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September 2010

September 30, 2010

郵趣の秋

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 明日から10月、本格的な郵趣シーズンの始まりです。ここ西日本地域も各地の郵趣活動が活発なので、ほとんど毎週末のようにどこかでイベントが開催されています。手始めに10月2・3日のスタンプショウかごしま2010に出かけます。
 2日の午前0時過ぎに高速に上がり、鹿児島までの片道約600kmを1,000円で行こうという魂胆です。母方の祖母が鹿児島人なので、不肖の私も四分の一は隼人の血が流れております。別名「歩く薩長同盟」とも勝手に言ってます。温泉にももちろん浸かってきます。山口県のお土産を積んで叔母さん宅へも行き、また鹿児島県のお土産を満載して3日の月曜日に戻ってきます。別名「ただのお使い」という気もしないではありませんが・・・。
 さらに16・17日はスタンプショウ博多、24日は切手のフリーマーケットin広島、31日はやまぐち切手の集い(防府)、そして11月には東京でJAPEX'10があり、久しぶりにJPS調布支部例会(11月14日)へも参加する予定です。結果、毎週のようにアオヤマスタンプさん、パインスタンプさんと顔を合わせてしまうようでもありますな(汗)。
 いずれにしても各地のみなさま、お世話になります。よろしくお願いいたします。

 図は「変わりもん鹿児島コレクション」からエリザベス2世号投函(公海上)、鹿児島港陸揚げのパクボー便で消印はKAGOSHIMA 1982年3月11日。世界一周旅行のカシェ印が押されていますが、この直後、3月19日から始まったフォークランド紛争のためにイギリス海軍の輸送艦として徴用されたはずです。詳しい航海記録を知りたいところです。

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September 28, 2010

「ガールガイド100年」特別版FDC

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 オーストラリアのオリジナル郵趣商品"Prestige first day cover"の新商品です。ガールガイド100年記念3種のうちAU$1.50切手を貼り、赤銅箔押しによる初日印それにガールガイドの刺繍バッジが添付されています。ただし、バッジは弱粘着糊で仮止めされているだけなのでオマケだと理解していいでしょう。購入先は以下の通りです。

<Centenary of the Girl Guides/Prestige first day cover>
http://www.stamps.com.au/shop/stamps/girl-guides-100/sku/1655350

▼既報の関連記事
「オーストラリアの公園と庭」特別版FDC
冷蔵庫マグネット
第93回ロータリー世界大会・シドニー2010

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September 26, 2010

山口国体マスコット「ちょるる」くん

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 やはりと言うべきか今日も仕事でスタンプショウ高知には行けませんでした。来年開催される山口国体のマスコット「ちょるる」くんの120センチモデルを仕上げていました。近日中に某所にデビュー予定です。発見した人には何か豪華賞品でも差し上げましょうか・・・。
 なお、スタンプショウかごしま(10/2-3)、スタンプショウはかた(10/16-17)、第8回広島切手のフリーマーケット(10/24)、やまぐち切手の集い(10/31)にはいずれも参加予定です。

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September 24, 2010

ナイジェリア詐欺/Nigerian Scam Letter

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 ナイジェリア詐欺あるいはナイジェリアの手紙と呼ばれる国際詐欺事件のことをご存知でしょうか。ご存じない方はwikipediaに詳しいので、まずはそちらをご覧ください。→ナイジェリアの手紙

 これがどうして郵趣に関係があるかと言いますと、電子メールが使われる以前はその主たる通信媒体が郵便だったからです。アメリカなどの欧米先進諸国では1980年代から届いていたようですが、日本ではおよそ1990年代後半に送られてきた形跡があります。英語アレルギーの強い日本企業ではろくに読まれもせず、単なるダイレクトメールかのごとく一瞥してゴミ箱行きだったようで、日本の郵趣市場にどれだけ残されているのかまったく見当がつきません。もちろん、ナイジェリア詐欺ことNigerian Scam Letter(以下、NSLと略)を記事化するのはこのHYPER Philatelistが日本初と思われますし、それゆえ、もし企業倉庫などに眠っているアイテムがあれば、陽のあたる場所に引き上げてやって欲しいと思います。

