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December 2007

December 31, 2007

最後も温泉

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 結局、ちらちらとしか雪は降らず、再びあちこち出かけた大晦日でした。実家でおせちをつまみ、年越しそばを小分けにしてもらい、そしてやはり温泉へ行ってきました。大晦日だし、夜の8時を回ってるし空いてるだろうなと予想しましたがそれもハズレ。けっこうな混みようで私と同じように「空いてると思ってあえて来た」人が多いようでした。親子連れが案外多かったのは印象的でした。家族そろっておこたで紅白見るなんて時代ではなくなったのは、こんなところにも現れているのでしょう。
 みなさま、今年もお世話になりました。来年もお世話になりますので、そこんとこ、どーっかひとつよろしこ。

※図版はフィンランド発行の2007年用クリスマス切手。しかし、ネズミのマスコットは偶然ではなく年賀にも使えるようにとの配慮ではないかと想像しているのですがどうでしょう。なお、ジンジャーブレッドの香り付き切手です。

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December 28, 2007

POST切手展

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椙山様
「POST切手展」カタログを進呈します。御査収ください。
「デザイン年賀」もそうなんですが、使う人の顔が見えてこないようなデザインが多く、正直あまりピンと来ない展示でした。是非プロの御意見をお伺いしたいと
ころです(笑)

というメッセージカード付きでPOST切手展のカタログを頂戴してしまいました。1冊3,000円もするので、こりゃあ速攻でブログに載せないとやべぇ・・・とびびってます。びびってますが、今のところ何も考えてないので、えー、打ち込みながら考えをまとめなくっちゃー、と焦ってます。

 この展覧会は純粋なデザイン展ということにとどまらず『日本郵政も民営化されたことだし、切手のデザインを、今まで以上に外部発注を増やしてもらいたい。ほれこの通り実力もありますがなー!』的な、大がかりなプロモーション活動でもあると理解しています。ですから「使う人の顔が見えてこないようなデザイン」という感想・印象はある意味正しくて、言い換えれば「デザイナーの主張が前面に出されているデザイン」が多いため、従来の切手に求められていた「郵便に使う」ことの意味合いが相対的に減じているわけです。それが同展の副題であります「郵便が変わり始めた。切手のデザインはどう変わる。」に象徴されています。
 現代日本の状況で言えば、全郵便物中における個人の信書の割合が5パーセントを切ってしまっています。それゆえ郵便番号制度が導入された昭和42年は、郵便番号宣伝切手が億単位で発行されていたのに、郵便番号7桁化の時はただの1種のキャンペーン切手も発行されませんでした。発行したところでPR効果が期待できないことを、当時の日本郵政がいちばんよく知っていたのです。皮肉ですね。
 さりながら個人が差し出す郵便量の減少は日本だけではなく世界的な傾向です。それが同じく皮肉なことに、切手のグラフィック表現の可能性を押し広げる環境となったと理解しています。以前は、実際に郵便物に貼って使われることが大きな制約となっていました。極端に派手な色彩は使えない、封筒に貼れないほどの大型切手は発行できない、といった類のことです。それが今や、郵便に使われることは無視できないものの、昔ほど厳格である必要がなくなったのです。実際に使われる絶対量が激減したから。
 POST切手展が謳っているように、日本切手のデザインも現実的に大胆に変わっていくことと思います。諸外国のように、デザインのみならずその発行形態も大化けし、いわゆる変り種切手、変形切手、面白切手もがんがん増えると思います。ですから、この切手展が普通のユーザーの理解を超えている部分があるのは良いことなのです。やはり「ちょっと先に行き過ぎ」的なデザインもないと面白くないし、将来性もないから。そこはそれ、モーターショーにおけるコンセプトカーみたいなもんですよ。実際に商品化されて公道を走らせる目的で作られたクルマではないけれど、だからといってそれがイカンわけではないでしょ?。それと同じことです。

