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September 2008

September 28, 2008

JAPEXへ行こう!

Japex08

 今夏は本業が例年にない忙しさで、公私共に何をやったのか細かいことははっきりと覚えていないほどです。が、それもほぼ終えんを迎え、いよいよ郵趣の秋到来です。
 全国切手展JAPEX'08が開催される11月初旬、今年ばかりは少し長めのまとまったお休みをいただき、東京をはじめとして余裕を持ってぶらぶらしようと思っています。もちろんJAPEX'08がその行程の中核になることは言うまでもありません。

 私が日本郵趣協会(以下、JPS)に入会した1975年(昭和50年)にはもうJAPEXは行われていました。その当時はJPSも財団法人になる前の任意団体でしたけれど、今あるJAPEXの骨格は既に完成されていました。大学進学とともに上京・就職し、いつのまにかJAPEX委員会(実行委員会も)にも加えていただけるようになったので、郷里に戻った今でさえ「私たちのJPS、私たちのJAPEX」という想いが身に染み付いています。この生理的感覚にも近いイメージは、JAPEX草創期を知っている世代に近い人であればあるほど共感していただけることでしょう。
 「出品者が出品料を払って出品し、参観者が参観料を払って参観する」という、今では当たり前のスタイルを定着させるために、草創期の方々がおよそ尋常ではない努力を重ねられたことは確固として語り継がれていくべきものです。

 ところで、誰にでもわかる親しみやすい切手展をとの声も承知していますが、JAPEXにそれを求めるのは筋違いと言いますか「それだけは勘弁してくれないかな」と思います。
 首都圏に住んでいると切手展もセールもオークションも身近に行われているので、それが当たり前に感じられるのでしょう。JAPEXも数ある郵趣イベントのひとつにすぎない、特別なことではないという感覚のことです。ですが、それは逆に言えば恵まれている環境にあることに馴れ過ぎていることであるとも自覚していただきたい。今でこそインターネットの普及で、田舎にいても収集活動上の不便さをかなり補えるようになってきましたが、それすらここ10年ほどのことに過ぎません。また、最近はJPSの各地方本部の活動も水準が上がり、毎年恒例の地方展(中規模展)が定着しています。それでも、年に一回開催するのがやっとなので、ハイレベルな国際展作品も、JPS支部員によるわかりやすい作品も、切手商ブースも、はたまた子供さんたちが遊べるイベントもと、多岐にわたる企画が盛り込まれています。つまり、このチャンプルー状態は限られた「場」を最大限に生かすための「やむをえず」であって、本来どうあるべきかを熟慮したうえでの開催形態ではありません。

 結論としては平凡ですが、現在のJAPEXのコンセプトは正しいのです。予備知識がないとさっぱりわからん、出品者解説を聞いてもただただ「へぇ~」、どう考えても今の自分の収集とは接点がない、たぶん切手で家が建つとはこういうコレクションなんだろうな・・・・・みたいな最先端であって欲しいです。それだからこそ私のような地方コレクターは、決して安くはない旅費・宿泊費それに時間をかけて参観しに行くのです。地方展でも見られるような、ただ親しみやすいだけの作品しかなかったら行くわけがありません。私ら田舎もんは見に行くにしても気合いの入り方が違います。年に一度くらい、プロパーの郵趣家だけがありがたがるようなコアな場があってもいいじゃありませんか-----という趣旨のことは以前にも書いたことがありますね

 なお、将来の展望としては、諸外国のように全国各地を巡る開催形態も視野に入れて欲しいです。規模を小さくした巡回展形式ではなく、本展そのものを地方でという意味です。
 JAPEXの予算と参観者実績を見ますと、これなら地方で開催するのも絵空事ではないと感じました。有料催事がどれだけ受け入れられるか、事務局の人間が短期でも現地に駐在する必要性等々、解決しなければならない問題はありますけれども、いずれも何とかなると思います。
 今では地方にも立派な国際会議場ができています。身近なところでは広島県や福岡県にも現サンシャインシティ以上の規模の会場はあります。器ができるのと同時にイベント業者も育ってきていまして、業務の大部分を委託できる会社は決して珍しくありません。また、県外から訪れる人のための宿泊施設数もJAPEX程度の規模なら何の問題もないでしょう。そして最大のメリットは、開催経費を確実に3割程度は削減できる可能性が非常に高いことです。東京・池袋で開催すること自体にステータスがある面はわかりますが、やはりそれだけにこだわらず、まじめに検討してもらいたい点です。

 さあ、みんな、JAPEXに行こう!