 NSLの外見的特徴は、あたかも統一したかのような通り一辺倒な姿をしています。図のように茶封筒に手書き宛名で石橋(Rock Bridge)を描く50ナイラ切手の偽物が貼られています。郵便印は本物の場合もあれば、偽印というほどのレベルにすら達していないテキトーなイモ判みたいなものもあります。ナイジェリア郵政に賄賂でも使ったのでしょう、日本へはあたりまえの国際郵便物として航空便で届いているようで、下図のように新東京国際空港局の消印モレ消印が押されている例があることからもそれとわかります。にもかかわらず航空便の表示は一切ないという点も共通項として指摘されます。

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 中身が残されている例は大切にしています。切手が偽物で消印も信用できないですから、通信文に記された日付が拠り所になる場合が多いからです。参考までに図版を示しますが、ただし、内容は地下資金のマネーロンダリングに協力してくれとか、口座を貸してくれといったロクでもない詐欺勧誘文ですんで、犯罪文書であることだけは正しく理解してください。

(↓クリックで拡大)
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 国際的なインターネット網の発達により、2001年以降はNSLの媒体は電子メールにほぼ切り替わります。伝統的な郵便による送達は消え失せたかのように姿を見なくなります。
 また、NSLとの直接的な関係はわかりませんが、2007年のUPUナイロビ大会議の席上で、ナイジェリア郵政みずからが、切手の大量偽造被害に見舞われていることに関して、その対策に国際的な協力を要請してもいます。しかし、NSLの実逓カバーを見れば郵政内部の汚職・収賄抜きにはありえないことは明らかであり、UPU加盟国の大半はさぞや白々しく感じたことでしょう。当然ながら日本郵便がNSL対策に着手したという話も聞きません。
 郵趣的には日本以外の例も欲しいところで、私個人はバングラデシュ宛を所持しています。切手はこれまた明らかなカラーコピー偽造で一目でそれとわかります。消印はまったく読めませんが、受取人の裏書きメモのおかげで1999年2月14日着とわかります。

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 宛先が企業もしくは企業トップ宛であることから、日本国内宛であってもNSLの入手は通常の郵趣市場では期待しにくかと思います。フリーマーケット等のふつうは期待値の低い状況下で不意に現れることの方が現実味があると思います。自分もとあるセール会場で同一企業宛が10通一括で売られていたのを運良く買い占めることができた経験があります。
 発展途上国における犯罪・貧困、IT技術のダークサイド、事件・事故など、NSLはただの詐欺メールだけではない解釈も可能かと思われます。興味のある方は一緒に取り組みましょう。もちろん、詐欺にだけは注意してくださいね!。

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September 23, 2010

新55円まりも

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 cbreakerさんに振られたので遅ればせながらアップしました。実は動植物国宝図案切手は10年以上ほとんど何も収集していません。明らかに時代遅れの内容です。
 平凡ですが発行当初のきれいな消印は難しいです。外信カバーなんかではあっさり発行翌月消しなんてのも持っていますが、ふつうの櫛型印(国内消)がなかったりします。また、昭和47年の料金改正以後は使用量がぐっと増えて集めやすくなりますので、やっぱり収集ポイントはそれ以前でしょう。さらに昭和51年以降はさらにありふれているので試行ローラー印(図では福山と別納使用の徳島)、大阪中央局の昭和57年彫刻ローラー印は珍しいとは思いません。
 しかし、ざっくり言うと、この切手の面白さは実逓カバー収集に尽きるのではないでしょうか。55円額面などという端数付きは特に使用例がキモと思います。小包の切れっぱしなども丁寧に集めています・・・ってか集めていました。
 東京生活に別れを告げて鹿児島に向かったのが1996年の秋。その頃には興味の対象は既に変形切手などに移っていたので、実際のところ、図はほぼ15年前のタイムカプセル状態です。ようやくインターネット・オークションが普及し始めた頃だったと思いますので、大半がミクスチャーから掘り起こしたものです。収集手法としてもプリミティブでした。それゆえ、なぜか万国博局消印があったりしますが、まーしかし、幸運とは言え使い道はないですね。

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シロナガスクジラ

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 2010年10月4日、カナダ最大の切手が発行されます。図案は普通切手における従前からの「カナダの野生動物シリーズ」の一環でシロナガスクジラが描かれ、同郵政の公式発表では128mm×49mmもあります。しかも、デカいせいか普通シートはなんとたったの2枚がけなので額面は20カナダドルにしかなりません(約1,650円)。
 製造はカナディアン・バンクノート社で、高額普通切手にふさわしくマイクロ文字やUVインクなど様々な特殊印刷技術が投入されています。特に凹版彫刻のできばえがいかにも素晴らしそうです。現物の到着が楽しみです。

