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January 05, 2012

地域の郵便史

2012010502

 動植物国宝図案から平成切手あたりの、いわゆる日本現行切手と呼ばれる分野の処分を進めていますが、やはり地元山口県、もうひとつのルーツの鹿児島県、そして在京中に住んでいた調布・狛江の郵便史料は終生手許に置くことになろうかと思います。
 日本郵政が郵政公社になり民営化されていく過程では宅配業者との競争で様々な制度が生まれては消えて行きました。今から見ると非常にわかりにくい推移を経ています。とりわけ調布・狛江は世田谷区に隣接してはいるもののいわゆる東京23区外。新制度が間に合わなかったタイムラグが郵便物上の痕跡となっていますので、こまめに記録しておかないとすぐにわからなくなってしまいます。

2012010503 それがまさに上です。今ではモーニング10(テン)と呼ばれている最初の例です。当時は翌朝郵便と名付けられていました。消印は目黒局7.3.1の時間帯12-18。基本料金80円に翌朝郵便料金330円が加算されて410円料金です。
 平成7年2月13日に始まった翌朝郵便制度ですが、実は当初は23区外は取扱範囲外でした。そのため翌朝証紙(左)が剥ぎ取られ、輪ゴムで括られた状態で届きました。結局、ただの速達便扱いです(到着印なし)。青い封筒だけに剥ぎ取り痕の白さがより痛々しい限りです。最初見た時はぎょっとしました。
 取扱範囲は順次拡大され、多摩地区が取り込まれたのは第3次拡大時の平成7年11月1日からでした。郵便局員さんが鉛筆で書き加えたと思われる郵便番号「201」が実はなにげに意味があることがおわかりでしょうか。

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