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June 01, 2011

世界で2番目の緑化運動切手

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 昭和23年4月1日発行の全国緑化運動が、世界で2番目の緑化運動切手(キャンペーン切手)であることは知っていました。稲束50銭官製はがきの裏面を利用した押印台紙は、経年変化によるヤケは発生しているものの、昭和23年といういまだ物不足の時代にあってはかなりまともなできばえです。珍しい緑色の特印がひときわ目立ちますし文言も左書き表記で新生民主主義国家っぽいですね。長崎切手文化クラブの銘なのに熊本の消印とは何?とは思いましたが,端正な作りなので迷わず購入しました。これを販売していたのは福岡県行橋市のおなじみパインスタンプさん。今回もまた松本店長さんに「何でこんなもの買うの?」と冷やかされながら拾ってきました。
 こういう時こそ内藤陽介さんの郵趣文献。「濫造・濫発の時代」P.78にきちんと説明されているではありませんか。長崎郵便局と長崎切手文化クラブの共催で開催された切手展(4/3〜4/5)で、長崎局が熊本逓信局から特印の印顆を借りて押印サービスを行いました。その印色が緑色であったことや、局名が「熊本」のままであったことなどから収集家の間で物議をかもした、とあります。これにより切手発行初日の日付のまま押印していた、いわゆる「後押し」であることも明らかです。郵趣文献に載っている郵趣品、それも数が限られているローカルなアイテムを実際に入手するというのはなかなかいいものですね。
 さらに同書によりますと、白地のマージン部のない全面緑色印刷は、当時のハンガリー切手のデザインを意識したものだということです。確かにそう言われてみるとよく似たイメージです。そんな面白トピックもあったとは!。ハンガリーの人と交流する機会があればぜひ伝えたい物語ですね。
 さて、今週末の6月4・5日は山口県下松市で<スタンプショウ周南'11>が開催され,パインさんも販売ブースを出店されます。同じ品物が数枚残っていましたからまだ入手のチャンスがあります。ご希望の方はぜひスタンプショウ周南にお越しください。会場はザ・モール周南3Fイベント広場です。

 松本さーん、1枚200円はどうも安過ぎみたいだよ。

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Comments

horimotoさん 明日、スタンプショウ周南に出かけます。在庫があれば買ってまいります。その時はこのコメント欄にご報告しますから、それから郵送先などをメールで知らせてください。なお、もしも売切れでしたらコメントを出しませんので、その旨お含みおきください。

Posted by: すぎやま | June 03, 2011 at 07:53 AM

小生も是非とも欲しいですがお願い出来ないでしょうか?

Posted by: horimoto | June 02, 2011 at 11:34 PM

 思わぬところで拙著がお役にたったようで、なんだかとても嬉しいです。じつは、きょう(6月1日)が、自分のブログを始めてちょうど6周年の日なので、思いがけないプレゼントを頂戴した気分になりました。

Posted by: 内藤陽介 | June 01, 2011 at 03:17 AM

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