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December 11, 2011

夏みかん県ならどうか

 先週、一部のマスコミで話題になっていた「うどん県」ネタです。ちょっと長いですがマスコミ各社の要旨をまとめると以下のようになります。

 2011年10月、香川県三豊市出身の俳優要潤さんが「うどん県」の副知事に就任した。同年12月6日、東京・虎ノ門にある日本郵政グループの郵便事業会社(日本郵便)を訪れ、「うどん県」の宛名で郵便やゆうパックを届けてもらえるよう要望した。要さんは、県が今秋からスタートさせた「うどん県。それだけじゃない香川県」キャンペーンの中で、副知事役を熱演。その後、県に「うどん県の宛名で郵便を届けたい」という声が多く寄せられたため、この日の要望となった。
 “副知事”就任後、初めての対外活動となる要さん。対応した日本郵便の勝野成治常務は「応援したいが、あまりお勧めできない」と渋い返事だったが、7桁の郵便番号を正確に書けば市町村名まで省略できると聞いた要さんは、「きちんと書けば届けていただけるんですね」と粘り、最後は勝野常務から「届くように頑張るが…」との言質を取りつけた。
 要望後、要さんは「手ごわかったが、うまくいった。これからも副知事として古里に貢献したい」と満足げに語った。キャンペーン開始後、県には「うどん県」と宛名書きされた郵便が届いているという。また、「うどん県」の宛名で要副知事への年賀状も受け付けている。(出典:四国新聞社ほか)

 アイデアとしては面白いけれども、日本郵便の立場としてはこれを余裕を持って受け入れることはできないだろうし、極めて日本的なことではありますが、下打合せもなしにいきなり要望されても冗談で応えることもできないでしょう。事前に関係各位の"ちょっとした工夫"があれば良かったですね。

11121101 しかし、郵便番号7桁制度を導入したのは1998年2月2日で既に13年も前のことになります。導入当初から95パーセントを超える非常に高い記載率であり、その現象もまたいかにも日本らしい律儀さだと感心したものです。その当初こそ自動読み取り区分機の設置が一部に限られていましたが、さすがに10年を経た今「住所も今まで通り全部書いて」的なことはもう言い募るべきではないでしょう。そもそも、7桁制度導入時のメリットとして、それさえ書いておけば都道府県・市町村・大字までを省略できますよと強調したのは日本郵便の側です。今ではそのことを忘れている人が多いようですが、実際に「郵便番号7桁+番地数字」だけで届きます。左のように自分宛にもよく使っています。
 ですから、住所ではなく肩書きとして宛名人の付近に「うどん県」等と記するくらいはどうなんですかね?。全国的に誰でもわかるものであれば、実務上でもさほど支障があるとも思えないのですが。ちなみにわが山口県でいくつか考えてみると、こんな感じでしょうか。

○…ほぼ認識されうる
・秋吉台県
・錦帯橋県
・おいでませ県
・長州藩

△…ちょっと微妙
・夏みかん県
・ふく県(ふぐではなく「ふく」)
・ちょるる県
・のんた県

×…んー、無理かな
・オレンジ・ガードレール県
・瓦そば県
・赤屋根瓦県
・幸せます県

 個人的にはやっぱ、長州藩かな。

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