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December 2010

December 31, 2010

今年もお世話になりました

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 昨日夕刻まで仕事をしていたことはtwitterでもつぶやいておりました通りです。やっと大晦日は休める算段がつき,改めて今年一年お世話になりました方々へ心より御礼申し上げます。何くれとなくご恵送いただいているにもかかわらず、個別にお礼状を差し上げることもせず、たいへん心苦しく思っています。ブログへの掲載でその意を汲んでいただければありがたいです。
 書体等の変更となった低額普通切手が、12月も後半になってから全国各地に行き渡り始めたようです。JPS高知支部の窪田さんからは12月27日付の高知三里消印で,JPSポーランド切手部会の山本さんからも28日付の明石朝霞駅前消印の速達便を頂戴しましたので図版として掲げさせていただきました。ルーペで覗くとコート紙であることも幸いしてか、電子製版によるきれいな菱形のスクリーンドットが見えます。これは明らかに別種・新種の切手ですね。
 新年早々,正月明けにも何か発表が予定されているそうです。わかりしだいtwitterでツイートしましょう。基本的にどなたも拒否はしませんので、たくさんの方のフォローをお待ちしています。
 それでは良いお年をお迎えください。

【大晦日にぴったりの私のお気に入り】

これも

これもなかなか(懐かしいね)

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December 25, 2010

Stampedia(スタンペディア)のお薦め

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 今から20年ほども前、お江戸で東日本交換会なる小さな会を開催していました。その時からの知り合いで、当時は確か東大に入ったばかりぐらいじゃなかったかな。お父さんも知られた郵趣家で、多くは語らなかったけれども、たぶん彼もその影響を受けたものと思います。
 切手収集というのは聞いただけでは必ずしも良いイメージが湧かないのですが、本格的な郵趣家、それもフィラテリスト(Philatelist)と呼ばれるレベルにまで到達すると、デスクに向かって研究に取り組むその後ろ姿は、さすが150余年の歴史を持つ国際的な学術だけあって、神々しいアカデミズムを感じるものです。その空気感を彼ほどの者がまったく感じなかったわけがない。
 その彼も、せっかく東大に入ったのに陸上競技に明け暮れ、おかげでスギヤマ某からは「脳みそが筋肉」とかなんとか、わやくちゃなことを言われておりました。社会人になってからはしばらく疎遠でしたけれど、東北楽天ゴールデンイーグルスが誕生した際には、楽天側の組織人としてニュース映像で彼の姿を目にして「一体、な、な、何をしちょるん?」とびっくりさせられたものです。と、計2回も驚かされたというのに、このたび3度目のびっくりを皆さんと共有したいと思います。

 彼の名は吉田敬。よしだたかしと読みます。Stampedia(スタンペディア)というインターネット上のオンラインカタログ・プロジェクトの主宰者です。彼曰く「世界で5番目の世界切手カタログを目指す」のであります。実は、少し前にグランド・デザインの話は聞いており、公表のタイミングを探っていました。数日前、出来の悪い方から数えて2番目の後輩こと板橋祐己くんが、委細を知ってか知らずかStampediaのことを自分のブログにざっくり書きやがりました(←よくわかっていると思うけど全て褒め言葉です)。改めて吉田さんに訊ねましたら、基幹システムの整備も完了し全面公開の機は熟したとのこと。ならば志向してHYPER Philatelistにおいても喜んで皆さんにご紹介することにしました。既に右リンク欄にも掲載してあります。
 切手カタログはフィラテリーを支える最も重要なインフラです。そのデジタル化もまた極めて重要な仕事ですが、過去の事例では必ずしも成功しているとは限りません。かのスコットカタログでさえ、デジタル・オペレーションの意味を正しく理解できておらず新版の発行が途絶えている状況です。その点で、IT分野に軸足をおいている仕事から、私は吉田さんに非常に期待しています。
 実際の採録国はまだ少なく、現時点ではアイルランド、イギリス、フランス、モナコ、ポルトガル、イギリス、タイの7ヶ国。しかし、順次拡充される計画なので暖かく見守っていただきたい。
 また、これが一番重要だと思っているのですが、せっかくパソコンが使えるのに外国語に対する苦手意識過剰でドメスティックなレベルに留まっている貴方、これを機にメンバー登録して外国語に慣れるチャンスとしてください。数ヶ国語が選べるのでさしあたって英語を選択してください。そこに並んでいる英文は中学生英語で十分理解できる平易で明りょうな文章になっています。そのことに関して吉田さんは何も言っていないけれど、非常によく吟味された文章表現で、そこに英語を母国語としない人々にも普及していこうというインターナショナル志向の強い意志を感じました。下にスタンペディア・プロジェクトのコンセプトを原文のまま掲載します。これが理解できれば何もおそれることはありません。
 よくわからなくてもまずは試してみるのが前進するための基本姿勢です。彼とそのプロジェクトに全幅の支援をお願いしたいと思います。

