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June 18, 2013

イギリス最初の小型シート

2013061801

 世界最初の小型シートについては2種類の説があり、文献によって意見が分かれています。ギネスブックでは1923年にルクセンブルグが発行した10fr.切手1枚を納めた下図を世界最初としています。発行枚数がわずか5,000シートしかないので売り立て自体が滅多にありません。昨2011年7月に日本の某社が扱った例では148,000円の価格が付けられていました。また、シート地に王冠の穿孔があることで、いわゆる穴開き切手の世界最初でもあると言われています。

20130618002 ルクセンブルグに続いてフランス、アメリカ、ポーランドドイツ、ウルグアイ、オーストリアなど、小型シートを発行する国が増えていきました。しかし、どういう訳か郵便切手を発明したイギリスは小型シートには冷淡でまったくその気がないようでした。それがようやく1978年になって発行に踏み切りました。国際切手展<ロンドン1980>のロゴを入れたもので、額面合計43pだったところを53.5pで販売されました。その差額は同展の開催費用に充てられました。シート地左下に売価が表示されていますけれど寄附金額(差額の10.5p)はないため寄附金額非表示型切手でもあると解釈されます。
 興味深いことにシート地にわざわざイギリス最初の小型シート(BRITISH POST OFFICE FIRST MINIATURE SHEET)と表示しています。同展記念小型シートまでの計3種にFIRST、SECOND、THIRDの表示があります。今でもそんなに高い切手ではないので、話の種に3種全部揃えておきたいところです。なお、ハリソン父子社によるグラビア印刷です。

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