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November 2006

November 29, 2006

さゆりちゃん切手

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 郵趣誌の新年1月号用の連載記事原稿を練っている最中です。その関係で掲載前には公表できない事柄もあるのですが、これはもう郵趣誌上には書けないなあ〜と断定可能なアイテムがありましたので、すっぱりブログに出すことにしました。図はエルサルバドルが発行した「ワールドカップ・サッカー2006」記念切手の1枚です。歴代の大会を1970年代テイスト溢れる観光切手ばりのイラストで表現した連刷切手のひとつで、見ての通り2002年のKorea-Japan大会がテーマです。勘の良い方はもうおわかりですね、これは良識ある郵趣誌には書けませんね。

 右側の日本女性は堅気(カタギ)の身なりじゃない。

 たぶん、ハリウッド映画のSAYURIを参考に、否、ほぼパクリで描き起こしたイラストでしょう。外国人にこの辺りの違いを理解しろという方が無理っぽいことはわかりますが、地味にまずいよ感はあるわなあ。
 エルサルバドルは経済がズタボロで、自国通貨コロンとアメリカドルの二重通貨表示切手になっています。本来なら、そちらの話の方が郵趣的には意義があるんですが、ついつい、さゆりちゃん(!)が気になってしまいました。

 そんなこんなで郵趣誌連載も3年目に突入です。よろしくご愛読のほどお願い申し上げます。

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November 25, 2006

ブルース・リー

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 郵趣界では地味で目立たない私も、格闘技の世界ではぶいぶいゆわせていることは既に皆さんよくご存じのことと思います。不意に私の真後ろに立つと反射的に回し蹴りが飛んでくるのでたいへん危険であり、デブのために前が見えなくて迷惑とか、そういうことは決して言わないように。
 さて、ここに示しました明らかなパチもん切手は「映画ポスター」と題する9種連刷シートです(ガボン/2006年)。「ブルース・リー 電光石火」と読めるように、8番切手が日本のポスターの丸ぱくりだし、右耳紙中央には「キングコング対ゴジラ」のポスターも見えます。C.T.O.物なら安くしとくからってんで、あまり深くは考えずに青山スタンプさんから購入したのでした。
 さりながらブルース・リーと言えばまさに私の中学時代の花形であります。日本で映画が公開された時には既に亡くなっていた後、なあーんて聞いてびっくらこいた(←この言い回しも古い!)ものです。少年ジャンプとかでもブルース・リーの特集がばんばん載るし、わけわかんないガキどもがどこで手に入れたんだかヌンチャクをぶん回して先生に怒られるわ自分の後頭部にたんこぶ作るわで、上半身のあちこちに作ったアザとともに、それはそれは盛り上がった私の昭和の記憶の代表です。そこいらへんの40代のおっさんが、実はヌンチャク使いの名手だったりするので、試しに会社の上司にちょっかい出してみるといいですよ。あちょー!とかゆっちゃうから、きっと。
 そんな懐かしい記憶とともにジャポニカ切手のファイルに納めようとしたその時、9番切手の図案にひっかかりました。あれ?、ブルース・リーってこんなグローブしてたっけ?。素手だったよなー、確か・・・。で、さっそく調べましたとも!
 『総合格闘技で使われるオープン・フィンガー・グローブは、あのブルース・リーの発明との説がある。1967年7月30日に開催されたロングビーチ世界空手選手権大会で着用・披露したのが最初で、のちに映画「燃えよドラゴン」(1973)でも使用している。』
 えーっ!、知らなかった!。と言うより見過ごしていた、気付かなかった、看過していたのでした。単なるパチもんジャポニカ切手から、オープン・フィンガー・グローブの「初物(はつもの)」アイテムにランクアップしてしまったわけです。こうなるとファイターの血が騒ぐのも必然。ジャポニカだけでなく初物のファイルにも「グローブ姿のブルース・リー」切手を、となります。

 青山さん、すんませんがもう1シートください。あちょー!。

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November 23, 2006

誰もいない

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 19日にご紹介しました「ハリウッド映画再開60周年記念切手展」が今日から始まりましたね。参観された方は、是非コメントを残しておいてくださいね。

