同姓同名局
どなたも一度は遊び半分でやられたことがあると思います。適当な言葉で検索をかけてみると思いもよらない結果が出ることがあるという他愛もないひまつぶしです。それをebayで本気でやってネタ探しをしているたわけものがここにいる、私だ。
それを知ってかしらずか、否、確実に知っているのでありましょう、イタバシくんが図上のRECIEIPTを探してくれました。シアトルのニッポン・ステーションの消印です。1913年12月20日の日付で50ドルを日本に送金したようです。当時のシアトルは日本人移民が多かったので、わざわざこんな名前を付けたのだろうと想像されます。自分の曾祖父母もサンフランシスコで商売をしていましたし、この辺の詳しいことを知りたいものです。
一方、図下の消印は正直なところ全く説明できません(カバーより部分抜粋)。ノースカロライナのJAPANという名前の郵便局です。1940年4月19日の日付なので真珠湾攻撃の前年です。対日感情が懸念されている頃ですし、偶然とは言え微妙にまずいっぽい感じがします。現在ではとっくになくなっているようですが、まあそりゃそうでしょ。これも可能ならばもう一歩踏み込んだ詳しいことを知りたいものです。
アメリカ以外でも日本の地名や固有名詞とそっくりの同姓同名郵便局はちょいちょいあります。あほあほ的テーマ(ですらない?)ので、皆さんも息抜きにどうぞ。笑えます!。
Comments
シアトルの郵便局は、「郵趣研究」2008-5(84号)の萩原海一氏の発表「日本人が創ったシアトル郵便支局」で、詳しく紹介されています。
Posted by: yokohiro | July 24, 2011 03:58 PM