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January 2007

January 27, 2007

南極地域観測事業開始50周年

 ネット上で南極地域観測事業開始50周年記念切手のデザインについて、やや批判的な意見が見受けられます。お絵描きソフトの「イラストレーター(以下、イラレと略)」を使ったらしいこと(それは私もデザイナーなのでそう思います)、しかして、その出来ばえが平べったくてよくないという意見です。
 詳細がまだよくわかっていないので、私とて推測の域を出ないのですが、あの巧みにしてポエジーなイラストを描かれる星山理佳さんの手によるデザインですから、安易に批判するよりも「これは何かあったんじゃないか?」と心配するのが先ではないでしょうか?。しかも、切手デザイン室長さんはあの森田氏ですし、ただヘタな絵であるなら、もとよりボツにされてしかるべきでしょう。それがこうして切手として世に出たのですから、一歩引いて冷静に考えてみたいですね。
 まず、イラレを使うことのメリットですが、一番重要なのはデータをメール添付して送ることができるので、ウォルソル社等、外国の切手印刷所に原画データを送るのが容易な点です。これは切手の製造を国際入札に付す際にプラスに働くだけでなく、さらに納期の短縮にもなります。モニターのキャリブレーションをきちんとしておけば色校正も極めて簡単に済みます。
 その一方で、印刷所の製版機や印刷機が、必ずしもイラレの備えるグラフィック効果を100%表現できるとは限らないことも考慮しなくてはなりません。たとえば影文字でよく使う「ドロップ・シャドウ」とか透明処理といった各種のフィルター効果を反映できない印刷機は実在しますし、実際にそういう印刷機を操作した経験もあります。パソコンのソフトは易々とバージョンアップをしがちですが、周辺機器がそれに同調してバージョンアップすることの方がむしろ稀だからです。性能が追いついていないのです。
 簡単に言うと、モニターに映し出されているからといって、必ずしもその通りに周辺機器へアウト・プットできるとは限らないということです。これは、写真付き切手のカスタマイズ画像がオリジナルに比べて薄暗くなって失望したという、よく聞く事例(RGBで作ったデータはCMYKでは表現できない色がある)とも似通っています。詳しくはこちら
 実際に切手を眺めてみますと、ベーシックな画像処理のみを意図的に使っているように感じます。ですから、これはひょっとすると、何か理由があるのではないかと感じたわけです。それが何かは私にもわかりませんが。

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他人の空似切手「ザビエル」編

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 郵趣2月号がぼちぼち届く頃だと思います。例によって担当記事の追補をいたします。スペイン発行の「フランシスコ・ザビエル誕生500年」切手についてです。えー、上図だけですべてを語り尽くしちゃいるんですが(笑)。久しぶりに出ましたっ、他人の空似切手が!。俳優の筧利夫さんに激似!!!。
 なお、さらに「だからどうした」ネタでは、山口県では「ザビエル」ではなく「サビエル」と発音します。これは秋芳洞が誇る巨大石柱(鍾乳石)の黄金柱は「おうごんちゅう」ではなく「こがねばしら」が正しい読みであるのと同じくらい重要な県民常識であります。だからどうした・・・。

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January 25, 2007

送金しました&しませんでした

 アオヤマスタンプさん、JPSポーランド切手部会さん、それぞれ切手購入代金と新年度年会費を今日振り込みました。いつもはすぐに送金するタチなんですが、今月はちょい遅くなりましてすみませんでした。勤務先の都合で、給与の振り込み先がY銀行からS銀行に変更になり、その関係でお金の出し入れを一時止めていました。
 その一方で、あと1回ボタンを押せば振り込めるところを、寸止めで中止したのも1件ありました。えー、タイランドにいるショージくんの希望で、新生銀行にわずか1000円振り込もうとしたら手数料だけで420円とATMに表示されたので、冗談じゃねえ!と。何かいい手はないか???
 さらにまた、今日は一品蒐集さんからも豪華カレンダー(郵政関係のやつ)が届きました。これもありがたい。いずれまた寄贈品等でお礼します。

