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June 13, 2010

穿孔穴とダイカットのコンパウンド目打

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 今年2010年1月7日にイギリスが発行した「アルバム・カバー」の10種連刷シート、そのうちピンク・フロイドの「対/The Division Bell」をセレクトした10面シートが3月6日に発行されました。ご覧の通りともに変形シートなので、それ自体も収集する意義があるのですが、よくよく眺めてみますと非常に面白いことに気付きました。ポイントは、これら連刷シートはセルフ糊式ではなく伝統的な裏糊式だという点です。下に単片の表・裏を示します。
 伝統的な穿孔穴式と円弧状のダイカットが連なっています。赤矢印の部分がそうで、レコード盤が顔を出しているデザインに添ってスリットが施されています。目打針の間にダイカット刃を植え込んで同時に打ち抜いたのか、あるいは別工程(2工程)で作業されたのか詳しく知りたいところです。

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 目打穴とダイカットが直接連続しているパターンなんて想定外でしたので、自分の郵趣データベースでも項目の設定自体がありません。ですから、これが世界初のコンパウンド例なのかどうかの確認ができていません。しかし、前例があったとしてもそうは多くない感触があります。専門的過ぎる話なので郵趣誌の連載記事では取り上げませんでしたが、今月末発行の7月号の世界新切手ニューズ欄にはピンク・フロイドの連刷シートが掲載されます。興味のある方はぜひお早めに入手されてください。

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Comments

山北さんへ

 初書き込みをありがとうございました。また、何か感想でも書いていただけるとうれしいです。こちらこそよろしくお願いします。

Posted by: すぎやま | July 13, 2010 at 11:06 PM

初めまして。私は変形切手と天体切手を収集しています。私もこのイギリスの切手を入手しました。あと2000年トンガの切手も持っています。
2か月前にこのブログを見つけました。郵趣は読んでますので椙山さんの存在は何年も前から知っていました。よく研究されているなと感心します。今後の御活躍を期待しています。

Posted by: 山北雅仁 | July 13, 2010 at 01:37 PM

荒牧さん
こんばんは。穿孔目打とダイカットのコンパウンド先行例のご教示をありがとうございました。トンガのミレニアムは自分も持っていましたが、とっさには思い当たりませんでした。自分の郵趣データベースの複合目打の分類をなるべく早く追加修正したいと思います。助かりました!。

Posted by: すぎやま | June 17, 2010 at 02:57 AM

こんにちは。
穿孔目打とダイカットのコンパウンドは、私の知る限り過去に3件あります。
・2000 TONGA ミレニアム SC1028-1031a
・3003 CANADA 年賀    SC1969-1970
・2009 GREAT BRIATIN ダーウイン200年切手帳

3番目については、単片はセルフ糊式で、切手帳だけが
裏糊式で発行されましたので、注意が必要です。

Posted by: 荒牧 | June 15, 2010 at 02:50 PM

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