« September 2010 | Main | November 2010 »

October 2010

October 31, 2010

個人情報の取り扱いについて(8)

101031_01

 今日10月31日は地元防府市で「やまぐち切手の集い'10」が開催されました。夢のある切手を楽しく集めることを目的とした「ファンタスティック・スタンプクラブ」の設立について、JPS防府支部長の斎藤氏にも快諾をいただきました。詳細は近日中に本ブログに掲載できると思います。しばしお待ちください。
 これで安心して出店ブース回りのスタートです。相変わらずはがきをひっくり返して見ていると、パインスタンプの松本さんが笑いながら冷やかしに近寄ってきます。そんな時に見つけたのがこの暑中見舞はがき。「本年は下の絵をかきましたのでお目にかけます」の一行に目が止まりました。改めて表面を見て納得。差出人は誰あろう、切手デザイナーとしてつとに有名な大塚均氏でした。通信文は昭和58年用官製暑中見舞はがきの裏面画を手掛けましたよ、という意味だったわけです。
 大塚氏は昭和30年代から初日カバーのカシェを描いたりもされており、郵趣シーンには数多くの作品が残されていますし自分も肉筆カシェ入りFDCを所持しています。氏は山口県のご出身ですから、ふるさとの知縁者あてに送られたものでありましょう。山口県関連の郵趣アイテムとしても一目で気に入りました。地元ならではのうれしい邂逅です。
 著名切手デザイナーであること、直筆または原画担当された郵趣関連品も数多く残されていることから、今回に限っては公人扱いとしてブログに公開してもかまわないだろうと判断しました。
(参考:消印は越谷58.8.3付の和文機械印)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 27, 2010

遺品コレクション整理3日目

101027_01

 某大家の遺品コレクション整理3日目です。毎日30分〜1時間の範囲内で行うことを決めてスタートしたわけですが、既に何点か興味深いアイテムを掘り当てています。HYPER Philatelistの視点で臨んでいるので、ちょっとひねったものがターゲットになります。もちろん、当然ながら全体量からすればまだ1%も見終わっていない段階です。

 さて、アメリカがエルビス・プレスリーの切手を発行したのは1993年1月8日。その時のバックグラウンドからご紹介します。
 『エルビスが亡くなって以来、アメリカ郵政公社にはファンから何千通もの切手発行を要望する手紙が殺到した。92年、郵政公社は”エルビス切手”の図案を公募し、最終審査に残った「若きエルビス」、「熟年のエルビス」の2点から、国民投票によって前者の採用が決定された。そして、93年1月8日、ついに切手の発行が実現。若い頃のポートレート「若きエルビス」の図案は、旧式の大型マイクを片手に歌う姿が、いきいきと描かれており、今にも彼の歌声が聴こえてくるようだ。』
(出典:郵趣サービス社「ワールド・トピックス」頒布会の解説リーフより)
 その時の投票用紙(はがき)の実物が出てきたのです。人気投票が行われたことは上記解説文の通りではありますが、当時、日本国内では目にしたことはありませんでした。郵送先がメンフィス郵便局のエルビス私書箱宛なんて洒落てますねえ。実際の投票に供されることなく17年もの眠りから覚め、今こうして私の手許に飛び込んできたのも運命でしょう。

101027_02
(左:投票面 右:通信面)

 自分は1961年生まれなのでエルビス世代ではありません。ビートルズ世代ですらなく、さらにその後のジェネレーションに属します。ですが、わずかながらもつながりを感じているため、エルビス切手関係も収集しています。それは、エルビス主演映画「ブルー・ハワイ」の音楽のうち、Can't Help Falling in Love, Beach Boy Blues, Rock-a-hula Babyの3曲が、自分の誕生日の1961年3月23日に録音されているからです。
 下のエルビス切手(小型シート)のシート地に「BLUE HAWAII」の表記が見えます。これを10月24日の切手のフリーマーケットin広島で入手したばかりですので、やはり何かしらの縁を感じます。

101027_03_2

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 25, 2010

有意義な話

101025_01

 昨日は切手のフリーマーケットin広島2010が開催されました。そこでマサスタンプの山本さんと、実に有意義な話で盛り上がりました。そのテーマとは・・・・・


血糖値


 悪いことは言いません。うに・トロ・いくら丼なんて、おっさんにとっては毒でしかありません。長生きするためにお互いに自重いたしましょう。冷えた生ビールなんて、あーた、そりゃ三ヶ月に一回で我慢です。