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華がない

 いやもうーゲンコー切手収集からずいぶんと離れてしまい、それが良いことだったとしみじみ思いました。ええ、チマタで話題のインクジェット式消印のことでさぁーね。もし、今も現行現役派であったら、怒りまくっていたことでしょう、対郵趣家サービスの悪さや何やらで。無駄にカッカしないで済んだだけでもトクした気分です。

 インクジェット式消印は、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどからの来信郵便物でよく目にしています。そこでつくづく思うのは「華がない」のひとことに尽きます。事務処理効率向上のためには致し方ない、やむを得ないとか、そんなことを問題視はしていません。同じやるにしても、こうも素っ気ない「有り様」は、デザインなんてどうでもいいと思っているに違いないあほうの愚行です。
 寒暖から肉体を守るためだけに服を選ぶ人はいますか?、移動の手段のためだけに車に乗る人はいますか?、生命を維持するためだけに食事をするのであって旨い不味いを一切頓着しない人はいますか?。そんな奴ぁいないでしょう!。世に美を伴う人工物(建築、機械、芸術など)にはすべからく付加価値っちゅー、本質とは違うが別個には成立し得ない価値が一体として存在するのです。それが文明というものです。

 郵政民営化と同時に今の普通切手の2/3は絶版になることが決まっています。普通切手の種類が減り、記念切手も発行枚数が抑制されてなかなか買えない。ついには料金別納・後納のハンコだけ、あるいは料金証紙(メータースタンプ)にあのインクジェット消印という組み合わせが主流になるなんてぇ図をイメージしてみんさいや。何、このスカスカな貧弱な絵面(えづら)は!。こんな華のないありさまであるならば、誰もそこに美を見出そうとはしないしできないし、たまさか集めようとは思わない。集めようと思わないことは、単にそれだけのことではなく、その行く末は「郵便を愛する人がいなくなる」こと、そのものである底知れぬ恐ろしさを知るべきです。

 華がないとは、誰からも愛されないことと知れ。

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不在配達制度を改善してください

 知人のたぬぞうさんも全く同じ問題で困っておられたのでブログに書くことにしました。

 今の不在配達制度は不便極まりないです。不在票を置いて郵便物を持ち帰り、また昼間に持ってきたり、電話したら夜8時以降は配達してもらえないし、やっとのことで受け取ったら不在シールをベタ貼りされて、思いっきり不満です。

<提 案>
あらかじめ登録しておいた人に限り、不在時は近所のコンビニ(これも事前登録制)に預けることができるように制度改正してください。不在票にその旨を書いておいてもらえれば、何時であろうと自分で取りに行けるので助かります。
 何度も自宅に来てくださるのは、はっきり言って迷惑です。いかにも「昼間はいません」と周囲に知らしめているようなものです。それがどういう意味かはわかりますよね。
 受取のハンコが必要であるとか通信の秘密の問題とか、いろいろ障壁はあるでしょうが、そこはコンビニとの間の契約で何とでもなることですから何とかしてください。ユーザーの一番の障害は「受け取れないこと」に尽きるからです。

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January 23, 2007

冗談かと思った・・・

 南極地域観測事業開始50周年切手は無事に買えましたか?。

 私はあえなくドボン。ぜんぜん買えませんでした。お昼休みに普通局の新南陽局に行きましたが、糊付き切手の方でさえ売り切れ。発行枚数100万枚とはこういうことかと、妙なところでしみじみ実感してしまいました。しかし、まいったなあー、どうしよう・・・

