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October 29, 2011

全国切手展JAPEX'11へ行きましょう

11102901

 郵趣11月号が執筆者用に早刷りが送られてきました。P.17の福井理事長のクローズアップ(巻頭言)にはたいへん重要な一節があります。きちんと正座して真正面から読むべきものがあります。その一部を引用することにします。

 日本郵趣協会の会員が中心になって企画・運営に当たり、収集家は出品料を支払って鑑賞するという、展覧会ではごく当たり前のことを半世紀近く前から継続してきて、今日の<JAPEX>があり、日本郵趣界の最大イベントとして大きく根付いている。それだからこそ話題も尽きることがない。展覧会は何のために誰のためにあるのか、他人(あるいは事務局)任せにしてしっかりと議論もせず、「毎年やっているのだから」という理由だけでの開催だったら、<JAPEX>はとっくに衰退していただろう。

 さすが理事長です。絶対に忘れてはならない勘所が集約されています。同じ哲学で運営資金を自ら出し合い、人的資源から開催ノウハウに至るまで、すべてを自ら汗を流して切手展を開催している関西・西日本地域の私たちの方が、いちいち身に染みて理解できます。むしろ自分は何もしなくてもJAPEXは開催されているかのように錯覚しがちな東京地方の人たちの方がリアリティーを感じにくいかもしれません。切手展とはまさに「何のため、誰のためにあるのか」を常に考えることが必要で決して他人任せにしてはいけないものです。
 先の日本国際切手展2011の反省も、まさに同じことが問題点として指摘されています。運営を請け負った広告代理店にノウハウがないものですから、神奈川県のJPS支部に実務を丸投げ。それに協力したせいで開催までのほぼ一年間、それら支部は本来の活動を停止せざるを得ないほどの自己犠牲を払ったのでした。そう、切手展は運営資金と審査員を提供すればできるものではないのです、絶対に。切手展の実務経験がない人は、このことが頭と体で理解できていませんし、その理解不足自体が致命傷であるとも気付いていません。そんな彼らには会場最寄りの小学校の児童生徒さんを招待するという極めて初歩的な広報活動さえできないでしょう(教育委員会と話をすれば済むほど簡単ではありません)。
 ですから、春の全日本切手展(全日展)の来年以降の休会決定ですらも同じことで、やむをえないどころか当然の結末なのです。
 JAPEXも近年は経費節減とイメージアップを兼ねてか、会場内の実務スタッフに若い外部のボランティアを使うようになったといいます。これに依存し過ぎると、やはり運営実務のノウハウが忘れ去られてしまいかねないと危惧しています。各部門のチーフさんの能力の高さに頼るだけではなく、やはりJPS会員のボランティア拡充を再考して頂きたいものです。特に私のような地方出身者です。各人が郷里に戻ってから後の切手展開催技術の移植効果のことを忘れてはいませんか?。

 今年も全国切手展JAPEX'11が11月4日から6日まで、東京池袋のサンシャインシティ文化会館で開催されます。全期間フリーパスの入場券500円を入口カウンターでお求めください。
(図版はガーンジー発行「国際森林年」変形小型シート・2011年)

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