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May 16, 2010

公式FDCへの点字エンボス加工

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 視聴覚障害・医学関係のテーマチク郵趣の第一線でご活躍中の大沢秀雄さんからご恵送いただいたインドネシアのFDCです。1956年発行の「視覚障害者教育」寄附金付き切手4種の公式FDCです。注目点はカシェ下部、封筒左下の囲み枠部分です。ここに点字エンボス加工が施されています。エンボスによる図柄を表現したカシェはドイツ語圏でよく見られますが、点字となるとおそらくこれが初ではないかと思われます。なお、エンボスがより鮮明に見えるよう、画像のコンストラストを若干強めています。
 常々申し上げていますように、公式FDCは正刷切手に準ずる取扱をするべきではないかと思い、かつ実行していますので、このような実例はたいへん興味深いです。ありがとうございます。

 で、一転してぎゃふん!な話題を。

 「最初は冗談化かと思った」でご紹介しました、自作FDC用空白カシェ封筒の続報です。昨日、夜勤明けのままスタンプショウ周南'10へ行ってきました。パインスタンプさんのブースで下図を発見&入手しました。空白部に彫刻金属板を貼り付けたMetal Engraving FDCこと、通称「彫金カバー」です。最初に空白封筒を見た時に、どこかで見たことがあるなあとうすうす感じていたことも納得です。
 くだんの記事を発表した後、当時の新聞切り抜きなどを貼り付けた(想定される)適正使用例の発見を期待する旨のお便りも頂きました。しかし、彫金カバーこそが適正使用例とすると、それは応用使用例ということになりますね。ますます他の例をGETしたくなりました!。がんばってみます!。
 なお、彫金カバーの中に間紙が入っていました。そこに書かれていた銘は・・・・・図版をご覧ください。郵政省気付の麻布郵便局私書箱25号Japan International Philatelic Associationって・・・なんだい、全郵普ぢゃないか!。とっくに潰された団体なので思いっきり書いちゃいますが、全日本郵便切手普及協会なんて切手ブームの時は利権と汚職の温床、ブームが去った後は役立たずのお荷物で、健全な郵趣の普及に益した痕跡はごく微量でしかないクズ組織でした。私が全郵普版を一度たりとも公式FDC扱いしたことがない&決してすべきではないと確信するのはこのあたりの事情にもよります。東京オリンピック切手ブームの真っ最中でもあり、この彫金カバーのことを詳しく調べれば、おそらく付加価値狙いの汚い金のあれこれがあぶり出される可能性があります。もっとも、そんなに売れまくったという話も聞きませんし、捕らぬ狸のなんとやらで終わったような気もしますがね(笑)。

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