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May 30, 2010

国宝・ウィーン博物館の至宝(2次)

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 新切手のうち年間10点にも満たないごく数点のみマキシマムカード(以下MCと略)で購入する場合があります。通常は未使用切手で事足ります。コレクションに変化が欲しい場合は時々公式FDC、さらにこれぞと思う素晴らしい出来の時に限ってMCとなります。切手のデザインはもちろんのこと、MCとのマッチングも優れていなければならずまさに少数精鋭。切手図案をほぼそのまま拡大するMCゆえ、むやみに集めていると野暮ったくセンスのないアキュームレーションになってしまう気がするので、我ながらO型・長男にしては似合わない神経を使っています。
 図は2010年で初そして今のところ唯一購入したアイテムです。リヒテンシュタインが発行した表題の切手で、絵の部分の緻密さもさることながら、円形切手の周囲(マージン部分)の紋様までもがみっちり描き込まれています。この圧倒的な"切手の美"はMCで大きく見るに値します。オーストリア政府印刷局の製造で、同国初の円形切手でもあります。
 1950〜60年代は日常生活の中に美しい多色刷りの印刷物が乏しく、それゆえ切手の持つ美しさが目立つのは納得がいきます。しかし、現在のように白黒印刷の方が少数となると、単なるカラー表現では説得力がありません。本例のように伝統絵画に取材した題材の方がより表現力を持つというのは考えさせられます。

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 なお、発行日は2010年6月7日なんですが予約をしていたらあっさり先週届きました。リヒテンシュタインでは発行日前にお客さんに渡しても別に問題じゃないんでしょう、たぶん。

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