(マサさんの旅行記は必見です!)
http://flyingstampdealer.seesaa.net/article/166079520.html

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 24, 2010

コレクションの引き継ぎ

101024_01

 某大家の遺品コレクションの一部を一括して購入しました。日本切手の分野で有名な方で、いわば片手間に集めていたらしい外国切手の塊(かたまり)です。その量、段ボール大箱で4個分。自家用&業務用の日産ADバンの荷台にぎりぎり入るボリュームでした。
 長い間箱詰めになっていたせいでシミ等の発生は逃れようがなく、かつまたアメリカと国連が多いというマイナス要因が重なって(なぜマイナスなのかは後述)、プロのディーラーさんには不向きな面もあったとの話を小耳に挟みましたが、既におわかりの通り、私は人が見ない面、見逃してしまう面をターゲットにする収集スタンスなので、価格とのバランスから勘案してもかなり良い買い物でした。毎日30分でも決まった時間を割いて、こつこつ捌いていかなければ簡単には終わりそうにありません。今週から計画的に整理作業を進めるプランです。
 基本方針としてはまず、状態の悪いカバーは躊躇せずに捨てることにしました。燃えるゴミとなります。次に発行枚数が膨大で世界規模で"ありふれている"アメリカと国連も捨てます。細かく整理しても収集家の交換会・即売会でさえ1枚10円でも買い手がつかず、コスト・パフォーマンスが非常に悪いからです。さらに、アメリカ切手の裏糊は非常に強く、湿度の高い日本の気候のもとでは容易に切手どうしがくっついてしまい、総合的に勘案すると捨てた方がメリットが多いです。ちょっと刺激的ではありますが、それが現実です。
 その他には、スウェーデン、イギリス、スイスなどの保存状態の非常に良い切手帳完本などが含まれており、それらは来年にも発足を計画している(ほぼ正式名称)ファンタスティック・スタンプクラブの例会席上で分譲できるよう整理をします。スラニア彫刻の切手の中でもトップクラスに属する、図のハヤブサ切手(スウェーデン・1981発行)、その切手帳完本もその一例ですから期待していただいてよろしいかと思います。
 とは言うものの、状態に遜色のない切手はしばらくの間まとめて保存し、郵趣催事で無償提供する等の有効再利用を考えています。これにはアメリカ、国連も含みます。内容を問わないことを条件に、ご希望の方に無料で差し上げますので、いつものように左の「メール送信」欄からご連絡ください。切手を貼った返信用封筒を預けてくだされば、ある程度量が溜まった段階でまとめて送ります。代金も御礼も要りませんからご遠慮なくどうぞ。引き取り手がなければ、いずれはファンタスティック・スタンプクラブ等でどなたかに持ち帰っていただくことになるのですから。

(注:ファンタスティック・スタンプクラブの件は近々に計画案を発表します)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 20, 2010

第一回国民体育大会記念切手?

101020_01

 国体の記念切手は第二回大会から発行されています。そう、第一回切手は存在しません。切手投機を仕組んだ挙げ句に潰えたことで有名な、かの悪名高き切手経済社が作った知る人ぞ知るボーガスです。今でも単片状に切り離したバラ物が雑品扱いされている場面を目にしますが、先日のスタンプショウ博多2010で完全セットを入手しました。第一回から五回までのボーガスとともに、説明文(今となってはお笑い草でしかない内容ですが)を印刷した紙と銘入りポリ袋まで揃った完全セットです。

101020_02

 こうして並べてみると印刷は当時としてはまあまあ、紙質も中程度ですが用紙の断裁がめちゃくちゃですね。製造コストを安く抑えるために面付けした大判シートの状態で印刷屋さんから引き取り、断裁を自前でやった可能性を濃厚に感じます。事務用の手動断裁機は当時からあましたし、素人でもできるだろうとタカを括って自分で切ろうとする人は今でもいます。しかし、水平垂直を正確に出して切る、それも全く同じサイズで大量に切るのは慣れないとかなり困難です。割増料金を出しても断裁機で機械断裁しないと効率と歩留まりが悪く、かえって高くつくのも今も同じです。
 なお、目打は印刷で実際に穿孔はされていませんし裏糊もありません。また、後学のために改行位置もそっくり同じで以下に全文をテキスト化しておきます。

