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January 12, 2012

タイアップぞろ目印

2012011201 またしても本格郵趣家から白眼視され続ける低レベル郵趣のゾロ目・連番印のお話です。コレクションは量が蓄積してくると初めて見えることがある、量そのものが意味を持ち始める、と常々書いている実例をご紹介します。
 昨年末、福岡のパインスタンプさんから寄贈された雑品類の中に混じっていたのが左です。ゾロ目印は数ありましょうが、表題の通り、別テーマとのタイアップはほとんどないのではないかと気が付きました。平成8年8月8日に合わせてふるさと切手を発行したとか、催事期間中にたまたまゾロ目日が含まれていたのでその日に押印したといった例は戦前の小型印にも散見されますし、過日ご紹介しました5月5日のこどもの日のように、ゾロ目の日自体にもともと催事がある事例を除けば、自分のコレクションの中では皆無でした。
 本例は釣りバカ日誌10(1998)のロケ地が北九州であったことにちなむものであることはすぐにわかりました。ですが、押印日に封切りしたわけでもないですし、タイアップと言ってもかなり一方的なスタンスで、はっきり言って便乗商法ですね。押印台紙(ふたつ折のタトウ)の表紙をそのまんまデザインしていて、印顆製造技術の緻密さはわかりますが、本来あるべき「1並びの日」といったテーマ表示(文言)がないのはどうでしょうか。むしろ単なる釣りバカ日誌の小型印である印象の方が強い。
 また、小型印のどこにもコピーライト表示がありません。日本最初のコピーライト表示小型印は、私の郵趣データベースでは平成10年(1998)9月12日、JPS弘前支部さんが主催された「第16回趣味の切手展」です。鉄腕アトムを主題にした関係で手塚プロダクションのコピーライトがはっきり表示されています。(下図参照)

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