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November 30, 2011

HYPERな掘り出し物

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 パインスタンプさんからの寄贈品の中から掘り出したお宝アイテムもご紹介しなくてはいけません。ゾロ目・連番に代表される数字遊びの一環として「あと何日」といったカウントダウン物も集めています。ですから上も格好のコレクターズ・アイテムになりますね、私にとっては。
 消印は豊平局47.6.23で、この日をもって昭和天皇の在位期間が16,618日となり、「昭和」が「明治」の長さに追いつきました。このことは当時のマスコミも報道していたようで、本便にも新聞の切り抜きが同封されていました。そして、興味深いのはこのカバーを作ったのは石狩趣友会の木川有(たもつ)さんだということです。郵趣歴・趣味誌歴の長い人はあっとびっくり!のハズ。自分もまた短期間ながら交流があります。何となくメールのやりとりも途絶えてしまいましたがお元気でありましょうか?。

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 左は8円カモシカ切手に立山山頂局の風景印を押した絵はがきです。右下に同山頂の雄山神社印が押され、実際に登山した証となっています。こうした移動地点や経由地が明確なハンコ類付きも好きで集めています。はがきなので郵便料金は本当は5円で良いのですが、冬山を意図して8円切手を使ったものでしょう。これを3円過納の欠陥品と断ずるものではなかろうと考えます。むしろ興味深いのは観光絵はがき自体に誤植があることです。絵はがきの写真は「新雪の室堂平と大日岳」なのですが、あろうことか室堂平を室土平と間違えています(赤矢印部分)。超有名な観光地であるだけに地名間違いはたいへん珍しいです。郵趣とは異なるものの、まあ、面白ければいいじゃないですか(笑)
 右は現行切手党なら、これまたあっとびっくり!のはずです。昭和56年元旦から和文ローラー印の構造が変わりました。年号活字の「56」が今でも見られる縦長の丸ゴシック体で、これは年号更埴式活字の特徴です。隣の昭和55年の年号と見比べれば違いがはっきりしますね。55年までは年号を印顆に直接彫り込んであったので一年間しか使えませんでした。そこで年号表示も更埴式にして数年間にわたって長く使おう、経費を節減しようというのが目的です。
 東京中央局をはじめとする全国の各中央郵便局などごく一部を除き、56年から全国一斉にこの更埴式に変わりました。ただし、欧文ローラー印は従前通りの直接彫刻方式のままでした。この記念押印物(私製はがきの裏面)は、そのことがすべて盛り込まれています。当時、年号表示の変更は特に報道発表されることもなかったので、情報を把握していた人はそんなに多くはなかったはずです。この郵趣品はたぶん「まぐれ当たり」アイテムだと類推されます。
 なお、余録として欧文ローラー印の元旦印の方は、日活字「1」(アラビア数字)と月活字「I」(ローマ数字)が左右逆になった誤植印でもあります。下の大晦日印の並び「31.XII.80」と見比べれば更埴順のミスだとよくわかりますね。

11113008 そして最後に大収穫がありました。あの名画「モナ・リザ」が一度だけ日本に来たことがあります。それは1974年(昭和49年)のことでした。それを記念して下谷郵便局で記念小型印が使われました。当時、相当数が押印されたはずですが、やはり年月の経過はシビアなもので、探すとなるとこれが見つからない。日本より外国の方がモナ・リザ人気は高く、求める人にまったく行き渡っていない状態です。
 それが図のように混入していたのみならず、別のモナ・リザ図案の小型印まで見つかりました。これはまた稿を改めてお話しすることにいたします。


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