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January 22, 2007

公式いんちきFDC

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 スタンプマガジン1月号は、新春号らしく魅力的な品揃えがおおいに光っていました。私も数点の買い物をしましたが、中でも目を引いたのがこれです。郵趣1月号の担当連載記事でも触れましたベネズエラの「山」、その公式FDCです(ベネズエラ郵政による製作)。
 2004年にイランと共同発行する予定であったものの、ベネズエラ側がよりによって自国名称を表示し忘れていた、しかも印刷が終わるまで誰も気付かなかったらしい(止めることができなかった)という空前絶後のミス。発行中止にして放置していたけれど、2006年9月、イラン大統領のベネズエラ訪問をきっかけに、慌てて自国名称を加刷して発行した二重の恥さらしをかましてくれました。
 それだけでも十分にヘタレなのに、なんと公式FDCを製作していたのです。しかも、その日付は当初予定だった2004年11月16日になっています。オフィシャル(公式)な郵趣品、それがあからさまなウソ、みえみえの後消しなのです。表題の通り「公式いんちきFDC」なる三重の恥の上塗りアイテムの誕生です。

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↑カバー左上の証示印(カラカス 2004.11.16)

 郵趣サービス社さん、よくぞこんな大笑いな、もとい、貴重なアイテムを仕入れてくれました。まごうかたなき快挙です。郵趣史に残るであろう偉大なヘタレ切手とその公式いんちきFDCは、無条件で皆さんにお薦めします。簡単に買えるのはたぶん今のうちだけでしょう。ベネズエラ程度の国であれば、公式FDCの製作数は数千部どまりではないかと思われるからです。興味のある方は http://www.yushu.co.jp/shop/g/g442069/ へどうぞ

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ブルガリアのクリスマス切手

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 旧共産圏の新切手情報はなかなか伝わってこないことが多いです。1月も中旬を迎えた今頃になって、ブルガリアの2006年のクリスマス切手情報が入ってきました。えー、私に似合わないことは重々承知していますが、このデザインはかなりいいんじゃないかい?。

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January 21, 2007

これぞ正しい「あるある大事典」

○「切手何枚持ってるの?」と素人さんによく聞かれるが「数えたことがないんだよー」と答えるのが内心うれしい。
○でも、本当に数えたことなんかない。
○通勤カバンの中にピンセットが入っているのは当然だ。
○実は「郵趣」も入っている。
○通勤電車の中で「郵趣」を広げて読むことに何ら抵抗感がない。
○でも、誰か声をかけてくれないかなあと思っている。
○新幹線の中でミクスチャーの整理をしたことがある。
○カール・ルイスと言えばもちろん白ヒゲのおじさんの方だ。
○オリンピックの入場行進で聞いたことがない国はない、ぜんぶ知ってる。
○「外国切手は処分したい時に売れないから日本切手しか集めない」と良く言うが、日本切手だってロクに売ったことがない。
○本当は英語が苦手なだけだ。
○アルバムリーフの黄ばみに自己の老齢を感じる時がある。
○日本郵政より郵趣の歴史の方が長いことを知っている。
○「切手は自由に集めていいんだよ」と言う割には自分のコレクションが人真似であることをよく自覚している。
○本当は自由に集めるなんて不安だ。
○若い人の方が郵趣知識が豊富でよく勉強していると思う。
○今のカミさんと結婚する前、切手に使った金額は最低でも2桁少ない数字を言った。
○そんな小手先のウソは結婚してすぐばれた。
○書斎はいらない、切手部屋が欲しい。切手倉庫でもいいから。
○切手展、切手即売会などのイベントに合わせて出張の予定を組んだことがある。
○お年玉付き年賀はがきの賞品は切手シート以外はどうでもいい。
○切手購入資金の捻出に本気で禁煙を考えたことがある。
○最近の切手の催事に本当に若い女の子の姿が増えてマジ驚いている。
○そんな彼女たちが「チェコ切手かわいーよね」とか言っているが、そう言われるまで単に粗末な印刷だとしか思わなかった。
○「まとまってないからお見せできるようなコレクションはありません」と良く言うけれど、実はまとめる気なんかない。
○写真付き切手をレベルの低いものと言っていたが、けっこう良さげなので内心困っている。
○実は、なし崩し的に写真付き切手コレクターに寝返った。いつの間にかっぽく思わせるためにけっこう気をつけた。
○エラー切手のひとつやふたつは秘蔵しているのが当然だ。
○パソコンを買う金があるなら切手を買う方を選ぶっぽいお爺さんコレクターをいっぱい知っている。
○インターネットのメリットは大きいので、頼まれない限りパソコンを教えてあげようとは思わない。
○家族のことよりコレクションの量で家の間取りを考えた。
○実はグラビア印刷とオフセット印刷の区別がよくわからない。
○「加刷」は今でも発行済切手に重ね刷りしていると思っている。
○1円切手をシート買いしたことがある。
○切手マニア呼ばわりされるとむっとする。せめてコレクターと呼べよ。
○それでも「鉄道マニア」よりは上等だとなぜかそう思っている。
 
