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May 26, 2014

自然のものこそが危険だ

2014052604 規制もなんもない時代に農村地帯で農薬を吸いまくって育った俺です(笑)。郵趣の収集テーマのひとつに「環境郵趣」というのがあって、自分もまた実体験を思い出しながら収集しています。1961年(昭36)の生まれなのでいろんな公害問題も記憶しています。
 日本で一般的に環境問題が顕在化したのは、有吉佐和子さんの「複合汚染」からではないかと思います。新聞連載されたそれを両親が深刻そうに読んでいたのを記憶しています。そこから逆に源流をたどるようにしてレイチェル・カーソン(上図)の「沈黙の春」が広く知れ渡るようになったことも覚えています。
 下の国際はがきの文面にも当時の状況が書かれています。「日本全国で水銀などに依る海水汚染に依る魚類が問題になっております。なにがなにやら私共の素人には判りません。九州瀬戸内海の漁民は死活問題として騒いでおります」(消印は新潟県の村上郵便局、MURAKAMI 1973.6.29)。

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 そういった歴史から高い意識を持つ市民が増えていることは良いことではありますが、やはりと言うべきか行き過ぎも強く感じます。いわく「自然のものなら安全」という思い込みです。それ、絶対に間違ってます。この世の動植物がいちいち人間様にとって有益か否かを斟酌しながら進化してきたわけではありません。むしろ安易に食われないように体内に毒さえ生成するようになったのが実態です。無農薬野菜もどんな寄生虫が付いているか怖くて仕方がありません。徹底的に洗ってから使いますけれど、果たして水洗いくらいで大丈夫かいな?と正直不安です。自然食品なんていちばん胡散臭いと思います。
 人工的な合成物は、今では安全性をきちんと確認されてからでないと世の中には出てきません。人間のやることですから時には予期せぬ弊害が後で判明したこともあります。だからといって化合物すべてが危険なわけじゃないし天然物よりはるかに安全であることが担保されています。
 農村地帯で生まれ育った経験がない人ほど自然に対する眼差しが甘い。可愛らしいタンポポだって容易に家畜を殺します。ウルシを肌に塗り込めて平気かね?、トリカブト食べてみます?。自然妄信教はやめたほうがいい。
 行き過ぎの最たるものが反捕鯨運動ですね。いずれ鯨類の増えすぎによる特定魚類の絶滅などの悪弊が露になることでしょう。後年、日本やノルウェーが言っていたことの方が正しかったと判明する時が来ると思います。
 下図は鈴木善幸内閣の時の亀岡高夫農林水産大臣宛に送られた捕鯨禁止の陳情はがきです。アメリカで組織的に行われたもので消印はSPOKANE.WA 1981年の使用例です。感情的で非合理的な誤った環境運動としての郵趣材料として残しています。

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