等はなく、内部的に図案を変更することにした、という話です。なので、きちんとした理由は不明です。
ですから旧図案の図案どおりの写真を撮ろうとすれば、原則内部の人でないとできないので、そういうカシェがあれば日本郵政北海道支社の社員の方ですね(笑)。
(椙山注:図版のカシェ写真は湯浅さんが2014年5月にご自身が撮影されたものです)
ということでオフィシャルには「図案改正の理由は特にない」ということになりましょうか。
私の個人的見解では、そもそも窓枠は要らなかったんじゃないかと思います。内部の「大人の事情」で組み入れたものの「立体感を醸し出しました」的な視覚効果も特になく、単に目障りなだけでした。大人の事情がなくなったのを機に正常な図案に戻しました・・・のかな?。個人的な推測です、はい。
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