Stampedia was started on 1st Dec. 2009 to be the 5th world wide postage stamp catalog publisher in the future.
We want to show you all the postage stamps ever issued on the internet it'll take a long time.
We will also plan to make Stampedia the place where Philatelists can also have fun in blog, communication, exchange stamps, wantlist service and so on.

(注記)
 2011年夏以降、ファンタスティック・スタンプクラブ(FSC)の東京例会を準備中です。その際には吉田さんじきじきにStampediaの使い方に関するレクチャー、セミナーを行って頂けるよう計画中です。StampediaはFSCの指定標準カタログのひとつにしましたので、その点もご期待ください。

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December 23, 2010

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 2011年1月11日にイギリスが発行する"FAB:The Genius of Gerry Anderson"の速報です。ロイヤルメールから届いたインフォメーション・パンフ「first」から一部抜粋しましょう。いいね、これ。

↓レンティキュラー印刷の小型シートはこちら。

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↓単片6種セットはこちら。キャプテン・スカーレットもいます。

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December 22, 2010

CM:パンダ・チーズ(エジプト)

 パンダ・チーズという商品のTVCMです。まるで『あの国』の本性を如実に表しているかのようです。いやあ、エジプトもなかなかやるなぁ。

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美しいタイポグラフィーの切手

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 図はアオヤマスタンプさんで購入したフランス切手のFDC(上)とマキシマムカード(下)です。どっちがいいかなあと悩んでいたら”迷った時は両方買ってしまえ!”なる天の声が聴こえてしまい、こうしてそろい踏みとなりました。ポスター・アーティストにしてタイポグラフィーのデザイナー、Raymond Gid氏主宰の「LA TYPOGRAPHIE」誌創刊50年記念切手です。
 タイポグラフィーとは活版印刷時代からある言葉で、金属活字およびそのデザインを指していました。今では活版は廃れてしまいましたので、書体やパソコンのフォントのデザインなども含まれます。それ自体デザインの一分野として確立しているものですが(だからこそ記念切手も発行されうるのですが)もともとが活字という意味だったこともあり単なる印刷部品としか理解されない時代が長く続きました。日本でも書体ごときに著作権があるのか?と議論されたこともありました。しかし、重ねて申し上げますけれどもタイポグラフィーは断固としてデザインの一分野です。
 そんな背景もあって、タイポグラフィーを主題にした切手はまだまだ少ないです。少ないながらも上図のように非常に優れたデザインの切手ばかりでほぼハズレというものがありません。題材が文字という記号であり、それ自体が洗練されたフォルムを伴わなくては成立し得ないからでもあります。ただし、装飾的なデザインを好まれる向きにはなかなか共感しにくいと思います。
 もうひとつ例を示します。下はカナダが2006年に発行した「グラフィックデザイナー協会50年」記念切手田型貼りの公式FDCです。Canadian Graphic Designの頭文字の"g D C"と数字の"50"を組み合わせ、カナダを象徴する動物のビーバーを表現しています。視覚トリックを用いたケレン味があるものの、これもタイポグラフィー切手に含めてもいいでしょう。文字自身が持つフォルムの美がきちんと伝わってきますので。

