ロンドン地下鉄 ーLondon Undergroundー
イギリス郵政Royal Mailの広報誌firstが2冊同時に届きました。一方がLomdon Undergroundつまり2013年1月9日発行予定のロンドン地下鉄150年記念切手のインフォメーションでした。若い時分に京浜急行さん、JR東海さんの鉄道サイン・デザインの仕事をしていた関係でつい見入ってしまいます。特に路線図の蜘蛛の巣(笑)は好きで飽きずにながめてしまいます。ただし、一般的な意味での鉄道マニアではありません。
上図はその記念切手6種です。1863, 1898, 1911, 1934, 1938, 1999年の各時代のエポックを題材にしています。以下、冊子の各ページから代表的な販売商品をご紹介しておきます。日本切手にはない都会的なデザイン、アーバンデザインの妙味を感じてください。
上は小型シート、下はスタンプカード。小型シートは歴代の地下鉄ポスターをアレンジしたもの。モダンデザインもあれば第二次世界大戦中の戦時広告もあります。スタンプカードは切手の図案を大きく印刷した絵はがきだと理解していただければけっこうです。
上が単片6種セットの、下は小型シートのそれぞれの初日カバーです。カシェ(封筒挿絵)の路線図こと"蜘蛛の巣"、個人的にはこれが大好きです。簡単そうに見えるでしょう、ですが実際は乗り継ぎを示したり、車種ごとに停車駅が違うことを示したり、グラフィックスはたいへん手が込んでいます。これを誰でもわかるようにひたすらシンプルに突き詰めていくデザインワークには独特の妙味があります。
カバー裏面には歴代のシンボルマークの変遷が印刷されているようですね。
一般的な意味での郵趣品ではない色々な関連商品も販売するのが郵趣先進国のなかば常識です。ピンバッジやロンドン地下鉄発達史1863-2012(書籍)などの中からまずはこれをご紹介します。モノポリーのロンドン地下鉄バージョンです。日本ではあまり聞いたことがないんですが、いわゆるボードゲームの一種です。このあたりは切手収集家以外の客層を想定しているものですね。
左がコットン100%のティー・タオル、右がマグカップです。はい、個人的に欲しいなと思ったのがこのページなんですね。特にマグカップ欲しいです!。
郵趣品だけは確実に日本の切手商さんもじきに輸入販売されます。慌てなくとも来年早々には店頭で買うことができるでしょう。
しかし、自分も欲しいと思っているマグカップ等の非郵趣品までは輸入されない可能性大です、残念ながら。イギリス・ロイヤルメールのオンラインショップでは、既に販売申込の受付を始めていますので、ご希望の方はこちらからネット通販をご利用ください。一般的なネット通販と何ら変わりませず、クレジットカードで買い物ができます。
Comments
nice blog. Must be bookmarked:)
Posted by: canapé design | January 14, 2013 at 06:02 PM