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April 2007

April 30, 2007

6666

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 パソコンに蓄積し続けている郵趣データベースの登録点数が今し方6,666アイテムに達しました。その記念すべき6,666番目の採録データは奇しくもパソコン関連の切手、1990年にイスラエルが発行した「コンピュータ・ゲーム」でした。レーシングカー、バスケットボール、チェスの3種セットのうちチェスのみ上に掲げます。アメリカでよく使われている呼称「ビデオ・ゲーム」ではなく印面にはっきりと"Computer Games"と表記してあることと、切手のデザイン自体もCGなのが特長です。
 1971年、世界最初のコンピュータ・ゲーム「コンピュータ・スペース」がアメリカで発明されてから19年後にはこのような本格的なPCゲーム切手(純切手)が世に出たことを早いと見るか遅いと見るかは意見の分かれるところでしょう。
 「記憶より記録」をコンセプトにデータベース構築を続けてきましたが、さすがに全部を丸暗記しているとは言えません。入力作業を通して9割以上は見覚えがあるものの、いつデータベースに加えたかすら完璧に忘れてしまっているものも100アイテムくらいはあるような気がします。まあ、それだからこそ「記憶より記録」が重要なのです。
 今年中に7,000アイテムを突破するのはほぼ確実です。これほどの量ともなると縮小してもプリント・アウトして持ち歩くことも無理で、マジで攻殻機動隊のよーな電脳や外部記憶装置が欲しかったりします。タチコマもいっぴき欲しいケド(笑)。私が生きている間に実現するかな?。

Ghost in the Shell Stand Alone Complex ep 00 part2
(↑3分45秒過ぎに出てくる「電脳」を参照)

 実はこいうのが大好きで。菅野よう子さん作のテーマ曲"rise"も先日、iTunes Storeでダウンロード販売が開始されたその日に即購入してしまいました。郵趣界にはStand Aloneなじーさま方が多いのでこういう話題はネット上でしか書けませんなあ。
 え?くだらんことを書いてないでとっとと郵趣6月号の原稿を書け!ですか。す、すんません・・・。

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April 25, 2007

中国新聞4月25日朝刊、第9面

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 鳥取、島根、岡山、広島、山口の中国5県の皆様、本日4月5日の朝刊、第9面をご覧ください。ここが私の仕事場です。MIXIでは私自身が作ったり監督した製品をご紹介していますが、その製作現場はこんな感じのアトリエです。
 どうやって作ったらいいかわからないとか、金属金型代だけで100万以上かかると言われて作るのを諦めている、みたいな方は連絡ください。たぶん、ほとんどの事例は製作可能ですから。
 ブログでは仕事のことはほとんど書いていないので、本職のデザイナー、アート・ディレクターだということがイマイチ理解されていないみたいなので、たまにはこういうのもいいでしょ。

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April 23, 2007

中南米はイマイチ

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 中南米地域は変り種切手が少なくて面白い話はほとんどありませんですねえ。先進国とは言わないまでもそこそこ近代化された科学技術もありましょうに、切手製造面についてはイマイチです。グレナダ等の切手代行発行エージェントが好き勝手やってる少数の国や地域が、パチもん切手を濫発して気を吐いているくらいです。やはり中南米は郵趣より音楽ですかね。

(↓グロリア・エステファン最高!)
http://www.youtube.com/watch?v=ZGaOkCmeJNc

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April 22, 2007

指揮者トスカニーニ没後50年

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 毎月1回届く郵趣サービス社のワールド・トピックス頒布会。今月の3種のうちのひとつが上掲の「指揮者トスカニーニ没後50年」でした。収集対象としては音楽関係に限定しての興味はないので処分ファイル行きかと思ったその時、何か印面が光ったように見えました。
 印面にL型のオレンジ帯がありますね、記念銘・国名・額面が白抜きになっている部分です。日本の発光切手を観察するように、切手を目の高さにして光にかざして見ると、このL型部分が金色に輝いて見えるのです。何だこれは?、聞いてないよ!(笑)。
 さっそくイタリア郵政ホームページで確認しましたところ、正体は"clear-gold interference ink"というものらしい。直訳すると"透明金色の光干渉インク"。見る角度によって光彩が変化する偏光視覚切手の一種のようです。同国の高額普通切手は最先端の印刷技術の粋を集めて製造されていることはつとに有名で、本件もその流れの一種ならば、ちょっとお堅い話になりますが偽造防止目的と言えます。ただし、カラーコピーをしたりスキャナーをかけたりした際に光が撹乱されて画像が得られないという程の強力なセキュリティーではないです(←実際にやってみました)。
 変り種切手の中でもホログラムやレンティキュラー(3D印刷)をも含めた広義の偏光視覚切手は、デジタル技術の躍進と連動してその種類と量を急激に増やしています。現時点ですでに一大ジャンルを形成していると言ってもいいでしょう。本格的な収集・研究グループの立ち上げが大いに期待されます。