 さて、映画のようなメジャーなテーマであれば収集家も多いでしょうから何の杞憂もありません。それとは真逆に、少数派の極み、いやいや、絶滅以前に過去に棲息していたかどうかすら疑わしいジャンルがあります。はい、それは「灯台」です。
 私とてプロパー&パッパラパー切手収集家としてかれこれ30年余のキャリアがありますが、灯台切手収集家なるお方なぞ、ただの一人もお目にかかったことがありません。知り合いの切手商さんに聞いても同じで、収集家に会ったこともないし、当然ながら灯台切手が売れるわけもないので販売用の分類ファイルも作っていないとか。
 日本は海洋国家ですし、灯台の役割、機能、建築技術といったことどもは、トータルに明治維新後の西欧近代化の象徴たりえるものです。にもかかわらず何この不人気?。もれ伝え聞いたところでは外国でもマイナーなジャンルらしい・・・人気がない、収集家自体がほとんどいない、にも関わらず全世界を見渡すと灯台切手はじゃんじゃか発行されています。一体、誰が買っているんでしょう?。
 図はコンゴ民主共和国(旧ザイール)が日本市場を当て込んで発行した全6集の「日本の灯台」小型シートです。上段左から順に姫埼灯台、出雲日御碕灯台、美保関灯台、下段左から御前埼灯台、神子元島灯台、犬吠埼灯台となっています。前述のような状況ですから、これらもセールス的には大コケしたんじゃないでしょうか。
 わが「美しい国日本」はサブカル面でも美しくなくてはいけませんね。世に滝マニア、崖マニア、琺瑯看板マニア、団地マニア、暗渠マニア、コンクリート・ブロックマニア、マンホールの蓋マニア、坂道マニア(タモリさんで有名)など数多知られており、その理論的指導者も存在しています。どーかひとつ、ここはどなたか「灯台切手の天野安治」を目指しませんか?。
 日本の郵趣シーンに東京大学出身者は多く、東大関連切手類収集家すら存在するようですから、OB・OGのどなたか、うっかり字を間違えて灯台切手も集めてください(←そんなヤツはおらん!)。

 これでは灯台切手なるジャンルは「マイナーであってマイナーであることに意味がない」ままです。

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November 21, 2006

めでたい

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井上和幸くん「朝鮮郵便史」GOLD+Best Exhibit賞おめでとう!。
詳しくはこちら

ちなみに「めでたい」のお求めはこちら

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November 19, 2006

ハリウッド映画再開60周年記念切手展

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 フランス切手収集家の甲斐正三(かい・まさみ)さんから表題の個展開催のご案内をいただきましたので改めて皆様にもご紹介させていただきます。以下、案内状の文面より。
(前略)今年は、戦後アメリカ映画の上映が再開されて丁度60年になります。これを記念して題記の展覧会を開催することとなりました。
 私は切手収集のほか、映画に夢中になった時もありました。今回の展示は、この二つをドッキングさせ、さらに映画のパンフレット、スチール写真、絵葉書などのコレクションも加えて、数々の映画作品をしのぼうとするものです。ハリウッド映画の他、ヨーロッパ、日本の映画も加え、120の映画を採り上げました。名画の数々を思い出していただければ幸いです。

 日 時:11月23日(木)〜26日(日) 10:30〜17:00
 場 所:目白・切手の博物館3階
 ※入場無料、記念小型印も使用予定です。

(以上)

【椙山注】
 映画のテーマ単独で展覧会が開催できるほどの力量をお持ちの切手収集家は他にはちょっと思い浮かびません。その意味でも、この分野の第一人者であられます甲斐さんの個展はたいへんお薦めです。東京近郊の方々は千載一遇のチャンスです。
 また、どなたか上掲の切手についても甲斐さんにお尋ねいただければ助かります。これはモナコが今年発行した「ジョン・ヒューストン監督生誕100年」記念切手です。某切手商さんの販売リストに、描かれている女性はマリリン・モンローだと記してありましたけれど、モナコ郵政当局からの説明は一切ありません。推定では「アスファルト・ジャングル」のワン・シーンかとも思いましたが、この映画そのもののDVDなりビデオなりが見当たらず確認(裏取り)ができていません。もし、モンローだとすれば、数少ない真っ当なモンロー切手が増えるというたいへん喜ばしいことになるからであります。よろしくお願いいたします。

