« July 2006 | Main | September 2006 »

August 2006

August 27, 2006

JPS全国会員大会in大阪

 郵趣誌9月号が届きました。14ページを開いていただくと左下に囲み記事があります。そうです、我らが財団法人日本郵趣協会(JPS)の会員大会の告知です。全国会員大会としては24回を数え、かつJPS創立60周年記念大会でもあります。もちろん、9月2・3日(土日)両日とも参加します。旧友との再会が楽しみなのはもちろんのこと、ネット上でしかおつきあいできない地理的環境の方々とも実際に初めてお目にかかれる機会でもあり、今からたいへん楽しみにしています。初見の方も遠慮なく声をかけてください。名刺を束で持参するつもりなので、ぜひ名刺交換をしましょう。

 参加申込も宿の手配も終わり、あとは当日を待つばかり・・・・・とはならないのが私の現実です。郵趣誌の最新号が配達されてくるということは、すなわち次号の連載記事の原稿執筆開始を意味します。会員大会に参加するため、通常よりも前倒しで原稿を完成させなくてはなりません。今日からその作業に突入でございます。
 さらに、一部の方々には予告していましたが、アトリエ兼用の新居が決まり、その引っ越しが、のぉわんと!会員大会前日の9月1日。この日は家電製品や布団類の搬入、転入に関する各種事務手続き、挨拶回りが精一杯でしょうから、会員大会後にもこまごました引っ越し作業が数日は続くことでしょう。
 新居は仕事場の周南市と実家の山口市のほぼ中間地点の防府市で、海水浴場で有名な富海(とのみ)地区になります。詳しくはまた別途、郵便でお知らせします。

 と、そんなこんなで会員大会でお目にかかりましょう!。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

August 22, 2006

日本初のカスタマイズド・スタンプ

060822

 切手の絵柄部分そのものを好きな写真・イラスト等にカスタマイズできる、日本初のカスタマイズド・スタンプ(略称:Cスタンプ)がついに実現することになりましたね。詳しくは日本郵政公社の8月21日付報道発表を参照ください(ここ)。
 たいへん良いことなので基本的には大歓迎です。「フレーム切手」という商品名から、フィンランド、オランダ、カナダ、オーストリア、オーランドといった、同一スタイルのCスタンプ先行各国の例をきちんと研究されたことが伺えます。2種類のフレームが選択できるセルフ糊式切手というスタイルに一番似通っているのはカナダの商品名Picture Postageですね(詳しくはここ)。
 細かいことは実物が世の中に出回ってからでも遅くはないんですが、一点だけ気になりました。報道発表を見てまず思ったのが"フレーム状の切手の内側にミシン目で仕切った空白のタブ部分を設け"ウンヌンのくだりです。"タブ"などというバリバリの郵趣専門用語が平気で一般向けに使われているのも驚きですが、文字通り受け止めると切手の内側に更に目打穴があるということでしょうか?。解説図からはルレット目打かな?とも思いますけれど、罫線等の印刷ではなく穿孔であれば、日本初の「穴開き切手」でもあることになります。
 いずれにしてもJPS創立60年・財団化25年のフレーム切手は確実に作られるでしょうから今から楽しみに待っています(おねだり、おねだり!)。

注:上図は想像で合成してみたオアソビ画像です、念のため。

| | TrackBack (0)

August 20, 2006

レーガン大統領追悼(改値)

060820_1

【郵趣2006年8月号P.72】
 郵便料金値上げに伴い、既発行同一図案37c切手を39cに額面変更(改値)した切手が発行されました。これを単なる新郵便料金に対応するための改値だとは誰も思わないですよね。アメリカ郵趣協会の会報American Philatelist誌でも、新料金対応ということ以外に何の追加説明がないことについてなにがしか記事にされていました。しかし、東西冷戦の終結を実質的に牽引したこと、1987年のブラック・マンデーに対して適切な対応を講じて世界的な金融危機を未然に防いだことなど、亡くなって以後ますます評価が高まっていることが背景にあることはまず間違いないでしょう。忘れ去られやすい改値切手であればこそ記憶にとどめておきたい1種です。
 おまけに下にレーガン大統領就任記念カバーを掲げておきます。大統領選が行われた1980年11月3日に生まれ故郷のイリノイ州タンピコで二重の虹が現れた時の写真をカシェにしています。消印は任期初日の1981年1月20日です。アメリカさんは、んとーにこの手の記念カバーが好きですねえ。

(参考価格:39c単片120円、大統領就任記念カバー1,000円)

060820_2

| | Comments (0) | TrackBack (0)

