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January 11, 2014

ホンジュラスの2回加刷実逓便

2014011101

 JAPEX参観のために上京すると、いつも伊藤文久さんがニコニコしながら外国来の到着郵便物を寄贈してくださいます。見る人が見ればわかるもので、いずれもebayなど海外のネットオークションを利用した際の実逓郵便物が主体です。そして、それらを詰め込んだ紙袋には必ず「ゲテ物」と書いてあります(笑)。破損して到着しただの輸送中に湿潤しただのと理由が書かれたお詫び付箋付きが多いので確かに一種のゲテ物ですな。

2014011102 去年のJAPEXの時にいただいた中からこの一通をご紹介します。2012年11月消印のホンジュラスからの書留便の大型封筒です。注目は右側に計5枚貼られている赤十字切手です。左にその未使用単片の拡大図を示します。台切手は1969年に発行されました。これに金インク(金箔押しではない)で改値加刷したのが1999年。さらに黒で新額面を改値加刷したのが2005年です。元をたどれば36年も昔の切手に計2回加刷した事例です。未使用の他に使用例も入手したいと常々思っていましたので伊藤さんには感謝感謝です。

2014011103 ちなみにホンジュラスは2005年に大量の改値加刷を行っていまして、最も古い例は49年前の1956年発行「スバヤ大聖堂」1c切手にも同じく1974, 2005年の2回加刷しています(左図)。ほぼ半世紀前、日本で言えば昭和31年発行の切手を台切手にしていたことになります。いくら小さい国とは言え、よくぞ未使用シートが残されていたものです。
 その他にも以前にフィリピンのこてこて加刷の例「 第45回ガールスカウト憲章45年(1985)」をご紹介したことがあります。加刷の場合、台切手まで遡ってカタログを引くと何かの発見があります。面白いですよ。

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