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September 21, 2010

仮称:平成10円切手コート紙

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 またまた山本誠之さんから実逓便をご恵送いただきましたのでご紹介します。これが噂の平成10円切手のコート紙です(部分抜粋)。ぱっと見で従来品(普通紙)と明らかに違います。これだけ違いがはっきりしていればどなたでも区別できるでしょう。念のためにスクリーンを見てみましたらタンポポの緑色部分などのメッシュもはっきりわかりました。
 高額切手では既にコート紙が使われていますが、10円切手といった低額切手も同じようにコート紙に切り替わるのでしょうか、それとも一時的なもの(あるいは取り違えミス?)なのでしょうか。専門家の方の解説を待ちたいです。

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September 19, 2010

秋のゴールデンウィーク・スペシャル

 いい歳こいたおっさんに限ってPerfume好きとよく聞きますが私もその一味です。テクノポップのモロにど真ん中な世代なので当然であります。ハイティーンの時代に影響を受けたものは一生引きずると永六輔さんも仰っている通り、そのまんまです。
 世の中にYMOのカバーバンドは数多あるといいますが、このChiba M Oはたいへんヨイです。やるな!千葉県!であります。オリジナルも大好きなSimoon、Music Plans、Balletを特にプッシュします。これほどまでに素晴らしいのに再生回数と評価が少な過ぎると思います。繰り返しますが、たいへんヨイです。

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ポータブル・ハンダゴテWeller社BP645

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 本来は模型作りなどに使われることを想定したツールのようです。単三電池で使うことができるハンダゴテです。郵趣シーンで一体何に使うかというと、ハウイドマウントの端部・辺部の接着です。ハウイド社が販売している純正品の糊ペンも愛用していますが、これも併用して使うと何かと便利です。ハウイドの一部の開口辺を閉じてやると、はさんだ切手の飛び出しや脱落が、極めて高い確率で抑止できます。
 少し前まではほんまもんのハンダゴテを使っていましたが、電源ケーブルが邪魔臭くて困っていました。やはり、バッテリー方式のポータブル製品の登場は非常にありがたいです。なりは小さくとも500度近くまで高熱になるそうで、自分の経験では加熱開始して約10秒位の低温帯の範囲内でハウイドにちょこっと触れるといい感じでフィルムが熱着(溶着)します。それ以上だと溶け過ぎるので、最初のうちは若干の練習が必要かもしれません。
 ナフコ、ジュンテンドー、ダイキ等のDIYショップで売っているでしょう。ぜひお試しください。どうしても上手に使えない時は直接使い方をお教えすることもできます、持ち運べるサイズなので。

(↓慣れないうちは定規を当てて使うといいですよ)
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September 12, 2010

「ふるさと心の風景・第7集」再発売

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 マサスタンプこと山本誠之さんから、ほんの10分前に届きました。いわゆる「択捉島抜け」の図案ミスによる発売中止から3ヶ月、問題個所を削除した改版が2010年9月10日に再発売されました。その札幌 22.9.10付の実逓FDCです。いつもありがとうございます。
 何せ届いたばかりなのでまだよく見てはいませんが、切手自体は初版とまったく同じはず。それでも何らかのシークレットマーク(秘符)として、おばあちゃんが撒いている鶴のエサのつぶつぶの数が変わってないか、ホルスタインの白黒模様に差はないか、小屋の板塀はどうかなど一応チラ見はしましたが、めんどくさいので記念特殊切手の専門家の方にお任せします。後はよろしく!。
 わかりやすい変化としては左下のQRコードです。ケータイのバーコードリーダーで読むと、初版はKCH:01;KKC:2000000709130;で、再版は末尾が215;に変わっています。ドットのレイアウトが明らかに異なるので肉眼でも差異がわかります。

 それにしても山本さんのカバーはセンスがいいですね。グラフィックスが素人臭くないし、フォントの選び方もいいので全体的にあか抜けたイメージに仕上がっています。商品としてお金を取るに十分な美麗さを持っています。パソコンの普及で、普通の人でも手軽に自作カバーが作れる時代になりましたけれど、やっぱり道具ではないですね。センスの悪い人は何やってもいまいちですから。
 近日中に山本さんのブログに詳細が掲載されることでしょう。右のリンク欄からアクセスしてみてください。