 グラフィックデザインは、数あるデザイン分野の中でも最もアートに近い性格を持っています。ですから、ちょっとしたコツがありまして、鑑賞する時にはそのアプローチ方法を使うと効果的です。それはですね、言葉や理屈で「理解しよう」とするのではなく、芸術作品に接する時と同じく自分の感性で「感じよう」とすることです。色彩や構図などから発せられる空間感覚(=イメージ空間)を肌感覚で触れるように心がけると「理由はうまく説明できないが自分はこれが好きだ」とわかるようになります。音楽感覚で接する、みたいな感じですが、この例えはわかりますかねー???。
 それと、注意点もひとつ。昨今のデザイナーの多くは、エコだのなんのとやたらメッセージを込める悪い伝染病に冒されている人が多いので、それらのメッセージがウザったらしい時も多かろうと思いますので、あまり真に受けないで聞き流してください。都会に住み、自動車に乗り、製品が大量生産され、そのデザインを生業としていながらエコなんてチャンチャラおかしい話です。切手でエコを訴えるなんて大ばか野郎のすることです。本気でエコを実行するなら手紙なんか出さない(森林資源を使わない)のが一番いいんですから。
 山口県周南市のコンビナート群を眼前にし、ここで生産される大量の工業製品、その多くは扱い次第によっては自然破壊を惹起する強力な化学合成品であり、それらを輸出して外貨を稼がないことには外国から食料が輸入できない現実。樹脂アレルギーを薬で抑えてまでして造形デザインをしている私は、そのことをよーーーーっく知っています。コンビニがなければ生きていけないよーなヤツにエコを言う資格はないぞよ。はすっぱなエコなんざやめい!。

 話を元に戻しましょうか(笑)

 POST切手展は、実際にこんな切手ができたらいいな、というグラフィックデザイナーさんたちのイメージの遊園地だと思ってはいかがでしょう。郵便切手というステージ上で繰り広げられるワンダーランドです。そう思って空想世界に楽しく遊ぶ気持ちで鑑賞されることをお薦めします。

(追伸)
 同展のポスターは下手だね。展覧会のコンセプトがほとんど伝わってきません。ずいぶん損してると思います。キラ星のごとくデザイナーさんたちがいるのに、こんなしょーもないポスター、誰も止められなかったんですかね。

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December 24, 2007

切手デザイナーとともに

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 韓国を旅行中のYさんからプレゼントが届きました。いろいろ見繕ってくださった中でこれはと思ったのが表題の「切手デザイナーとともに」と題する官製絵はがきです(料額印面はなし。要切手貼り)。原題は英文でTogether with stamp Designerとあり、表(上)は切手シートまたはマキシマムカードのイメージ、裏(下)は普通に宛先記入面ながら隅に当該切手のデザイナーさんの写真が配されています。

 ついに韓国郵政も切手デザイナーのタレント化か!?

 たまに切手デザイナーさんのお話を聞くのはたいへん有意義なことですが、このようなタレント扱いじみた企画はちょっとね。切手のような公共デザインの分野は、基本的には無名性であることが重要だと思うのです。誰それのデザインだから良い(悪い)が問われるのは、本来、公共物が持つ機能とは異なるものです。誰かの手技、くせ、特徴が出るのは原則としてよろしくない。非常口誘導灯のように、誰がデザインしたか知らないけれど(もちろん私は知ってますが)、みんなが知っていて、意味も理解していて、違和感もなく受け入れられているという社会的コンセンサスが出来上がっている、ことが最も重要なことです。自分も長く公共デザインを手がけていたので非常に違和感を感じるのです。しかしながら・・・・・

 ま、それも古い考えで、えー、そんなこと言わずに、まあエエじゃないすか。

と、確かにそうも思いますね。いや、最近はそっちの想いの比重の方が高いです。んな、お堅いことを言わんでもいいんじゃない?みたいな。世界各国の郵政事業体が軒並み民営化されている潮流に伴い、切手の「重さ」も多分に減っているというか、Pスタンプやフレーム切手などの登場で、手の届く身近な存在に変化してきているので、デザイナーの役割も変化しているのでしょう。
 しかし、クリエイターってのは作品こそ美しいものの、ご本人は人前に出るのは憚られる系の御仁もけっこう多くてですね、人のことはあんまり言えないんですが、イギリス切手のシリーズ名にその名を残す写真家ドロシー・ワイルディング女史(Dorothy Wilding)なんか超インパクトあり過ぎなご面体であられましたですからねえ。そんなブーな方々もタレント化して良いのか!。例えばXXXX氏などはXXXXX!?(以下、自主規制)。

 アコーデオン式に折り畳まれた官製絵はがきは、2007年に発行された韓国切手7点がピックアップされ、それぞれルレットで切り離して使う仕様になっています。マキシマムカード的な美しさはもちろんのこと、切手貼りかのように見える部分は実際は印刷ですので、官製模造に興味のある方も必須です。日本の郵模法に相当する韓国の法規制を知らないのですが、上掲の「ナム・ジュン・パイク追悼」のように、切手の料額印面に該当するカ所に斜線が引かれるわけでもなくそのまんまなのです。

