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April 2009

April 27, 2009

スタンプショウ'09

 駆け足のように一泊二日の行程でスタンプショウ'09を参観してきました。会期では中日にあたる25日(土)に到着して最初にバッタリ会ったのがなぜかJPS鹿児島支部長のNさん。東京がお里であることは承知していましたが、全国規模の催事ともなるとそんなことも珍しくはないことを改めて実感しました。高速料金1000円のうちに、久しぶりにスタンプショウかごしま'09に行くべし!との天啓かとも思いました。いや、たぶん行くでしょう。
 今回の参観は各種講演会の聴講が主目的でした。まずは内藤陽介さんの「切手が伝える仏像:意匠と歴史」から。それが終わると「切手の集い」の北欧切手に初参加です。最近の切手ならインターネットもあるし各郵政の広報誌もきちんと届くので問題はありませんが、ちょいと古い時代になると自分に知識がないことを如実に感じていたので、勉強させてもらおうとこの春から北欧切手部会さんに入会させて頂きました。その初めてのご挨拶に少しの時間だけお邪魔したのです。
 そして西海隆夫さんの「切手で読む古地図の楽しみ」を拝聴しました。大航海時代に海洋のフロンティアが広がるにつれ、地形図としての正確さとともに表現技法の発展の様が非常によくわかりました。
 翌26日(日)は、ついに刊行された大沢秀雄さんの「切手が伝える視覚障害」のお話。朝方に私用で手間取り、席に着いた時には終了間際で申し訳ありませんでした。その後も郵趣連載記事で紹介予定の切手の現物を確認しに目白の郵趣会館に移動です。次号5月号は特に豊作月で選抜に非常に難儀していました。最終的にブツを見ないと決めかねるほどの状況でした。
 そして新宿切手センターへも回り、旭スタンプのおばちゃんトコでくっちゃべってから山口宇部空港にトンボ返りでした。

 今回はそんなに買い物をする予定ではありませんでした。それでも1点のみ重要な要件についてご報告しておきます。下図は北朝鮮が2007年10月15日に発行したとされている2種組のDVD切手のFDCです。封筒にふたつの窓を開け、そこに顔を覗かせたDVD切手にタイ・オンするように初日印が押されています。
 ただし、これには前段のお話がありまして、昨年のJAPEX'08の時にはまだ未使用しか販売されていませんでした。これから公式のFDCの製作が始まるという情報をその時に知りました。いくら何でも「これから作る」はないんじゃない?と思いませんか。この時点で既に発行後丸1年が経過していたのですからね。経済制裁中であることなどの政治向きの話とは別に、根本的にいい加減さが桁外れにひどいのでどうにも信用できません。参考までにご紹介はしますが、北朝鮮関係は往時のアラブ土侯国以上にラベル視せざるをえない存在だと考えています。つまり、まともに扱ったところで郵趣的価値が極めて希薄だという意味です。皆さんはどのようにお考えですか?。

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April 20, 2009

ふくやま・切手バザール2009に行ってきました

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 予定通り早起きしてふくやま・切手バザール2009に行ってきました。高速料金1000円効果でどのSA、PAもけっこうなお客さんでした。自分も仕事ではないので片道3時間くらいかけてゆっくり行きました。
 福山支部のトヨタさんに事前に教えていただいていた福山駅南口地下駐車場に車を停め、歩いて数分のエム・シー福山ビル6Fの会場に直行です。福山支部はご存知A先生のお膝元で広島県東部の尾道、福山などいわゆる備後地方が主管エリアです。こちらもブースの出店も日本切手がメインで、外国切手メインの私にはちょっと手持ちぶたさではありましたが、それでも何かしら拾って楽しむ腕は持っているつもりです。SEVENのオノダさんとこで@10円均一の外国切手をいくつか買わせてもらったのを手始めに、ざっとブースを巡った成果が上図の小型印です。印影図だけでは何だかわかりませんね。押印台紙の切手展出品目録の全体図を下に掲げます。わかりますよね、小型印は「郵便と生活展記念」で目録は「生活と郵便展」となっていて催事名称自体があべこべです。単なる申し合せ事項の連絡ミスの可能性が最有力かとは思いますが、こういうワーディングの食い違いはおよそ徹底して嫌うメンタリティを持っているのが日本人たればこそ。ケアレスミスとはにわかには信じられません。日中友好と中日友好の違い、みたいな大人の事情でもあったのでしょうか。
 ともかく、雑品扱いされることが多い切手展関連アイテムも、よくよく注意して見れば面白い現象に当ることもありますよということです。
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 そしてまた、こんなすごい実逓封筒もGETできました。某福山支部員さんあての実逓封筒で消印は福山(H)9.3.19。差出しは同市内のブティックです。
 封筒に使える色彩は前世紀末頃から規制緩和の一途を辿っています。家電量販店さんのDMなどは真っ赤っかな封筒であることも珍しくなくなりました。それでも真っ黒というのは他に見た覚えがありません。そもそも郵便番号枠がこれでは機械読み取りが機能しないと思います。もちろん切手以外の部分に押された消印はまったく読めません。本便以外に平成5年の使用例も入手しましたし、このブティックは、おそらくファッション性優先で相当長期間にわたって黒封筒を使っていたようです。
 郵便番号も7桁になり、バーコード印字もすっかり当たり前になった現在、今も真っ黒封筒を使っているのかどうか、制度として当時も今も問題はないのか、そして私的には大ウケのこのアイテムが福山支部では話題になったのかどうかに興味がありますね。だって、漆黒の封筒にタキシードを着た幼き美空ひばり切手の貼り合わせが黒色揃いでカッコイイじゃないですか!。立派な変形郵便の一種だと思います。
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 正午過ぎ、早めに会場を後にして帰路につきました。福山SAでたまたま買った「おたんこ茄子」が想像以上の旨さで、これも今回の遠出の成果でした。(わさび漬け系はおおむね何でも大好物でして)
 次の週末はいよいよ東京・浅草のスタンプショウ2009です。その後もスタンプショウ=ヒロシマ09と郵趣イベントが続きます。高速料金1000円期間中はフルに利用して久しぶりに鹿児島にも行ってみようかなと本気で考え始めているところです。