《切手経済社製模造切手シリーズ》
第1回〜第5回国民体育大会
■日本の記念・特殊切手を全部集めると現在約600種程
 あり、1965年版のカタログ値段の合計が約36万円程に
 なります。この中には時価数千円以上もする高価な切
 手が沢山あり毎年3割から5割も値上りしています。
■しかしこういった高価な切手はなかなか手が出ないも
 ので、一般には高嶺の花とされています。
 切手経済社ではかねてよりこれらの高価な切手を本物
 と同じ高級グラビア印刷を使い精密に模刻複製して安
 価に御提供して収集家の皆様に喜ばれております。
■今度発売しました国体切手シリーズは第2回より第5
 回迄の国体切手の外に、国体は行われながらも記念切
 手は発行されなかった第1回国体の架空の切手を作り
 ました。この年は昭和21年で当時の手紙料金は30銭で
 したのでその様に原画が作られました。実在はしない
 幽霊切手ですが収集家の皆さまには何かと話題を御提
 供するものと思います。
■御参考までに本物の切手カタログ値段を記しますと
 次の通りです。2回国体4種1組1,800円、3回国体
 4種1組2,000円、4回国体4種1組1,200円、5回
 国体4種1組6,000円《何れも1965年カタログ値》で
 す。

(引用おわり)
 1965年版のカタログ云々とありますので、これらが作られたのは1964〜65年(昭39〜40)頃と推定されます。東京オリンピックの切手ブームの時期と一致しますので、スポーツ図案の模造も便乗需要があると踏んだのでしょう。
 営業職はいい加減だったり言葉に誇張があるのは珍しいことではありませんね。ウソも多少は良い意味で必要です。売ろうとする商品について、買う側がひとときでもドリームを抱く方向に誘導するのは技術的にも必要です。後にいくほど句点がなくなる傾向が明りょうなこと、そして「皆様」と「皆さま」の混在といった語彙に対する若干の無神経ぶりに、そんな営業肌気質を感じます。それゆえ、最初の項目にある値上り率はウソに近い大袈裟記述なので特に注意してください。
 切手投機の方向にさえ行かなければ立派な仕事ができたでありましょうに実にもったいないことです。切手経済社が"切手は値上りして儲かる"との神話的迷信を流布し、その結果、日本のフィラテリーにどれほど大きなマイナスを及ぼしたか計り知れません。

101020_03

| | Comments (1) | TrackBack (0)

October 19, 2010

先達との交歓

101019_01

 スタンプショウ博多2010が成功裡に終了しました。私もささやかながら「面白FDC」と題したミニ講演を小一時間ほどさせて頂きました。大半が未発表アイテムだったせいでしょうか、日本切手収集家の多い土地柄にもかかわらず皆さんきちんと聞いてくださり、笑って欲しい所もちゃんと笑って頂けて安心しました。
 そのご縁でしょうか、アルコール専売制度10周年のFDCを入手しました。これは化学式が描かれた世界最初の切手であることで有名です。旧蔵者は宛先と同じ高名な収集家の谷信勝さん、差出人もまた超有名な三島良績さんです。素晴らしき二大コレクター間を渡って行った筋目正しいFDCです。注目していただきたいのがカシェ代わりに貼り付けられたサツマイモの葉です。この当時、アルコール製造と言えばサツマイモを発酵させて作るものでしたから、切手にも左右にサツマイモの葉が描かれています。しかし、そこは科学者であられた三島先生、『アルコール用にする「いも」の葉は♡(ハート形)でなく』三つ葉形状のものですと通信文に書かれ、それゆえイモの葉を貼り付けてあるのです。品種の違いによる葉っぱの形状の差異という専門的なことはわかりませんが、戦中以降盛んに栽培された品種「沖縄100号」の葉だと小さく注記してくださっているのが有り難いです。
 自分は様々なテーマにおける一番切手も集めているので、気の利いたカバーはないかと常に意識しています。ただの未使用切手を1枚買ってそれでおしまいというのでは面白くありませんから。その意味では十二分に気が利いていると思います。
 三島氏、谷氏とも全く面識はありませんが、先達の思想や哲学はこんな郵趣家便にこそよく反映されていると感じます。時空を超えた先達との交歓は、深遠なる長い郵趣の歴史を紐解いていくようでもあり感慨深いものがあります。このFDCは不肖ながらこの自分がきちんと受け継いで参ります。