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December 21, 2007

MacOSX LeopardのTimeMachineはヨイ

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 引き続き新しいMacOSX Leopardのお話です。

 使えなくなるアプリケーションがあるのはさておき、やはり前評判どおりの素晴らしさでした、そ、TimeMachineが。外付けHDを接続し、TimeMachineに使いますよと指定し、バックアップを取る必要のないフォルダを指定してから120秒後には最初の自動バックアップが始まります。その作業もバックグラウンドモードでいつの間にかやってくれるので安心ったらありゃしない。
 システムだのアプリケーションソフトだのは、当然ながら正規に購入したものばかりなのでインストールCDがありますから、そんなのはバックアップを取る必要はありません。で、よくよく考えたら、自分が作ったファイルやデータだけをバックアップすれば事足りるという、いちばん平凡な結論に至りました。そうなると、そんなに大容量の外付けHDも必要ではありませんでした。自分は過去の失敗からこまめにバックアップを手作業で取っていましたが、TimeMachineのおかげでその煩雑な作業から完全に開放されました。まったくもってこのTimeMachineは素晴らしいざんす。
 それ以外でも作業画面を簡単に分割できるSpacesも優れモンですわ。郵趣データベースを日々追加する作業は、画像処理とテキストのコピーなど、複数以上のソフトを同時に動かしてデータベース構築ソフトに組み込んでいくので、最低4つの画面分割だけでもじゅうぶん使いやすいです。最大16分割できるそうですからかなり余裕です。
 そもそもFinderからしてええよ!。iTunesで見慣れたCoverFlowがそのまま移植されているのでうれしい。そこにプレビュー画面が大きく表示されるので、いちいちファイルを開かなくても中身がわかります。ムービーファイルなんか、このプレビュー画面で動くのですから天晴れです。

 私自身も会社では窓機、家では林檎機ですので両方使えるんですが、やはりというべきでしょう、林檎機の圧倒的な良さがよくわかりました。過去にそうであったように、じきに窓機でもあれこれパクるでしょうが、クリエイティブ・マインドを刺激するインターフェースはやっぱマックだぜ!を改めて体感したのでした。

◆まあ見てごらんなさい→MacOSX Leopardビデオガイド

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December 19, 2007

MacOSX LeopardでPhotoshop7が起動しない!

 噂のMacOSX Leopardを買いました。すげー使いやすいしカッコエエ!とか、パワーユーザーばりばりなコメントを書こうと思っていたのですが予想外の非常事態が発生。

 Photoshop version7が起動しない!

 をいをい、これは困る、めちゃめちゃ困る。夜中の2時過ぎまで解決策を探してあっちのサイト、こっちのブログと回ってみましたが、Leopard側の問題が原因ですぐに解決はされないらしい。adobe社側もサポート対象外とか。いやいや、ほんまにそりゃあ困る、ぶち困る。
 それでなくても使い勝手の良いクラシック環境のソフトが一切使えなくなって渋々諦めようかと思っているところなのに、ほとんど主役級のフォトショップまで未対応では何のためのOSのアップグレードかわからんじゃないか!。

 アップル、何とかしなさい!

 HDDをパーティション切りして古いOSが使えるように区画する手もあるのではないかとは思いますが、その作業だけでもめんどくさいし、せっかくのLeopardの良さも半減してしまうし、できればやりたくないなあ。
 Leopardにアップグレードを考えているあなた、もうちょっと風向きを観察してからにされることをお薦めします。それよりも何よりも・・・・・・

 アップル、何とかしなさい!
 アップル、何とかしなさい!
 アップル、何とかしなさい!
 アップル、何とかしなさい!
 アップル、何とかしなさい!
 アップル、何とかしなさい!
 アップル、何とかしなさい!
 アップル、何とかしなさい!
 アップル、何とかしなさい!
 アップル、何とかしなさい!