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 自分は職業柄、切手の書体をも常に注意しています。ふるさと切手もその最初から、それまでの日本切手にはなかった書体で「日本郵便」と表記されてることに気がついていました。その後、記念・特殊切手に限っては、様々な書体が相当な自由度を持って使われるようになっていきました。このたびの普通切手の書体統一も、その文脈の中で眺めてみることをお薦めします。

ーオマケー
 Raymond Gid氏がデザインした書体、その名もレイモンドは、残念ながらパソコンのフォントとしてプレインストールはされていないようですね。そこで、MacでもWindowsでも標準装備されているヘルベチカ(Helvetica)というフォントについてご紹介しましょう。1957年に発明されて以来、その使いやすさから世界的に席巻した代表的な欧文フォントです。
 最初の動画はいかに日常生活のすみずみに至るまで使われているかを示しています。屋外のインタビューではヘルベチカの文字の前に居るのに気付いていない風が面白いです。下の動画はヘルベチカをモーション・ピクチャー仕立てでその歴史を物語っています。いやあ、かっこいいですねえ。ってこれを見ている貴方もあたりを見回してみてください。すぐ身近なところにヘルベチカがあるはずです。もちろん、切手にもたくさん使われています(特にオランダ、スイス)。

【What do you think of Helvetica?】

【Max Miedinger - Typography Assignment】

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December 21, 2010

ジブラルタル

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 1885年12月28日、パリのグラン・カフェでルイとオーギュストのリュミエール兄弟が考案した映画(シネマトグラフ)が初めて一般に公開されました。それから100年になるのを記念し、1995年は世界各国で記念切手が発行されましたが、図の英領ジブラルタルの切手が群を抜いた出来だと思います。世界的に有名な俳優・女優のポートレイトの光り具合がまさに映画のライティングそのもの。それを際立たせているのが背景のグラフィックスで、ぐっと明度を抑えた空間の奥におぼろのように国旗が描かれています。このコンストラストがたいへんに美しい。これこそフイルム映像の再現、ヨーロッパの色彩美です。率直に素晴らしい。

 ところがひとつ大問題があります。これだけ良質な切手を発行しているというのに、同郵政の現在の通販部門が完璧なおばかなのです。にわかには信じられないでしょうが、注文した品が間違いなく送られてきたことが一度もないのです。毎回何かが抜けている、取り違えている、まったく関係のないものが入っているといった状況で、正直なところ、アジア人だからとからかわれているのかとすら思いました。
 そしてついに今年の夏、注文した額のほぼ倍額に相当する2009年のイヤーセット(もちろん注文などしていないもの)がなぜか送られてきました。もちろん、クレジットカードの引き落としは注文時の金額のみ。私は大儲けですが要らんもんを送られても困りますわな。話はそれだけではありませんで、数週間後にはお釣りだといって全然違う人宛の小切手が送られてきました。
 さすがにこりゃあイカンと思い、セールス・マネージャーあてに今までの苦情を目一杯、そりゃもうちびりそうなくらい書き連ねて小切手を返送しました。国土も人口も少ないため、海外のお客さんに切手を売らないと成り立たない郵政事業体のひとつなのですからしっかりせえよ!ということです。
 ちょっとばかり利口で英語が喋れる大阪商人はおらんかー?。ビジネスのやり方を教えるとかゆって乗り込んでしまえ!。ジブラルタルなら簡単に乗っ取れますよ、ちょろいよ(笑)。

 ウィリアム王子の成婚記念切手も既に図案発表しているジブラルタル。企画も結構いいのでオンラインショップをご紹介はしておきますが、恐い人は真っ当に郵趣サービス社さんでお買い求めください。英語でケンカじみたやりとりも辞さない根性のある方のみどうぞ。