◆講演依頼について◆
 特別例会・定例会など催事の規模を問わず、場を盛り上げたい時はぜひ声をかけてください。楽しくかつためになる郵趣のお話をいたします。もちろん謝礼も何もご心配は無用です。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

October 15, 2010

雨ふるふるさとははだしであるく

101015_01_3

 所用で立ち寄った郵便局で種田山頭火没後70周年記念のフレーム切手を買いました。山口、防府、周南、下松各市のほとんどの郵便局で1シート1,200円で販売中です。発行日は2010年10月8日、発行枚数は2,500シート。
 山頭火さんは私の母校・山口高校の先輩にあたり、縁あって生誕地の防府市に住んでもいますし、何より今のように有名になるはるか以前、高校生時分から好きでしたので何の躊躇もなく買い求めました。しかも、山頭火を扱った切手はこれが初めてではないかと思います。

101015_02_2

| | Comments (0) | TrackBack (0)

機械波消し

101015_01_2

 JPS調布支部の会報「調布郵趣」No.324が届きました。来月のJAPEX'01参観日程とうまく合ったので11月14日(日)の定例会には久しぶりに参加する予定でもあり、にこにこしながら誌面を開いたのでした。ところが、その6ページにヤタベ某の挑発的な記事が(笑)。
 はるか15年も前、私が遊びに押しかけて機械波消しの中でもレア物らしき科学万博寄附金付きと年賀小型シートの使用済をかっさらって行ったという。ま、当の私はすっかり忘れてしまっていたのですが、その後、それらはどうしましたか?と質問文があったのでここでお答えしましょう。上図の通り、今もきちんとコレクションしておりますぞよ。そして、ことのついでにいわゆる別納消印の概略について一覧を掲載しておきます。わがHYPER Philatelistが紙版(会報形式)だった頃、1999年7月25日発行の第2号からの抜粋です。なお、機械波消しに関する文書が発見されたため、4-1、4-2、4-3と特に細分類してありますが、印影上に端的な差異があるわけではありません。

101015_02

(最近、私をゲンコー党に引き戻そうとしているかのようなリクエストや出来事が続いているような妙な雰囲気を感じます。その気はぜんぜんないんですがねえ。)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 14, 2010

面白FDC

101014_01

 今週末の10月16・17日に開催されますスタンプショウ博多2010、その特別例会が16日に開催されます。そこでは(故)立川憲吉コレクションの解説など、たいへん興味深い企画・スケジュールが組まれています。進行予定上、最後の20〜30分ほど余り時間があるとのことで、田畑九州沖縄地方本部長じきじきに何か喋るように仰せつかりました。田畑本部長さんが初日カバーの歴史をまとめた作品を展示されますので、それに敬意を表し、自分は「面白FDC」と題して世界各国のFDC(主として公式FDC)をご披露することにしました。ブログ未公開のネタも含め、と言うより未公開の方が多いのですが、ざっとピックアップしましたらおよそ70リーフ(4フレーム強)のボリュームになりました。ためになるものから笑えるものまで、与えられた時間内で詳しくお話ししたいと思います。
 当日は勤務日なので仕事が終わってから新幹線で博多に駆けつけることになります。夕方頃の時間になると思いますが、興味と時間の余裕のある方はぜひお運びください。図の多局印カバーについても一体何がトピックなのか、不思議の種明かし話をいたします。

◆スタンプショウ博多2010のご案内はここおよびここです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 11, 2010