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April 09, 2007

佐野一彦氏のご紹介

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 去る3月15日に発行されたアメリカ切手「ヘンリー・ウォッズワース・ロングフェロー」のプロダクト・データをつらつら読んでいましたら"Sano Kazuhiko"なる日本人そのものの名前に気付きました。改めてきちんと読み直してみますと、この切手の原画は日本人アーティストの佐野一彦氏の作品だとのこと。さらに20世紀シリーズの1970年代(1999年発行)にも氏のイラストレーションが12点も採用されているとのこと。

 しまった、完全に見落としていました!。

 週末を利用して更に調べてみましたら、アメリカ社会に溶け込み国籍や人種に関わらずトップ・アーティストとして活躍されていらっしゃいました。よく知られているアンドリュー・ワイエスやノーマン・ロックウェルなどのアメリカン・リアリズムの系譜上に位置する画風かと思います。切手を見ても確かにおよそ日本人臭は微塵も感じられません。また、スターウォーズのエピソード6「ジェダイの帰還」のポスターも氏の作品と知り、自分の勉強不足を思い知らされました。改めてご紹介いたします。

◆USPSの紹介文
 A native of Japan, Kazuhiko Sano studied painting in Tokyo before moving to San Francisco in 1974 to study at the Academy of Art College, where he was awarded a merit scholarship and baccalaureate and masters degrees. During his nearly 30-year career as a freelance illustrator and painter, he has created advertising art and movie promotions for such prestigious clients as Lucasfilm, Coca-Cola, and American Express. His beautifully conceived images featuring subjects from the 1970s appear on 12 United States postage stamps in the Celebrate the Century series. The artist’s original works have been exhibited at the Central Museum in Tokyo and the Museum of American Illustration in New York.

◆20世紀シリーズ/1970年代
 セサミ・ストリート、国際婦人年、CTスキャナーの3種を除く12種が氏のイラストレーション。

070409_2

◆サノ・カズヒコ氏ホームページ
 http://www.kazusano.com/sano_website.html

◆参考

アンドリュー・ワイエス「クリスチーナの世界」

Aw

ノーマン・ロックウェル「自画像」

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スターウォーズのエピソード6「ジェダイの帰還」ポスター

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April 07, 2007

ライフセーバー100年S/S

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 オーストラリアをご訪問中の荒牧裕一さんから実逓カバーをご恵送いただきました(上図は部分拡大図)。同国初のレンティキュラー印刷の「ライフセーバー100年」小型シートです。いつもありがとうございます。昔なら小型シートの切り抜き使用ということになるのでしょうが、セルフ糊式ですから"剥ぎ抜き使用例"?とかの文章表現になるんでしょうか。まあ、最近はハゲるとか抜けるとかの言葉には微妙に敏感でちょっとね(笑)。
 レンティキュラー切手をスキャンすると、走査方向によって、このように「なんじゃこりゃ?」な画像になってしまいます。本来のデザインの意図は、荒波を越えて救助に向かうライフセーバーのボートを躍動的に表現することなのでしょう。同国郵政ホームページに掲げられていたジフ・アニメーションがわかりやすいですね。また、本件は切手部分のみならずシート地全体がレンティキュラー印刷のため、沖合いから迫り来る大波まで動いて見えます。動く波頭となれば、「水」をテーマに収集しているドクター・イノウエくんにとってもマスト・アイテムであることでしょう!。

Lifesav

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April 04, 2007

フォーエバー・スタンプ

Forever

 アメリカ最初の永久保証切手(商品名フォーエバー・スタンプ)のデザインが公表されました。毎度お馴染みの感もあるリバティー・ベルです。発行日は4月12日です。

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April 01, 2007

Aino-maija Metsolaさん

Aino_maija_metsola

 郵趣4月号が届いたことと思います。スペースの関係で自分の担当記事では割愛したのですが、ぜひとも紹介したいと思ったのでブログに書くことにしました。4月号のP.28、日本郵趣エージェンシーさんの広告ページを開いてください。その中段2種のフィンランド郵政公式FDC「バレンタイン・顔」と「サンセット」です。
 実はこの2種の原画を描いたのは同一人物で、「バレンタイン・顔」はヘルシンキ芸術デザイン大学の学生デザインコンクール入賞作品、「サンセット」は同大学の卒業作品で、作者はともにAino-maija Metsolaさん(日本語ではアイノ・マイヤさんと呼ばれているようですがいずれ正確な発音は確認します)。素晴らしい才能を持った若いアーティストが現れたものです。調べてみましたら、同国の2005年のヨーロッパ切手も彼女の作品でした(上図左端)。その才能を理解し、学生時代から郵便切手というパブリック・デザインに抜擢した同郵政の手腕もたいへんお見事です。Ainoさんは編集デザインやパッケージデザイン、絵本のイラストなど、すでに多方面にわたるアートワークを手がけられているようで、今後の活動が楽しみです。なぜなら若いながらもAinoさんのデザイン水準は非常に高く、おそらくは他の国々、とりわけ北欧各国でも彼女の作品が採用される可能性があると思われます。北欧切手収集家、好きなデザイン切手だけ集める派そして切手女子のみなさんに特にお薦めします。

◆Aino-maija Metsolaさん自身のホームページ
 http://www.aino-maija.com/

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