August 15, 2006

4つの小島

060815

 ここ山口県にもスタンプマガジン9月号が届いたので、おおよそ全国に行き渡っていることでしょう。9月号ではなかなか面白い切手類がラインナップされているので詳しくご紹介したいと思います。同誌のP.51を参照してください。
 ダイアナ元皇太子妃追悼切手の中に<セントビンセント・カノーアン島>と<同・マスティク島>の6面シートがありますね。それぞれ見出しの後に「一番切手」と付記されていますが、これだけではちょっと意味がわかりにくいことでしょう。

 セントビンセント・グレナディーン諸島(以下SVGと略)はカリブ海に浮かぶ複数の島々で構成されています。代理発行エージェント切手の代表格としても有名ですが、さりながら、今回取り上げるダイアナ元皇太子妃追悼切手は肝(キモ)になる最重要アイテムです。
 SVGに属する数ある小島のうち、ベキア島とユニオン島の2島は過去に独自の切手を発行していたことがあります。しかし、カノーアン島とマスティク島は本件が初の独自切手発行で、それゆえに一番切手と付記されていたわけです。大きな括りで言いますと、4島の共同発行切手(ジョイント・イシュー)で、上図がその4島全図案です。シート構成もスタンプマガジン誌の図版にあるように4島共通仕様の縦2×横3の6面シートです。また、発行当時は正確な発行日がわかりませんでした。しかし、個人的にウォッチしていましたら、郵趣市場に公式FDCが出回るようになったことで、発行日は1997年12月10日であると特定することができました。
 鹿児島県の某谷○口くんなど、一番切手コレクターの方々はぜひ買っておかれると良いと思います。日本国内で一番切手のフルシートが2島とも揃って各640円はまずないと思います。値段以前に品物が揃わないですよ。安い切手だからといってイコール入手しやすい切手とは限らない、その典型です。
 参考までにSVGの地図を下に掲げておきます。なお、フランス海外県のレユニオンとSVGのユニオン島は別物なのでご注意ください。

Svg_map
【出典:http://www.geocities.jp/svg_jocv/map.htm

| | Comments (0) | TrackBack (0)

August 14, 2006

自由憲章50年

060814_1

【郵趣2006年8月号P.70】
 ネルソン・マンデラ大統領就任以降つまりアパルトヘイト政策廃止後の南アフリカ切手はおおむね良質なんですが、ごくたまに意味がよくわからないデザインの切手があります。郵趣誌最新号に掲載された「自由憲章50年」小型シートもそうです。
 向かって左側の切手は"FREEDOM CHARTER"の文字が鏡字になっています。これはミスではなく、自由憲章の意義が必ずしも実現されていないことを象徴したデザインなのだそうです。が、どうもピンときませんね。漢字圏に生まれ育った私たちは表意文字を使っているので鏡字だと意味が失効し、単に書き間違い(=文字とは言えない)と思ってしまいます。表音文字を使っている文化圏では文字=記号なので「鏡字=逆の意味」というロジックがたやすく成立するのでしょうか?。

 ぶっちゃけ、デーブ・スペクターの退屈なへたれギャグみたいにしか感じられないんですが。

(参考価格:230円)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

斉藤昭和さん

060814

 イイダバシくんのブログ池田健三郎さんのブログでJPS茂原支部長の斉藤昭和さんの訃報を知りました。在京時代には当然のことながら同じ関東地域のJPS支部長どうしのご縁で長くおつきあいさせていただきました。宴席を囲んだことも数知れず。そして時を経て1999年9月4日、広島県宇品で開催された第17回JPS広島正会員大会で、斉藤さん、仙台の藤井喜好さんそして私の3人が一緒に第19回郵趣活動賞をいただきました。上図はその時に斉藤さんから直接いただいたご自作の「郵趣活動賞受賞記念」カバーです。直筆サインは私の方からお願いたものです。改めてご冥福をお祈り致します。
 斉藤さんは"しょうわ"さんと呼ばれてもご自分からは訂正などはおっしゃりませんでしたが、本当は"あきかず"さんと読むのが正しい読みです。カバーを見ていてふとそんなことを思い出しました。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

August 12, 2006

最低記録更新

 私用で市内中心部に出かけた帰途、ちょうど昼食時に重なったのでJR山口駅前のぱるるプラザ山口に立ち寄ったところ、得がたい経験をさせてもらいました。それがタイトルの「最低記録更新」です。
 世の中には当たり外れがほとんどない食い物がありますよね。その代表がカレーライスだと思います。専門店に行けばそれはそれで奥深いカレーに巡り逢うことができますが、一方、市井の食堂であってもまあそこそこ不満は残らないタチのものでしょう。それが、ぱるるプラザ山口1Fのレストランは桁違いでした。私はカツカレー(800円)を注文しました。その凄さは一口でわかりました。

 カレー味皆無!

