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May 03, 2014

領置願

2014050301

 スタンプショウ2014会場で、マサスタンプの山本誠之さんから受刑者あての郵便物を5通もいただいてしまいました。その中の1通をセレクトしてご紹介します。受刑者宛の郵便物(受信便)が合法的にシャバに出てきたことを示す領置願付箋付き実逓カバーです。
 差出人は受刑者の母親で、山梨・南部郵便局39.9.26の櫛型印が押されています。封筒表面に前橋刑務所の検査を受けたことを示す検印と39.9.29の日付スタンプが押され、受刑者には即日交付されています。担当官の「狩野」の判子もしっかり判読できる一方で、中の通信文には墨塗り抹消も検閲印もありません。
 ポイントはカバー表面に貼られた領置願(りょうちねがい)なる付箋です。受刑者が何級の処遇者なのかにもよりますが、郵送されて来た手紙を10通までは手許保管が許されていました。それ以上の通数は領置願をして刑務所に預かってもらうか、廃棄願(はいきねがい)をして刑務所側で処分してもらいます。預けた受信便は宅下願(たくさげねがい)をすれば収容中は面会者に引き取ってもらうことができるほか、出所時に受刑者本人が直接受け取ることもできます。
 領置願付箋は刑務所で貼られました。普通は捨てられる確率が極めて高いものです。

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