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September 23, 2008

ホッピーでハッピー!

 JPS調布支部長のモーリくんから寄贈品のお礼が届きました。多少なりともチャリティーオークションのタシになったようですし、寿がきやの切手オマケの評判も思った以上に喜んでいただけたとか。
 寄贈品のさらにお礼など、本来は戴けるべくもない筋合いなのですが、「産地直送です!」なる謎の一言とともに過日、無事に届きました。ホッピーの2ダース詰め合わせパックではありませんか!。私がホッピーにハマっていることは以前にここに書いた通りでして、いやはやこれはもう大喜びでありますいのんた!。実家からかすめ取って来たもらってきたエビスビールがあるにもかかわらず、それをさて置きホッピーでハッピー!なのであります。モーリくん、ありがとうっ!


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September 22, 2008

世界最初の寄附金付き永久保証切手

080922

 カナダ郵政の郵趣広報誌dertails最新号によりますと、表題そのまんまの多少ややこしげな初物アイテムが、来る2008年10月6日に発行されます。題材は"Mental Health"、日本語では「心の健康」です。料額表示はカナダの永久保証切手の商標"PERMANENT"(国内郵便用52c相当)のPマークに10cの寄附金が付加されています。10面を納めるセルフ糊式切手帳の形で発行され、売価は6.20カナダドルです。
 永久保証切手と寄附金の組み合わせは意外といいかもしれませんね。寄附金付き切手は郵便料金と寄附金との混同をしがちです。天下の東京中央郵便局でさえ間違っている実逓カバーを持っているほどです。しかし、永久保証のPマークによる表示だと違いがはっきりわかるので混同防止効果が期待できると思います。

<呼称について>
 カナダのPERMANENT STAMPやアメリカのForever Stampsなど、私は必ず「永久保証切手」という名称を用いています。他では「永久使用切手」なる表現も見かけますが、私一個人の考えのみならず広く一般的に「永久保証」と記すべきだと強く主張します。郵便切手は使用禁止すると宣言されない限り基本的に永久に使用できるものです。そもそも永久に使えるのが当たり前です。現在の郵便料金が値上がりしても、追加料金なしに同じ郵便等級の郵便物を送ることができるという点こそが重要です。郵便料金額ではなく「郵便を送ることができる権利」こそが重要なのですから、これを「使用」なる日本語でくくるのは、言葉として平易ではあっても本来の意味を完全にカバーしきれていません。
 かつて昭和56年、日本で旧来の年号彫刻和文ローラー印が一部の郵便局で継続使用された時、深く考えずに「年号直彫ローラー印」と名付けたのはこの私です。もちろん、これほどまでに名称が定着してしまうとは予想だにしていませんでした。しかし、逆に直接彫刻しない「間接彫刻」などというものは存在しませんから、「直彫」なる言葉は意味こそ間違っていないものの安易に造語し過ぎてしまったという強い後悔があります。その失敗(と自分では思っています)の反省から、新しい郵趣用語を考えねばならない時は、第一に意味が正確であること、第二に平易な言葉であること、を基準にしています。
 ですから「永久使用」は、言葉は平易ではあっても意味が違うので絶対に使用すべきではないと訴えます。いずれ、ふさわしい名称に落ち着くのでしょうが、ぜひとも「永久保証」なる用語に賛同していただける方が一人でも多くなりますようにとお願いする次第です。

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September 10, 2008

伝統的なアラブの香り

080910

 先月のフィラメイト誌を見て購入された方も多いことでしょう。カタールが発行した「伝統的な香水」と題する4種横連刷シートです(2008年3月31日発行)。変り種切手、面白切手を集めているファンタスティックなあなた!、この連刷シートはマスト・アイテムですよ。
 アラブ世界では香水は伝統的に男性のもので、神々しささえ漂うデザインはそんな社会背景を反映してのことでしょう。ところが、ここまで凝ったデザインにして世界有数の富裕国のひとつであるカタールなのに、なんと、香り付き切手ではないのです。今どき、技術的にも決して不可能ではないでしょうに、一体どういうことなんでしょうね。

<お願い>
 本業の方では今月一杯が最も忙しい時期になりそうです。ヤマ場を超えるまで休めそうになく、従いましてJPS全国会員大会in高松も欠席やむなしという見通しです。未対応、未処理事項が多々ありますけれども、もう少しだけ時間をいただきたくお願いいたします。

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September 04, 2008

傘がない

テレビでは
我が国の
将来の問題を
誰かが
深刻な顔をして
喋ってる

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