初めてパンダが来た日

101011_01

 スタンプショウかごしま'10で福岡から来られたNさんの販売ラウンジで入手した小型印です。消印データは「第22回年賀状版画コンクール展」東京中央48.1.13です。
 日中国交正常化を記念してカンカンとランランの2頭のパンダが中国から贈られて来たのが1972(S47).10.28。当時、既に小学6年生でしたから記憶はあります。パンダを見るために上野動物園に大勢の人が押し寄せたニュース映像は強く印象に残っています。その後のコアラ来日時の見物人の行列など、かわいい系動物人気のハシリです。それまで日本では切手はおろか小型印ですらパンダ図案の郵趣品は実在していないのではないでしょうか?。ひょっとするとこれが日本初かも、と気になって拾ったものです。
 あれから40年近くが経ち、尖閣諸島でのトラブルで日本国内での中国観は、有吉弘行風に言えば「横着クソ野郎」とすっかり地に落ちてしまいましたが、ま、なんだかんだ言ったって中国人の本音は日本に憧れていることは明らか。しかし、どんなにがんばっても中国人は日本人と比肩したり追い越したりはできないのです。戦後、日本がアメリカのようになろうとしてもなれなかったし、なろうとすること自体が間違っていたことに気付いたのと同じく、中国は中国、日本は日本なのです。
 パンダ関連の郵趣品にこだわって集めてみると、単なる動物トピカル収集にとどまらず、環境郵趣(自然保護)はもちろんのこと、外交史も見渡せる地平が広がっているように思います。が、しかし、日本のみならず世界中から(特に東南アジア諸国から)これだけ嫌われてしまうと、中国関係アイテムを集める人は激減するのではないでしょうか。中国バブルの崩壊は郵趣シーンから始まる予感がします。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 10, 2010

警告:シール切手の劣化が始まった

101010_01

 アメリカ最初のシール切手(セルフ糊式切手)は大失敗であったことは以前にも書きました(ここ)。その原因は経年変化による裏糊の変質と、それが及ぼす切手本体への油染みなどの悪影響が主な問題点でした。以後、アメリカのみならず各国郵政と切手印刷会社での研究が重ねられ、1990年代にはシール式切手が普及していきました。
 しかし、この手の問題は、実際の所やってみなければわからないものです。そして過日、先進国と言っていいオランダのシール切手貼りカバーから、切手が自然に剥離する現象を確認しました。1998年発行の「12月切手」と呼ばれる恒例のグリーティング切手です。用途はクリスマスメールと考えて良いでしょう。図のように裏糊が黄変・固化しいとも簡単に切手が剥がれました(図版は部分)。裏糊式の加貼用5c切手は何の異常もないのが対照的です。この切手を貼ったカバーは複数所持していまして、いずれも簡単に剥がれるレベルに至ってしまっています。もっと早くから劣化が起きていたのかもしれませんが、現時点から数えて12年という数字を示すことができると思います。
 今後、他の国や地域のシール切手についても観察を続けなくてはなりません。こうして剥がれた切手を別の糊を使って貼り戻す行為が正当かどうか、これがFDCだったらどうする?など、かつて経験したことがない事態についに一歩を踏み入れてしまったようです。

 下のペルー切手は今のところがっちり貼り付いていますが、よく見るとややシミが出始めています。実は、1991-95年頃のペルーの未使用シール切手はかなりひどい油染みまみれの劣化現象を起こしています。未使用保存の方が劣化が早いとなると大問題です。

101010_02
(日付は1993.4.16)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 08, 2010

他人の空似切手

101008_02

 似てない肖像切手はままあるものの、まったくの他人の空似の切手はお笑い郵趣の中でも最難関とも言えるカテゴリです。それは発見数が極端に少ないからに他なりません。しかし、このたび久々にして実にタイムリーなアイテムを確保いたしましたっ!。上の小さい画像をクリックしてください。それともニンゲンやめますか?。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

第8代ユネスコ事務局長・松浦晃一郎氏

101008_01

 すっかりトピカル切手の雄国となったギニアから望外に素晴らしい切手が発行されました。正確には「発行されていました」と言うべきか。世界の郵趣市場に出回り始めたのは2010年9月に入ってからですが、公式の発行記録は2008年10月に発行されていたことになっています。2年ものタイムラグがいかにも代理発行エージェント物という感じですが、今日はまあその話は置いておきます。
 題名は「国際地球年」で環境郵趣のカテゴリになります。潘基文国連事務総長と国連職員の松浦晃一郎氏の肖像が交互に並んだ連刷シートです。この松浦氏、第8代ユネスコ事務局長にしてなんと、山口県山口市徳地島地のご出身です。てか、この切手が出たので調べているうちに初めて気付いたというのが真相です。
 島地と言えば旧佐波郡徳地町で、地球温暖化の影響で今でこそ大したことはありませんが、かつては県内有数の豪雪地でした。やすやすと陸の孤島化するような積雪が珍しくないところでした。そんな僻村からよくぞ・・・と感動したものですからご紹介することにしました。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 06, 2010

