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December 24, 2007

切手デザイナーとともに

071224

 韓国を旅行中のYさんからプレゼントが届きました。いろいろ見繕ってくださった中でこれはと思ったのが表題の「切手デザイナーとともに」と題する官製絵はがきです(料額印面はなし。要切手貼り)。原題は英文でTogether with stamp Designerとあり、表(上)は切手シートまたはマキシマムカードのイメージ、裏(下)は普通に宛先記入面ながら隅に当該切手のデザイナーさんの写真が配されています。

 ついに韓国郵政も切手デザイナーのタレント化か!?

 たまに切手デザイナーさんのお話を聞くのはたいへん有意義なことですが、このようなタレント扱いじみた企画はちょっとね。切手のような公共デザインの分野は、基本的には無名性であることが重要だと思うのです。誰それのデザインだから良い(悪い)が問われるのは、本来、公共物が持つ機能とは異なるものです。誰かの手技、くせ、特徴が出るのは原則としてよろしくない。非常口誘導灯のように、誰がデザインしたか知らないけれど(もちろん私は知ってますが)、みんなが知っていて、意味も理解していて、違和感もなく受け入れられているという社会的コンセンサスが出来上がっている、ことが最も重要なことです。自分も長く公共デザインを手がけていたので非常に違和感を感じるのです。しかしながら・・・・・

 ま、それも古い考えで、えー、そんなこと言わずに、まあエエじゃないすか。

と、確かにそうも思いますね。いや、最近はそっちの想いの比重の方が高いです。んな、お堅いことを言わんでもいいんじゃない?みたいな。世界各国の郵政事業体が軒並み民営化されている潮流に伴い、切手の「重さ」も多分に減っているというか、Pスタンプやフレーム切手などの登場で、手の届く身近な存在に変化してきているので、デザイナーの役割も変化しているのでしょう。
 しかし、クリエイターってのは作品こそ美しいものの、ご本人は人前に出るのは憚られる系の御仁もけっこう多くてですね、人のことはあんまり言えないんですが、イギリス切手のシリーズ名にその名を残す写真家ドロシー・ワイルディング女史(Dorothy Wilding)なんか超インパクトあり過ぎなご面体であられましたですからねえ。そんなブーな方々もタレント化して良いのか!。例えばXXXX氏などはXXXXX!?(以下、自主規制)。

 アコーデオン式に折り畳まれた官製絵はがきは、2007年に発行された韓国切手7点がピックアップされ、それぞれルレットで切り離して使う仕様になっています。マキシマムカード的な美しさはもちろんのこと、切手貼りかのように見える部分は実際は印刷ですので、官製模造に興味のある方も必須です。日本の郵模法に相当する韓国の法規制を知らないのですが、上掲の「ナム・ジュン・パイク追悼」のように、切手の料額印面に該当するカ所に斜線が引かれるわけでもなくそのまんまなのです。

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