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December 17, 2007

親子ゾウさん

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 JAPEX'07に行けなかったのはこの親子のせいです(笑)

 山口市の中心商店街は道場門前商店街(どうじょうもんぜんしょうてんがい)と言います。そのいちばん湯田温泉寄り、一ノ坂川沿いに商店街活性化の一石となる新しい建物が完成しました。その名も「どうもんパーク」。去る12月11日のオープニングセレモニー、翌12日の正式オープン後最初の日曜日ということで16日の午後に行ってきました。
 自分は県立山口高校の出なので、このあたりは完璧に通学路ゾーン。同じ場所にダイエーやトポスがあった頃から知っております。ですから、どうもんパークのマスコット製作の仕事が入った時は燃えましたねえ!。どうもんパークの屋上にランドマークとなるピンクとブルーの親子ゾウの立体造形を設置するという企画です。
 広島のデザイナーさんが描き起こしたイラストをもとに実際のモジュールに立体化し、設置するための鋼材をアレンジし、巨大な素材からおおまかな形を加工機械で切り出しました。そう、その工程とJAPEXがもろに重なってしまったわけです。
 その後は、プロのアーティストさんに形を仕上げて頂き、さらに塗装の専門家さんに彩色してもらい、設置には一流の技術者さんにサポートをお願いしてクレーンで吊り上げて屋上に設置したのです。ですから、本件に関しては私の職域はデザイナーではなくコーディネーター+アートディレクターと言えるかと思います。もちろんトラックに乗せて工場から現場まで運び、ヘルメットかぶって安全帯を腰に巻いてどうもんパークの屋上に登っての設置工事にも加わりましたが。
 この手の立体造形は「工場で見たら大きいと思ったけど現地に設置してみたら意外に小さかった」と感じる場合が多いのですが、今回ばかりは設置した後も「でけぇー!」と思いました。こうして長期間にわたってオブジェが実在し続けることがクリエイティブ・マインドを支えるエネルギー源です、はい。
 山口中央郵便局の近くなので、お近くにお立ち寄りの際はぜひ見物していってください。大きさはピンクの親ゾウさんが約2.5m、ブルーの子ゾウさんが約1mあります。もちろん「ウチの幼稚園にも同じようなものが欲しい」という園長さん、「個人の家だが屋根にフィギュアを置きたい」というマニアな方々のオファーも大歓迎です。
 そうそう、この親子ゾウさんのニックネームを募集しているとか。いい名前を付けてやってくださいまし。

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December 16, 2007

グレートビター湖のローカル郵便

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 イイダバシくんがまたまた面白アイテム詰め合わせセットを送ってくれました。その中でも出色のカバーを2通ご披露します。"The Great Bitter Lake Locals"と呼ばれているものです。
 1967年6月5日に起った中東戦争(六日間戦争)により、翌6日からスエズ運河が閉鎖されました。偶然航行中だった14隻の貨物船が、同運河の一部であるグレートビター湖に足止めを余儀なくされました。じきに砂漠の砂が甲板に降り積もったことから、この14隻は「黄色い船団」(The Yellow Fleet)と呼ばれました。
 ところが停戦後にスエズ運河そのものが軍事境界線となったため、運河が再開される1975年まで約8年間閉じ込められる結果となってしまいました。その間にクルーによってさまざまなカバー類が製作されました。
 上掲はそのひとつ、チェコスロバキア(当時)のM/S LEDNICE号の証示印押しカバーです。郵便切手を模したラベルはゴム板を手彫りしたハンコを押した紙片で、さながらイモ判の様相を呈しています。粗末な作りですが、この風合いにこそ味があるとわかる感性が郵趣家には必要でしょうね。船長の直筆サインがあり、郵便物を引き継いで航行したと言われるM/S LEDMELAGA号の証示印も左上に押されています。日付が1974.6.6とあることから、閉じ込められてから7周年を意図したものでしょう。
 そして1975年に講和が成り、14隻のうち自力航行できた西ドイツ(当時)の2艦M/S Münsterland号とM/S Nordwind号が5月24日にハンブルグに帰港しました。その時の記念印が押された記念カバー(はがき)が下図です。帰還時には3万人もの大歓迎を受けたそうです。

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 この当時(1975年)、私はやっと切手収集を始めたばかりの中学生で、グレートビター湖におけるこれらローカル郵便に関する記憶はまったくありません。仮に見聞きしたところでまず理解はできなかったでしょう。しかし、長じて後も郵趣雑誌類でこれらの記事を読んだ記憶もなく、日本の郵趣メディアはこれらを報道しなかったのではありませんか?。足止めを食らった14隻の中にたまたま日本の船が含まれていなかったせいもあって関心がないに等しく、そんな遠いスエズ運河の地域紛争よりも、日本国内の沖縄切手投機騒動でそれどころではなかったのかもしれません。往時をご記憶の方、どうかコメント欄で委細をご教示ください。
 しかし、西欧人はこういう時にすぐに記念カバーとかハンコとか作りますなあ。もちろん、その売り上げ程度では対して大きな商売にはならないでしょうが、そういうフィラテリック・アイテムを作る行為自体に意味があるかのようです。坂東収容所切手然り、ボルデンブルグ捕虜収容所切手もまた然り・・・・・・これも郵趣文化の一側面なのでしょう。