フォルムカード第2弾:神奈川版に承認済シール

101005_01

 鉄道切手に強いアオヤマスタンプさんから伺いましたトピックスです。2010年7月1日から発売されているフォルムカード第2弾、その神奈川版に江ノ電の承認済シールが貼ってあります。上図の黄色矢印で示しました緑色の円形シールがそれで、フォルムカード本体ではなくパッケージの透明PP袋に貼ってあります。いずれも決まった場所に正位に貼ってあるところから察するに、人手によるものではなく機械貼りかと思われます。
 権利関係が生ずる題材の場合はこれからも同様の事例が発生する可能性がありますね。著作権等に興味のある方、収集テーマの方はどうぞお忘れなく。

(↓拡大図)
101005_02

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 04, 2010

個人情報の取り扱いについて(7)

101005_01

 久々の個人情報シリーズです。スタンプショウかごしまで貴重なアイテムを発掘することができたので速攻でアップすることにしました。福岡から販売ラウンジを出店されたNさんの束物の中に紛れ込んでいたものです。黒崎郵便局の消印モレ消印(抹消印)が押されていますが、図のように珍しい縦書き表示です。本来、これだけで十分付加価値があるのですが、なにげに裏返してびっくり!。わ!、不幸の手紙だぁ!。
 郵趣歴35年以上にもなりますが、公私ともに実物を見たのは初めてです。とりわけインターネット時代になってからは郵便を使ったそれはすっかり忘却の彼方に押しやられた感がありますので、なおさら貴重かと思います。そもそも、こんなくだらない郵便を受け取ったら気分が悪いのでさっさと捨ててしまうものでしょう。かのように風俗・習慣に関することがらは時代とともに忘れ去られ、その実物もたやすく消滅してしまいがちです。今後も気をつけていきたいと思います。
 なお、使用年月日はご覧の通り不明です。はがき料金20円時代の昭和51年から61年までの10年間ということ以上は不明です。ただし、消印モレ消印の使用期間が解明されていれば、もう少し絞り込めるかもしれません。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

スタンプショウかごしま2010

101005_02

 スタンプショウかごしま2010から帰ってきました。さっそくお土産のお披露目をいたします。今年は白熊をテーマに各種記念品が作成されました。記念カード(マキシマムカード的なもの)の写真は主催するJPS鹿児島支部のTさんによる平川動物園の白熊。もちろん、カード単体は非売品で参観者全員に無料配布された非営利アイテムです。その下部には白熊を描いた小型印と、鹿児島県を代表する氷菓シロクマ図案のフレーム切手で、白熊の豪華3点セットになる郵趣記念品です。これに小型印とフレーム切手の原画を描いてくださったアーティスト前夷真由美氏(まええびす・まゆみ)の直筆サインをいただきました。例により、抽選でご希望の方1名にプレゼントしますので左欄の「メール送信」からお申し込みください。当選者のみへのご連絡・発送も従前通りですのでご承知ください。
 ちなみに同展のシンボルマークは、10年以上も前の第1回開催時に不肖の私めがデザインしたものです。我ながら今見ても陳腐化していなくてなかなかいいじゃないっすか!。と、自分だけでなく鹿児島の皆さんも喜んで愛用し続けてくださるのはたいへんうれしいです。

 なお、来年の日程も決まりました。10月1・2日の第一土日曜日に同じくKKR鹿児島敬天閣での開催です。来年は九州新幹線も全線開通し、ここ山口県(新山口駅)から乗り換えなしでわずか2時間で鹿児島中央駅まで行けるとか。久しぶりに広島・岡山・大阪など西日本地区の有志でツアーを組んで乗り込む企画なんてどうでしょう。敬天閣6階の天然温泉も素晴らしいですよ。城山の遊歩道も楽しめるし繁華街の天文館もすぐ近くです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« September 2010 | Main | November 2010 »