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June 05, 2012

日本郵政ノベルティ

2012060501 郵政省(当時)みずからが作成した切手を模したノベルティ(販促品)も広義の官製模造にあたるのではないかとの考えでぽつぽつ集めています。さすがに種類・量とも多くはありません。
 スタンプショウ=ヒロシマ'12でアベノスタンプさんから譲っていただいたのが左のセルフ糊式シールです。見ての通り、東北上越新幹線の上野駅開業を祝したものであることから1985年(昭60)3月14日前後の時期であることが推定されます。下谷郵便局と浅草郵便局の銘が入っていることも好ましいです。かんぽのマスコットキャラクター、カンガルーのKANちゃん(2003年の日本郵政公社発足まで使われた)も型抜きされているのでシール、ステッカーとして抜き貼りできるようになっています。しかし、いちばんの注目点はやはり切手の模造部分でしょう。額面部分を差し替えているものの、東北新幹線開通記念切手(1982.06.23発行)と上越新幹線開通記念切手(1982.11.15発行)をほぼ丸パクリです。額面数字がないので抹消斜線も入っていませんし郵模法の承認を受けた表示もありません。いいんでしょうか?
 ちなみに、1985年当時はまだ日本ではシール切手は登場していません。下にFDCを示しましたように日本最初のセルフ糊式シール切手は1989年(平元)3月1日発行のふみの日切手2種です。

2012060502

 もう一点ご紹介しましょう。郵政省の銘が入った栞の表裏をご覧にいれます。意匠に使われている切手の図はかなり正確です。なかなか良く再現されています。
 裏面の郵便週間の日程が11月1日から7日とあることも重要です。この日程は1955年(昭30)のビードロ、翌1956年の写楽、翌々1957年のまりつきの3回だけですから、その時期のものであることは明らか。標語の「伸びゆく郵便明るい世界」が特定年の標語であればさらに年代を絞り込むことが可能かと思われます。
 折しも切手ブームの時期ですし、同種のアイテムが沢山作られたのではないかと期待されます。やはり「郵政省」銘入りはいいですね。省庁名入りの栞ってふつうありえないのと違いますか?。

2012060503

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