・・・この続きはコメントでお願いします。

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January 20, 2007

「世界最初の猫切手」のエラー

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 アオヤマスタンプさんのマンスリー販売リスト掲載品です。アメリカからフランスのパリまで、大西洋を初めて一人で無着陸飛行したリンドバークと彼のペットの猫を描く切手(下図)。そのリンドバーグの肖像部分が抜けている印刷もれエラーです(上図)。こういうシビレるような切手が即売リストに掲載されてすぐに購入できるっつーのがありがたいです。この切手についての詳細はhttp://www.y2net.jp/main/philatlist/cat_dog.htmを参照してください。

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※リンドバーグは愛猫と一緒に飛びたかったそうですが実際は危険が伴うために断念したそうです。

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January 17, 2007

ふるさと切手「北の動物たち」の配給先

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 お昼休みに現金をおろしに近所の郵便局に立ち寄りました。他にはとりたてて用もなかったのですが、なにげに窓口に目をやりますと、展示パネルに唯一これだけ、ふるさと切手「北の動物たち」が飾ってありました。「おお、増刷されたとか、確かヨコミゾさんのブログにも書いてあったなー、額面も50円だしついでに買ってこー」と、0.2秒くらいの瞬時に考えが巡り、1シートだけ1,000円払って買ってきました。駅前駐車場に停めておいた車の中に切手を放り込み、さて、どっか昼メシ食いに行くべ、とか思ったその時になって「あれ?」と思い至りました。
 切手を買ったのは新南陽政所郵便局です。山口県にあるごく平凡な無集配特定郵便局に過ぎません。なんでこんな局で北海道版の増刷分を売ってるんだよ!?。これじゃ全然ふるさとっぽくないじゃん。どうなってるの? 

(図版は札幌日記録さんから借用させていただきました)

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January 13, 2007

転載OKです

 (財)日本郵趣協会・高知支部の会報「郵遊友」181号に、本ブログから3本の記事が転載されました。郵趣会などの非営利団体ならばフリーで、それ以外はケースバイケースではありますが、基本的には転載OKです。事前に一報してください。

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January 12, 2007

これは大変!

切手による料金別納支払いができなくなる(追記注:割引が適用される大口利用の場合のみ)と、まともに影響を受けてしまうチケット屋さんも多いことでしょう。これは大変だ。

http://www.post.japanpost.jp/whats_new/2007/topics/shiharai_henkou.html

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January 11, 2007

年賀状より

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 本日、1月10日になってもまだ年賀印が押された年賀状が配達されてきます。年賀印が押されているということは、すなわちきちんと早めに年賀取扱期間内に投函している証拠でもあり、さりながらこの遅配ぶりはどうでしょう。今年はダントツに遅いよ、おかしいよ、何かあったの?という感じです。
 さて、以下は年賀状のひとことから。

◆結婚して初めてのお正月を迎えました。(東京都・トクメイさん)
 JPSのジュニア委員だった女の子。いやいや、結婚して一人前になったのですから「女の子」呼ばわりは失礼でしたね。新年早々、こういうめでたい内容なら大歓迎です。しかも、名字が某切手商さんの屋号と同じというのは、まさか切手収集つながりを狙ったわけはないですね。とにかくおめでとう。

