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June 23, 2011

沖縄終戦

11062301

 今から66年前の1945年(昭和20年)6月23日,日本軍沖縄守備隊の組織的戦闘が停止(壊滅)し、沖縄が実質的に終戦となりました。これより8月15日まで、またアメリカでは日本政府が降伏文書に署名した9月2日を終戦とみなすことが主流のようですが,いずれにせよそれまでの約2ヶ月間はアメリカ軍による沖縄武力制圧時期となります。
 その間の歴史を語る郵便については日本のものはほぼ皆無。一方,アメリカの軍事郵便物は大量に残されています。自虐史観的なことは書きたくないのですが,何せモノがないというのは致命的です。私が所持しているものもアメリカ軍のそれにならざるをえません。
 左上の差出人の住所にAPO 245とあります。Army Post Office No.245の略で第245軍事郵便局という意味です。これに関しては郵趣上の研究が解明されていまして、沖縄上陸作戦が始まった1945年5月から1946年2月20日までの約9ヶ月間にわたって伊江島に置かれていました。消印は8月7日なので、前述の通り武力制圧時期の実逓カバー(検閲便)です。
 差し出したのは第301戦闘機隊のキャプテン(大尉?)J.M.Satterfieldさん。PASSED BY EXAMINERと表記された紫色の検閲印の下にも同キャプテンのサインがあります。つまり、ご本人が郵便検閲の担当官でもあったことを意味します。検閲官自身も郵便を出すことはありますから、たまに同様例を目にします。一方の日本軍の場合は部下(副官)に検閲してもらう(?)ことで、このような重複を避けたようであります。
 J.M.Satterfieldさん、フォートリーベンワースのMILITARY REVIEW(軍事研究)誌に一体何を書き送ったのでしょうか。残念ながら内容物は残されてはいませんでした。

【若干の余部があります】
 8月15日以降の、いわゆる日本降伏後の沖縄関係のアメリカ軍実逓カバーの余部が若干あります。沖縄本島に置かれた軍事郵便局のもので、5000円程度でよろしければお譲りできます。画像もお送りできます。興味のある方はメールをください。

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