<ジブラルタル郵政オンラインショップ>
http://www.gibraltar-stamps.com/

【図案説明】
1)オードリー・ヘプバーン(1929-93)ベルギー出身
 タブのポスターは「マイ・フェア・レディ」
2)ロミー・シュナイダー(1932-82)オーストリア出身
 同「ルートヴィヒ -神々の黄昏-」
3)イブ・モンタン(1921-91)イタリア出身。後にフランスに移住。
 同「愛と宿命の泉」
4)マリリン・モンロー(1926-62)アメリカ出身
 同「お熱いのがお好き」
※ちなみにこれが今でも300円くらいで入手できます。ね、いいでしょ!。

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December 16, 2010

お知らせ

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 年末年始の繁忙期に既に突入しています。当分の間、郵趣のための時間が取れそうにないので、あらかじめ失礼のないように諸々お知らせいたします。

■旧谷信勝コレクションの無償分配
 返信用封筒をお預かりしていますが、荷詰め・発送の手がありません。何とか年内、ただし仕事納めのさらに後に第2回を発送したいと考えてはおります。今回は実逓カバーやFDC類が主体となる予定です。長々とお待たせして申し訳ありませんがご理解ください。

■相互リンク追加
 いち太郎さんの「あずましい風に吹かれて」ブログと相互リンクさせていただきました。右リンク欄に追加済です。どうぞよろしくお願いいたします。

■ファンタスティック・スタンプクラブ(FSC)
 第1回発足例会の参加申込が少しずつ届いています。来年1月末のことですから参加表明が本格化するのはこれからでしょう。
 今のところわかっているのは、変形切手収集の第一人者・荒牧裕一さんが重品を多数ご持参・分譲頂けるほか、アオヤマスタンプさんも若干数の販売品を携えて参加してくださいます。ご期待ください。
 なお、期待のふぐ料理は、お一人様8,400円という気合い入りまくりのコースを予約しておりますのでガッツリ呑み食い致しましょう(笑)。とりあえず確定している4人を予約済です。若干名の追加は可能だそうですが、やはり本場山口県のしかも旬の季節ですから、ご希望の方はなるべくお早めにお願いいたします。なお、お店は例会会場から歩いて行ける「佐じか」さんです。

■年賀欠礼ご容赦ください
 以前より申し上げておりますように、日本郵便民営化に合わせて個人的な年賀状交換は辞退させていただいています。気持ち的には年賀状交換から引退させていただいた感じです。

 おしまいになりましたが画像の説明をいたします。今月初めの博多での即売会でピックアップしました。何かと国際的批判の多い日本の捕鯨に関係したテーマであることから入手しました。捕鯨船・日新丸(おそらく二代目)が描かれているほか、旧大洋漁業のマルハのマークがアレンジされている点にひかれました。往時は国策でさえあった捕鯨とはいえ、一企業のシンボルマークがデザインされているのは非常に興味深いです。今なら確実にムリでしょう。(データ:横須賀26.10.20)
 

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December 08, 2010

キューイ

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 本日12月8日のお昼休み(12時30分頃)、ゆめタウン新南陽店にて撮影。まわりにこれだけ同業他社のキウイが並んでおり、かつまた当該商品のパッケージにもキウイと書いてあるにもかかわらず・・・キューイと書くか?。しかも本日のイチ押し商品である。いいのか、愛媛県人!。

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December 07, 2010

台北花博

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 マサスタンプこと山本誠之さんから送って頂きました。2010年台北花博の記念切手(10種連刷シート)です。なんだかこれに似ている気もしますが、楽しい催事ですからまあいいぢゃありませんか(笑)。切手の出来も日本のふるさと切手みたいですけど、まあいいぢゃありませんか(笑)。何かにつけ「me too」の文化が社会に浸透しているお国柄です、はい。

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