■参考:緊急速報「ふるさと心の風景・第7集」販売停止

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September 11, 2010

生姜トムヤムクン

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 一時のタイ飯ブームは過ぎ去り、手の届くショップでパクチーの香りを得るのはたいへん難しくなってしまいました。特にトムヤムクンのフレーバーが大好きなので、コンビニでこれをめっけた時はうれしかったですねえ。辛さの奥底にあるまろやかなテイストの響きっつーんですか、あの遠い風景のような味がいいですねえ。
 女性用に辛味成分がだいぶ抑えられているので、私的にはいまいちパンチが足りないんですが、夜に小腹が空いた時にはちょうど良いです。たったの83キロカロリーしかないのに、するりと空腹感が納まる辛味食品の不思議がこれにも備わっています。
 永谷園さんにはできるだけ長く生産を継続して欲しいと願うばかりです。

■生姜トムヤムクン

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September 05, 2010

ニッケル採掘

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 ニューカレドニア郵政から新切手のインフォメーションが届きましたので注目アイテムをひとつご紹介します。図はニッケル採掘と題する3種横連刷切手です。同国の主要産品でありますニッケル産業の各場面を描いたもので、向かって左からニッケル鉱山の採掘、精錬、輸出運搬船への積み込みを描いています。オフセット印刷にニッケル箔押し加工がなされるとのことです。
 ニッケル箔は今のところ同国でのみ行われています。2003年発行の「カグー(同国の固有種の鳥、国鳥)切手帳」のうち70fに使用されたのが初で、すなわち同国初であり世界初になります(注:見た目では銀箔やアルミニウム箔と区別がつきにくいです)。本券はそれに続く2番目の導入例となります。
 発行日は2010年10月5日の予定です。同郵政ホームページにはまだ掲載がありません。興味のある方はダイアリーにメモしておいてください。

(↓フルシート)
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September 04, 2010

キセキ

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 今日のお昼、会社弁当についてきた割り箸の袋を開けたら、つまようじが割り箸のど真ん中にぴったり挟まっていました。これはお見事、キセキです。
 というのは前振りで、キセキらしいキセキとはこれです。歌っている野々村彩乃さんが下関の子とは知りませんでした。これは応援しなくては!。

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September 03, 2010

らふぁ?

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 ミクロネシアが発行した2005年用クリスマス切手です。4種のうち3種までがラファエロの作なんですが、$1のみ"RAPHAEL"とすべきところを"RAPHA"になっています。文字列末の"EL"の2字が抜けているのです。よく見ると文字列の向かって右側の余白が広く、まず間違いなく脱字ミスでしょう。しかも、同一セット内での誤表示の混在というのも面白いですね。
 しかし、ミクロネシアは図案ミスが本当に多いです。本気で心配してしまいます。

(↓拡大図)
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September 02, 2010

イタリアのフィラテリック・カード

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 世界各国のオリジナル郵趣品も好きで集めています。図はイタリアの商品名フィラテリック・カード(Philatelic Cards)で、左が「イタリア株式会社連合100年」(2010.07.17)、右が「イタリアの製品/イタリア鉄鋼会社連盟Federacciai」(2010.06.28)です。その構造がわかりやすいように前者を切り開いてみました。名刺大の厚手耐水紙カードに透明ハウイドが貼ってあり、そこに切手が差し込まれています。さらにその上からカード全体にラミネート加工してあります。完璧な保護状態です。同郵政のインフォメーションは───

Philatelic cards were invented in 1999 and have been designed to hold a new stamp. The card (5.3 x 8.5 cm) is individually packaged with a plastic mounting. This way, the stamp inside the plastic holder stays in mint condition and can be kept for collection or for sending mail.

 ということで、それなりにデザインにも力を入れてカッコ良くできています。にもかかわらずどうもイタリア本国での人気は???のようです。完璧過ぎて切手との距離感が遠いというか、触られることへの拒否感が強過ぎる、あるいはどんなに変わった切手も均質化されてしまい面白さや個性がなくなってしまっている風もあります。特に右の切手でそれを感じます。
 磁気を帯びた粒子(鉄粉か?)を透明樹脂に練り込んで表面に接着してあるため磁石にくっつくという変り種切手です。でも、こんなに堅牢にガードされていては磁石にくっつくかどうかを試すこともできません。そうなるとラミネートの一部にカッターで切れ目を入れて切手を取り出すことに。じゃあ取り出した後のカードはどうしよう???。切手を戻すのもちょっと───カードだけを残してもいいけど厚いし場所を取るなあ───センスは悪くないし専用のアルバムも販売されているので、あともう一歩踏み込んだ魅力が欲しいところです。

■Poste italiane / Philatelic Cards

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