◆主人は一昨年、くも膜下出血でたおれ、現在も入院中です。退職後は切手をいじるのが夢でしたが。長い間ありがとうございました。(東京都・トクメイさんの代理の奥様より)
 こういう現実には返す言葉もありません。若い時分は環境に恵まれないことの方が普通で、そんな時に切手のことだけでなく飯を食わせてもらったり泊めてもらったり。その頃にお世話になったことは一生忘れられないものです。どうか安寧にお過ごしください。

◆郵趣2月号に絵葉書の記事を掲載予定です。(福岡県・田畑裕司さん)
 これはPRさせてもらいましょう。私も2月号の連載記事の校正が今日終わりましたよん。

◆昨年は『杉原千畝の悲劇』を出しました。今年は『山本勘助の謎を解く』を出します。(東京都・渡辺勝正さん)
 これもPRさせて頂きます。同郷の渡辺大先輩の著書なればこそ当然です。

◆三月で評議員を退任します。「水面下の活動」にますます力を入れます。(東京都目黒区・トクメイさん)
 誤解のないように付記しておきますと評議員とはJPSの、です。水面下の活動というのはゲリラ的なことを意味しているのではなく「闇将軍狙い」という意味です。なんせ、つきあいが長いのできっとそうだと直感でわかります。しかし、実際は・・・単なる下働きだと思います。なんせ、つきあいが長いのできっとそうだと直感でわかります。

◆今年は、なんと数え歳で大台乗り!きっと何かの間違いです!(北海道・北斗さん)
 すばらしい、こういう言い訳もあるのですね。元気な五十代をお送りください。決して認知症の前ぶれではありませんよ、ありませんとも!。

◆私も定年となり毎日遊び三昧です。またP.O.BOXのようなことをやりたいとも思ってますが?ですね。(東京都・トクメイさん)
 うわあー、正月早々「P.O.BOX」誌の名を目にするとは思わなかった!。ゲンコー切手で安くかつアカデミックに遊べる時代は終わったのでしょうか。四半世紀も昔のことです。「P.O.BOX」なんて今は知らない人の方が多いでしょうね、きっと。

<番外編1>
 お母さんに似てかわいいねえ、お父さんに似なくて良かったねえ、と思った方々がざっと5人ほども。逆に中には明らかにお父ちゃんのコピーみたいなお兄ちゃんもおりましたなあ、ってなことはもちろん書けるわけがないぞ。

<番外編2>
 岡山のMさーん、機械年賀印が思いっきり誤植こいてましたよぉー、気付いてますかー?。上図参照:水島 19/年賀/1.1(19/1.1/年賀 が正しい順)。

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January 05, 2007

祝・台湾新幹線開通

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 本日1月5日、日本の新幹線技術(JR東海)を輸出した台湾高速鉄道こと台湾新幹線が開通したとのニュースが入ってきました。上図の開業記念切手は開業に先立ち、昨年暮の2006年12月25日に発行されました。
 1990年代当初はフランスとドイツなどの欧州連合が受注予定だったそうですが、1999年の台湾大地震で状況が一変。地震に強い日本の新幹線技術へと大逆転受注に至ったとか。へぇーであります。
 台北・高雄間を結んでいるとのことですが、実際は台北は近郊の板橋(パンチャオ)駅ではありませんか。こうなるとアレですよ、イイダバシくんはただ漫然と座してはおられますまい。何か面白い郵趣記念品を作りに台湾へ飛ぶことでありましょう。身内に「板橋高雄」さんとかいませんか?(←我ながらくだらん)

 なお、「第11代総統・副総統就任」記念切手に、計画中の台湾新幹線車輌が描かれています。ただし、実際の車輌とはカラーデザインがだいぶ異なっています。(2004年5月20日発行)

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 また、日本受注の直接原因になった台湾大地震関連では翌年に「台湾大地震1年」切手が発行されています。5元「予防」、12元「救難」、25元「震災教育」の3種で、このうち12元切手は日本の国際援助隊の写真が用いられていることは以前にもブログで紹介したことがあります。(2000年9月21日発行)

