オホーツクの風
右リンク欄は「札幌日記録」のyuaさんから実逓はがきを送っていただきました。これはただの小型印ではありません。期間限定で運行される列車「流氷特急オホーツクの風」車内に設置された専用ポストに通常はがきを投函すると、もれなくこの印が押されて発送されるというアイデア企画モノです。何度も書いたように思いますが、本当に北海道支社さんは優れた企画を実行されるので感心します。
特定の「場」に行かないと手に入らない(押印できない)郵便印は、その仕組み自体は昔からある伝統的なモデルですが、これを特急列車内に置くというセンスがいい。こじゃれたデザインの郵便ポスト、それもそれほど巨大なモノではなくてもいいので、気の利いた場所に設置するだけで郵趣的にも郵便文化的(手紙文化)的にも楽しい気分を味わうことができます。この「気分」をいかに魅力的なものにするか、それがセンスなのです。
嗚呼、わが山口県のある中国支社の(チャイナではなくて)センスと意欲と実績の無さを悲観だな。最低でベタではあっても、せめて宮島(厳島)フェリーの中にポストを置こうとか、そのくらいの知恵はないのかなあ・・・・・ないんでしょうねえ。
◆オホーツクの風 詳細はこちら
◆手紙の素晴らしさを再認識 詳細はこちら(2008.3.10の記事)
【多謝】埼玉県の木村さん、うるう日の消印付きフィンランドからのリターンカバーをありがとうございました。その他、いろいろ送っていただいています皆様どうもありがとうございます。
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