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May 09, 2012

変形切手としての「横長切手の定義」のご提案

2012050901

 郵趣誌の今年2012年1月号の連載記事の前文でご紹介しましたシンガポールの「河川」切手、その公式FDCを入手しました。それも共同発行のエジプト切手とのコンビネーション・カバーです。実際は$1.10と$2の2通組なのですがスペースの関係で前者のみ上に掲げます。
 記事で触れた内容を簡略に言いますと「極端に横長の切手だけれども同様切手の仲間が少ない現状では変形切手として特別扱いする定義そのものがまだない」という趣旨でした。こうしてエジプト切手と並んだ様を見比べると、印象として変形切手の仲間に引き入れてもよいのではないかと感じます。
 エジプト切手は図案途中に2列の縦目打が入れられているので3種横連刷になっています。シンガポールの場合はつまり、間に目打を入れていないだけのことなのですけれど、それは技術的に不可能なのではなく、明らかに意図的な「目打省略」と解釈できます。意図が感じ取れるのであればなおさら、収集家サイドもこれを分類基軸に据えても不都合はないだろうと思います。そこで、変形切手としての横長切手の定義を仮に考えてみました。

 切手の縦辺と横辺の長さの比例差が1対3以上であること

 1対2程度なら沢山あります。1対3未満もけっこう横長ではあるものの、あえて変形切手とみなすほどの特異性までは歴史的にも感覚的にも伴っているとは言えません。そこで、仮の基準として1対3以上をご提案します。本券の場合、1対5以上の比例差があるので数値的にも印象的にも好ましいと考えます。エジプト切手と比較できるコンビネーションFDCであるだけに、特にインパクトがあると思うのですが、さて、皆さんはどのようにお考えでしょうか。

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