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January 23, 2012

青雲の志

2012012302 切手収集の仲間に聴覚障害者の国際展メダリストがいます。たまたま郵趣の師匠(故人)が同じだった縁で親しくなりました。彼のテーマはハンガリーのインフレ。大戦後のドイツのインフレは教科書にも載っているくらいですからよくご存知でしょうが、実はハンガリーもハイパーインフレに見舞われています。史上最高額面の50京ペンゴ切手の発行がそれを証明しています(図参照)。
 その彼がインフレ切手の世界的権威にして国際展審査員の方と面識ができました。彼自らがある国際展に出品し、かつ自分自身も開催国まで行った成果です。その審査員氏の著書を入手した彼は、300ページ近い原著(英文)の完全邦訳に挑戦中とのこと。OCRソフトと翻訳ソフトを駆使するとは言え、日常の英会話ではないので相当手を入れないとまともな日本語にはならないことを私もよく知っています。翻訳の意味がわからない部分は、それは自分の理解が不十分であることの証拠だし、著者に直接質問できるチャンスを生かさない手はないと言う。何というポジティブ・シンキング!。
 彼は生まれつきの聴覚障害者ですから「障害」という用語を必要以上に書くこと自体失礼にあたるのではないかと私などは思うのですが、しかし、外国語の翻訳は本当にむつかしい。彼自身が言うように言葉の「音」抜きの視覚のみで英語を修学するのは大変だったそうです。その彼が一念発起して取り組んでいるのですからまさに脱帽としか言いようがありません。
 パソコンごときでさえ食わず嫌いで時代に取り残されてしまった(「取り残されつつある時代」はとっくに終わりました)ベテラン郵趣家と呼ばれる大多数の人々よ、彼を見て自らの青雲の志高かりし時代を思い出そうではないか。私のブログの記事を見て単純に反発している暇などないはず。今すぐに学びを始めるべき。

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