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April 18, 2009

合法的事前発売か?ー切手趣味週間2009

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 4月10日〜16日に開催された国際切手展CHINA2009に出かけられたマサスタンプこと山本誠之さんから図のような日中コンビネーションカバーが計3通届きました。既にご存知の通り、今年の切手趣味週間切手は同展を祝う意味合いも兼ねて日中両国の絵画が題材になっています。中国の消印は、河南洛陽2009.04.10です(「陽」の字は簡略体)。
 しかし、切手趣味週間切手って20日の発行ですよね。今日は4月18日なので、なんで発行前の切手がここにあるのでしょう???。あわてて郵趣4月号を見返しましたらありました、P.24にこの秘密を解く鍵が。

 『4月10日(金)〜16日(木)、中国洛陽市の洛陽博物館で<CHINA2009>が開催される。日本郵便もブースを出展し、「切手趣味週間」切手を貼り、特別なスタンプ(印の種類など、詳細は未定)を押印した台紙を発売する予定。なお、この台紙は会場(洛陽)のブースでしか販売されず、日本での取り扱いはない。』(以上、郵趣2009年4月号P.24右下囲み記事を引用)

 なるほど!、切手展会場限定で発売された記念台紙をわざわざ解体して日中コンビネーションカバーの形で実逓使用してくださったものですね。あくまでもその結果として、本来の切手発行日以前の消印が押されたのですね。貴重なものを恐縮です。ありがとうございます。
 なお、特別なスタンプというのは日本切手に押されている下図のハンコ(↓)のことですね。シンプルでなかなかいいじゃないですか。ゴム印のようですからインク浸透式ですかね。また、いただいた3通とも正位に押されているので機械印でしょうか。詳しいことをご存知の方がいらっしゃいましたらコメントでフォローアップをお願いいたします。

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April 17, 2009

第2次・CD-ROM付き切手

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 2008年に世界最初のCD-ROM付き切手を発行したブータンが、第2次として2種の発行を計画しているとのことです。現時点では詳細は不明ですが予定図案の画像を入手しましたのでお知らせします。第1次同様、紙製のCDケース裏面にセルフ糊が付いているいわば一種のステーショナリーで、その中にあたかもオマケかのように1枚のCD-ROMが入れられているスタイルのようです。
 詳しいことがわかりましたら改めてアップロードします。

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April 12, 2009

ふくやま・切手バザール'09

 そうだ、高速道路料金が最大1000円なんだし19日(日)のふくやま・切手バザールに行ってみようかな?と思い至りました。尾道、福山なら仕事でもちょくちょく行ってますし。
 地元の山口県内であっても萩、長門、津和野(これは島根県)など、県外の人から見ればけっこうな観光地でも、仕事で行ってるとプライベートで遊びに行こうという気分にはなりにくいんですよねえ。ましてや県外ですからこういう機会でもないとなかなか。せっかくですからスケジュールを調整してみます。

(↓詳しくはこちらを参照)
http://homepage2.nifty.com/stampseven/fukuyama/

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April 06, 2009

分割図案もどき切手

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 いろいろなテーマを定めて(思いついて)はちょろちょろ集めていますが、テーマ自体が増えてきたせいもあってか、同好の志はいないんじゃないか?みたいなコアな対象もあります。そのひとつが「分割図案」です。上掲のように左右または上下方向に図案が分割され、ペア以上のストリップで反復される図案全体が見えるというものです。こんなグラフィック上の遊びも視覚トリックの一種で面白く感じるのですが、興味を持って頂けるのは何人いるかな?な世界です。でも、日本切手にもありますので探してみてください。
 して、上掲の横3連ですが、よーっく見たら厳密な意味での分割図案切手ではないですね。印面向かって左が女の子、右が男の子なんですね。あしゅら男爵か!?とツッコミを入れてください。
 という次第で、HYPER Philatelist的には分割図案"もどき"切手という不思議な分類になります。その正体はタイの普通切手/愛の結束(2008年発行)という真面目なものです。そうです、不真面目なのは私の方でございました。

 さて、郵趣4月号もお手元に届いた頃だと思います。同2月号の巻頭カラー特集「世界切手印刷事情」の反応が載る号なのでちょっぴりドキドキしました。当たり前かもしれませんが、さしあたって批判的なトーンはなくほっとしました。
 特殊印刷は国ごとに個々の事例で扱われることはあっても、全世界を横断する視野で語られたことはほとんど無かったと言っていいと思います。しかし、仏カルトール社、蘭エンスケデ社、英ウォルソル社など、全世界を股にかけて切手印刷を受注する多国籍企業の成長が著しく、もはや国単位で考えていては全貌を理解することができない環境になりました。全世界のすべての新切手をできる限りウオッチングし、製造元とそこで使われた技術の共通項を見いだしていかねばなりません。ですが、いまだに鎖国郵趣の風土が根強い日本では最も敬遠されてしまいます。無謀にもそれに取り組んでいる私が、私なりに構築した特殊印刷切手収集のイメージが、果たして理解され共感を得ることができたのだろうかと、ま、たまには真面目に考えちょったわけです。
 次の郵趣6月号の記事原稿も先ほど書き上げました。今回もかなり凝ったテーマをひとつ含めています。ぜひ読後の感想も聞かせてください。

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