 なお、留め置かれた14隻は以下の通りです。
・MS Nordwind (West Germany)
・MS Münsterland (West Germany)
・MS Killara (Sweden)
・MS Nippon (Sweden)←え?、ニッポン号っすか?!
・MS Essayons, ex Sindh (Norway)
・MS Agapenor (UK)
・MS Melampus (UK)
・MS Scottish Star (UK)
・MS Port Invercargill (UK)
・SS African Glen (USA)
・MS Djakarta (Poland)
・MS Boleslaw Bierut (Poland)
・MS Vassil Levsky (Bulgaria)
・MS Lednice (Czechoslovakia)

(出典・参考/The Great Bitter Lake Locals

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December 15, 2007

たぶん・・・正しい

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 スタンプマガジン2008年1月号が到着しました。毎号楽しみにしているのですが、一ヵ所だけ、うーん、これは???と思われる記事がありました。24ページのボスニア・ヘルツェゴビナ発行の「空手」切手のことです。選手がグローブをしているので惜しいっ!との記事(図案ミスという意味ね)ですが、いやいやこれはこれで正しい図案だと解釈できますよ、というのが私の説です。そもそも空手でもグローブは装着するのです。
 下に中央図案の拡大図を示しました。向かって左の選手は赤、右の選手は青のグローブをしていますね。さらに右の選手の右手をご覧ください。グローブの青色ではなく手の平側の肌色が描かれています。これにより拳全体を覆うボクシング式のグローブではなく、空手やK-1などで使われているオープン・フィンガー・グローブだろうと類推できます。オープン・フィンガー・グローブについては以前に本ブログでもご紹介しましたので参照してください(詳しくはここ)。ですから、この図案はたぶん・・・正しいものと思います。

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December 10, 2007

世界最初のCD-ROM切手

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 来年発行予定の世界最初のCD-ROM切手のデザインがわかりました。ブータン王国100年記念切手で、歴代の王様がずらっと並ぶようですね。詳しいことはまだわかりませんが、いずれ適宜お知らせいたします。今日のところは速報ということで。

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December 02, 2007

児童文学者リンドグレン誕生100年

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 「長くつ下のピッピ」で日本でも有名な児童文学者アストリド・リンドグレンの誕生100年記念切手が発行されました。スウェーデンとドイツとの共同発行で、特に上図のスウェーデン発行分の小型シートのデザインは興味深い側面を秘めています。が、詳しくは今月末発行の郵趣誌1月号にて!。それまではこれ(↓)で和んでくださいませ。

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December 01, 2007

モンゴル独立

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と言っても日本に戻ってきた朝青龍のことであるとか、ましてや政治向きのお話ではありうべくもないのです。ついにモンゴルという国単位でのアルバムをしつらえることにしたのです。
 変形切手、変り種切手、日本にはない制度下の切手などを核とした切手収集をしている私は、およそ普通に考えられる通り、「三角切手」だの「ホログラム切手」だのというトピック・テーマのアルバムもしくはクリアファイル類を充て、そこに国名のアルファベット順に格納していきます。ところが、そんな面白切手を集中的に発行している国というのがあります。いわゆるパチもん切手濫発国=三流郵趣国です。それらはテーマ別にバラすより、その国のみのアルバムを設けて全部そこに格納してしまった方が使い勝手がいいのです。母国日本はまず当然として独立アルバムを与えておりまして、これに続いてブータン、トンガ、シエラレオネが独立アルバム方式で整理しています。そしてこのたび、モンゴルも独立させることにしたのです。
 社会主義国時代のモンゴル切手は、その初期こそまあまあですが、東西冷戦時期はもうロクでもない安っぺらな切手が多いです。それも収集の軸足をちょいと工夫すると面白くなるし、もともと変形切手も多いので、そろそろ独立させる潮時かと判断したのでした。
 図版は最近モンゴルが発行した、かの有名な「オリンピックおじさん」の顕彰切手です。詳しくはこちらを参照ください。

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