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November 15, 2006

タイのクーデター

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 『ご無沙汰しております。バンコク在住のショージです。早いもので、こちらに来てから七ヶ月が経過しました。日本人とタイ人の習慣は完全に異なるので、戸惑うことも多いです。しかし、最近は慣れてきました。タイ料理が予想以上に美味しいので満足しています。フルーツも美味しいです。
 先日、クーデターの時、街中を徘徊してみました。銃を装備しているのですが、いまいち、緊張感はありませんでした。数日後には、戦車の前で記念撮影する人がたくさん居ました。(後略)』

 仕事から帰ってきたら、いきなりこんな国際郵便物が届いているというのもどうかと思うが、ちょっとうれしいかも。いやいや、不謹慎な!、仕事の疲れが一気に別次元にワープしたかのように目が冴え背筋が伸びる思いがしたよ。イイダバシくんの後輩にあたるショージくんだけのことはあり、こういう無茶をしれっとするのがいかにも彼らしい。ずいぶん昔、パレスチナ自治政府が発足したての頃、確か1995-6年だったと思うが、彼はエリコに乗り込んで郵便を差し出してきた前科的過去まである。
 自分自身でも自覚があるのだが、どうも私はショージくんには甘くてキツイことが言えない。言えないが、しかし、明らかに体を張り過ぎである。くれぐれも死なないようにと祈るばかり。

 「タイの住所あてに郵便を送れば送り返しますよ」とのありがたい申し出も書いてありました。しかし、むしろ逆のパターンを希望しているのです。金箔切手やエンボス切手が花盛りのタイ王国。できれば、そんな金ぴか切手&小型シート類の非初日C.T.O.(小さい局、田舎の局ほどGood!)や非初日実逓カバーを送ってもらえるとすげえうれしいです。タイ・バーツは円との交換レートもたいへん安いので、こちらも費用負担をしやすいのです。
 仕事に支障のない範囲でお願いしたいです。これを読んでいたら確実に伝わるメアドを知らせておくれ。折り返し私の新住所を連絡します。

 上掲のような写真をカシェがわりに印刷した封筒を実逓便で差し出す、なんてのも可能でしょうかねえ?。

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November 11, 2006

ゆうパック9個+1個

 特急仕事を8日に終え、郵趣の連載記事も9日に入稿し、ほんっっっとにようやく峠を越えました。そして本日、11月11日の朝、鹿児島のタニノクチくんからゆうパック9個+1個が無事に届きました。

 中身はそう、お察しの通り郵趣雑誌のバックナンバー類です。

 郵趣やスタンプクラブ、スタンプマガジンのバックナンバーがぎっしり詰まったゆうパック大箱が計9個。これを時間をかけて逐一チェックし、郵趣データベースに取り込むのです。
 古い郵趣雑誌はあまり人気がなく、古本的価値しかないかのように語られることも多いのですが、それは各人の収集テーマによるのです。私のように変形切手、変り種切手、話題になるトピックな切手、日本にはない郵便制度下で発行された切手等々、テーマチクやトピカル収集をしていればなおさら、切手発行当時のリアルタイムな情報は、これら定期刊行物からピックアップするのが非常に有効です。その当時、きちんと書いてあったのに、今ではただ単に記憶の上で忘れ去られている重要な情報という類いは非常に多いです。それら情報をメモ書き等の紙媒体で記録するのではなく、パソコンによるデータベース管理をするようになり、即時に情報検索できるようになって、初めてそのことに気付きました。

 +1個はというと、ちょうど10個口にすると割引になるというので、わざわざ焼酎2本詰の一升瓶用ゆうパックをひとつ付け足してくれたのでした。ありがとうタニノクチくん。送料に気持ち分を上乗せして、いましがたぱるる送金しておきました。
(ちなみに、スタンプマガジン1998年1月号の巻頭にタニノクチくんがにこやかに登場していることを忘れてはならないであろう)

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November 05, 2006

↑連休期間中限定(終了しました)

 世間は連休だ、JAPEXだのと賑やかですが自分は完璧に仕事です。おまけに爪を割る怪我までしてもーたぞ。というわけで、せめて気分だけでも浮かれたいっ!、ので11/8頃までの期間限定でクリップを貼り付けておきます。

のまのまいぇー、まいあひー、ちわわ!。

(※終了しました。まだ見たい方はこちらへ

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