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青空のオーロラ

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 今から24年も前の、南極観測船「しらせ」就航記念切手の時、海の向こうのアメリカから図案ミスではないかと嫌疑がかけられたことを記憶している人は一体何人いらっしゃるでしょうか。アメリカの週刊切手紙リンズが『オーロラは夜空にしか見えないはずなのに切手では青空に描いてある』と報じたのです。この時は単片1種のみの発行でしたし、南極を象徴するものとして"あえて"オーロラを描き込んだというのが真相でした。私もこれを図案ミスと言うのはどうかと思います。
 そして今月発行予定の「南極観測事業開始50周年」記念切手です。シール式の変形切手を納めた別だてシートに注目が集まっているようですが、四半世紀も前のささいな出来事を知っている私は、むしろ普通の裏糊式切手の方にこそ気を揉んでいるのです。1-2番切手は青空、3-4番切手は夜空ときちんと描き分けられていて、なおかつ今回も青空にオーロラらしきモノが描かれているのですよ。わざわざオーロラ"らしきモノ"と表現しているのは、報道発表にオーロラのオの字も記述がなく、ひょっとするとただの雲の流れ、あるいは空気の乱れかもしれないからですが、ま、実際、そんなこたあなくて、まず間違いなくオーロラでしょう、常識的にね。
 私とてデザイナーのはしくれですから、1-2番切手の青空にオーロラを描き込んだことによるグラフィック面での良さはわかります。しかし、すぐ下の3-4番切手がもろに夜空でしょう、これはもうはっきりそれとわかって描いていることは歴然です。この状況ではさすがに突っ込まれると返事に窮してしまいます。うーん、困ったなあ(私が困ることはないんですが)。
 「しらせ」の時のことを知りたい方は、今はなきスタンプクラブ1984年10月号の62ページを参照してください。ちなみに同号の3ページと9ページには高校一年生だった横須賀のI.Kさんと世田谷のI.Kさん、39ページには国学院大学生だったT.Rさん、さらに71ページでも高校一年生の目黒のT.Nさんのご尊顔も拝めるオマケ付きです。

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January 03, 2007

今年の抱負

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 今年もよりいっそう穏やかな生活に努めたいと思います。たとえば当然ながら、こんなふうな恐いおばさまにはなるべく近付かないようにいたしたいものでございます。

 正月早々悪ふざけですが何か?(こらぁ!)。

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January 01, 2007

改良しました

 旧HYPER Philatelistホームページを実質的にほぼ解体・解消し、このブログが中心になるようにサイト構成を一新しました。アクセスログを参考に、利用頻度の高い「切手国名調べ」ことEasy Almanac of World Stampsと、固定利用者が多いことからさらに利用者拡大を意図して「はいぱあちゃっと」の2つのみ存続させ、右欄のリンクから直接飛んで行けるように仕組みを変えました。改めてご説明しておきます。

【切手国名調べ(Easy Almanac of World Stamps】
 過去20年程度から現在に至る、全切手発行国および地域を網羅したもので、切手表記から当該国・地域が簡単に引ける資料集です。国体の変化に合わせて随時更新を重ね、現在Version3.11です。

【はいぱあちゃっと】
 JAVAスクリプトを使った高速チャットです。JAVAをアクティブにして入室してください。大体、夜の10〜11時頃に皆さんお集まりのようです。ハンドルネームOK、メアドは必須ではありません。良識的にご利用を。

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ヤング島の切手

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 新年明けましておめでとうございます。

 セントビンセント・グレナディーンに属する小島名義の切手が各種発行されています。いわく、ベキア島とかユニオン島などと表記されたもので、切手代理発行エージェントによる好ましからざるパチもん切手です。昨年11月に、ヤング島(Young Island)名義のケネディ切手が発行された模様です。ヤング島の過去例は見当たらず(今のところ)、これが初めてではないかと推定されます。

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