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May 13, 2012

花かげ・・・サインはV

2012051301 スタンプショウ2012で上京した折に、山梨県の有井哲男先生から左図をいだきました。ふるさと切手「花かげ」(山梨県・1991)を貼り、有井先生がデザインされた小型印が押されています。
 私の古巣、JPS調布支部(東京)は毎春、甲州市でJPS塩山支部さんと合同一泊例会をしています。その会合のお楽しみとして、内外からの来信郵便物を一年間溜めておき、これにいくばくかの追加アイテムを加えてゆうパック大箱満杯詰めにして寄贈しています。それをチャリティー・オークションに供してもらい、開催費用の足しにしてもらっています(ここのコメント欄参照)。その謝礼としてこの記念ポストカード、カバー類をいただいたのです。そこで、さっそくその場でサインをいただきました。これもまた、自分のこだわりのひとつです。そう、直筆サインをいただくことです。仮に自分にとって直接関係がない、収集分野ではない記念カバー類であっても、サインが加わることによって別の付加価値が生じるのは、改めてこまごま説明しなくてもおわかりだと思います。こういうセンスは外国人の方が長けていて、下図のようなサイン入りをちょくちょく目にします。

2012051302

 東京オリンピックの時の聖火リレーの特印(鹿児島)が押されたカバーに駐日アメリカ大使のJames D. Hodgson氏(ジェイムス・ディー・ホジソン)の直筆サイン入りです。サインした当人が誰なのか、後に不詳とならないように"Autograph of James D. Hodgson US Ambassador in Tokyo"の表記があるのが助かります。こうした事後追記も可能なタイプライターも捨てたものではありませんが、今なら由緒書きのカードを別に作ってカバーの中に保護用厚紙を兼ねて入れておくことをお薦めします。
 それというのも氏のアメリカ大使就任期間は、灯火リレーの昭和38年(1963)の10年以上後の1974-77年です。1963年当時はロッキード社の副社長だったようなので聖火リレーとは何の関係もない可能性が高く、後に日本のものなら何でもいいとサイン台紙として適当に選ばれたカバーのように感じます。何より聖火リレーの空輸を担ったのはオフィシャル・キャリアの日本航空ダグラスDC-6Bなので、よりによってロッキード社の宿敵ダグラス社だし(笑)。ま、カバーの価値をはっきり示すためにも由緒書きは必須だということです。

2012051303

 その他にも寄せ書き台紙としての活用方法もお薦めしたいと思います。上図はかつて紙版で発行していたHYPER Philatelist誌No.3(1999.10.15)のP.11に掲載したものです。以下、要旨を再編集・再掲します。

 このカバーは、1999年8月に中国・北京で開催された世界切手展<CHINA'99>期間中の8月24日、同地で2001年の日本国際展を告知するための「JAPAN DAY」レセプションが開催されたのにちなみ、井上和幸さんによって3通のみ製作されたものです。日本と中国の切手を貼り、それぞれに会場で使用された当日の記念印が押されています。サインはPHILANIPPON'01の主催者である郵政省および郵趣3団体の代表など5名の方です(肩書きは当時)。上から順に
・清水初己 郵政省郵務局切手文通振興室長
・Mr. Koh Seow Chuan
 国際郵趣連盟(FIP)の副会長でPHILANIPPON'91のFIPコーディネーター
・椿 尋昭 財団法人郵便文化振興協会専務理事
・金井宏之 財団法人日本郵趣連合会長
・立川憲吉 財団法人日本郵趣協会理事長

 今ではありえないキラ星のごとき面子が勢揃いです。これまでカラー版でお見せしたことがなかったのですが、直筆サイン入りカバーの付加価値が最もよく理解していただけるものと思います。
 郵趣イベントだけでなく、例えば仕事上の研究会、セミナーなどの集りにも応用してみてください。催事当日の朝に郵便局に寄り、地元のふるさと切手を売っていたらそれを、なければ普通切手でもいいですから白カバー(できれば横書き用の洋形7号程度が便利)に貼り、風景印かそれもなければ普通の郵便用通信日附印(いわゆる消印)を押してもらいます。それに講師の方のサインをいただきましょう。3〜5通作り、そのうちの1通をしゃれた額装に仕立てて後日プレゼントすれば、まず喜ばれないことはありませんから。

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