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June 15, 2008

再発見

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 毎週土・日曜日の夕方に放送されるNHKラジオ番組「地球ラジオ」がお気に入りです。仕事が休みであれば、その時間帯は防府市内のスーパー銭湯か山口市の湯田温泉に出かけている頃合いです。運転しながらつけたカーラジオから聞こえて来たのがきっかけでした。リアルタイムで世界の生活が聞けるのも楽しいし、インターネットでも放送されているのも良い点です。家でパソコン作業をしながら聞くには最適です。
 昨日6月14日の放送で、ポーランド郵便が月初めからストライキを打っているとのレポートが。あれ?、そんな話は初めて聞いたぞ。国際郵便の引受制限とかインフォメーションはあったのかな?と、改めてネットで調べたり。そんなことも地球ラジオの面白さです。
 せっかくなので、郵便ストがらみのカバー類はないかとコレクションを引っ張り出しているうちに、郵便ストとは無関係なのですが図の事故郵便がひょっこり出てきました。事故郵便とは言っても輸送途中の軽破損・補修はマイルドな部類に属します。
 付箋を止めているセロハンテープはそのままにしておくと1〜2年ほどで糊が茶色い樹脂状に変質・劣化し、他に汚染を広げてしまうことはよく知られているところです。なるべく早い時期にヘアドライヤーで熱を加えながらテープを剥がしてしまうようにしています。そうやって取り外した付箋はカバーの中に入れて離散しないように保管しています。
 それまでは事故郵便ファイルに入れっぱなしにしていましたが、よくよく見れば左の切手「アメリカ空軍50年(1997)」は、アメリカ初のデコーダー隠し文字入り切手なのですよ。切手デコーダーと呼ばれる特殊なレンズを通して見ると、背景に無数の「USAF」の文字がモアレっぽく浮き上がります(下図参照)。切手偽造・変造を防止するためのセキュリティー・デバイスのひとつです。正確に記しますと、アメリカのGSSC社(Graphic Security Systems Corporation)のスクランブルド・インディシア(Scrambled Indicia/直訳は「変換文」)という技術です。この技術は1990年代初頭にスペイン切手で採用されたのが最初です。
 幸いにもこの切手には何らの損傷もありません。単なる破損・補修カバーは他にもたくさんあるので、デコーダー切手のファイルの方に移そうかなと思い始めました。しかし、デコーダー切手のカバーとして前面に出すには事故郵便ではセンスが疑われるような気がしないでもないし・・・などとあれこれ考えるのも楽しいものです。

<データ>
・差出印:HAGUE.NY 1998.6.18
・付箋証示印:TOKYO AP 1998.6.24(新東京国際空港郵便局)

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