 大きなごろごろジャガイモが2つも入っていたので、食前の期待感との落差はそりゃもうたいへんなもので。子供用に辛味成分を除いた製法みたいな生易しいものではなく、水溶き小麦粉に黄色の色素をただ混ぜただけとしか思えませんでした。夕方まで胸焼け、むかつきが続くという極めて強力な逸品でした。
 世の中にこんなサイテーな食い物があるのか!を体験したい方は、是非ともぱるるプラザ山口におでかけください。JR山口駅前左手にそびえ立っていますのですぐにわかります。無料駐車場も完備されています。
 これほど恵まれた立地条件・環境にも関わらず不採算を理由に今年10月末に廃止されてしまいます。こんな最低な体験ができるのは今のうちです、急げ!。

 ま、不採算の理由がよくわかったけどな。

(注意)
 JR山口駅とJR新山口駅をお間違えなく。前者は山口線の駅で、後者は山陽本線の旧称・小郡駅です。ここには山口中央郵便局 ぱ・る・るプラザ内出張所もあります。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

August 09, 2006

最小記録更新

060809

 世界最小サイズ(面積)の小型シートの記録更新です。ハンガリーが1987年に発行した蘭の小型シートで、縦60mm×横40mm=24平方センチメートルです。7月末に行われた恒例の小倉伊勢丹での切手バザールで見つけました。しぶい品揃えを誇る福岡スタンプさんのストックにひょっこり入っていました。
 競合する収集テーマの人が皆無なので、即売会でも無理して開場一番乗りしなくても、いつ行っても掘り出し物がある現在の収集スタイルはラクでええわぁー。もっとも、説明しないと意味がわかってもらえないことがほとんどなんですけども。
 福岡スタンプさん、また色々見せてくださいね。期待しています。

| | Comments (3) | TrackBack (0)

August 06, 2006

はがきCD

060806_1

きってコレクションblogのHIDENさんからすばらしい暑中見舞が届きました。業界初の絵はがきCDです。詳しくはhttp://www.barks.jp/news/?id=1000025143http://www.teichiku.co.jp/artist/matsusen/disco/ci106.htmlを参照してくださいませ。CDを買うとPスタンプが付いてきて、それをCDそのものに貼って送る&贈ることができるというもの。HIDENさんにはずいぶん高い買い物をされたみたいで、ただいま、どのような返礼をすべきかびびってます、まじでー。
 それにもまして、消印が「新宿 18.8.2」となっていることから、CD発売初日に東京都内を駆けずり回って発送してくださったことがわかります。そのレポートを拝見しますと、酷暑の中、体力的にもたいへんであったことが伝わってきました。ほんとうにいたみいります。
 興味のあるPスタンプコレクターさんは、こちらの販売店リストをご覧になってCDショップへお急ぎください。わが山口県は、うーん、見事に1軒もないなー。田舎バリバリやねー。

 なお、第1種定形郵便物の重量便料金(25g〜50gまで90円)なら「CDはがき」じゃなくて「CD封書」じゃないか!というツッコミは、既に私がかまし済ですから、まー、難しいことはさておきましょう。

060806_2
(↑Pスタンプ部分の拡大図)

(余談)
 8月4・5日の両日、小泉首相が山口県に来てました。松下村塾とかを見て回ってましたが、うーん、これが初めてというのは意外でした。国会議員の「議員」なる言葉もメイド・イン・山口だし、単なる観光でもかまわないので、早いうちに萩ぐらいは見に来た方が良いですよ。山口県は旧郵政省時代、切手原画やデザインを担った技芸官も少なからず輩出していますので。
 ちなみにすべからく山口県で生まれ育った子供は、小学校卒業までに遠足や修学旅行などで松下村塾、下関の関門海峡・赤間神宮、岩国の錦帯橋、広島県の安芸の宮島には必ず連れて行かれるのです。その意味は推して知るべし。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

August 03, 2006

ちょっと気になる

 「日本映画」連刷シートの話題の続きです。

 連刷シートの中央上部(1-2番切手の間のマージン部)には英文のタイトルが入っていますね。一方、中央下部(9-10番切手の間のマージン部)はフィルムの穴模様があるだけで、今のところ空白(グレー地?)ですよね。この空白がどうも居心地が良くない感じがします。シート下部に空き地があるぶん、シート上部が重たいイメージがします。もし私だったら、この下部の空白部分に何か仕掛けをすると思います。
 グレー地が実はスクラッチになっていてこすると当たりが出る、というのはふざけ過ぎですね。まさか、香り付きなんてのは・・・それはテーマと関係なさ過ぎ。前例のあるトリックならマルチメタリックイメージ印刷。理想では映画のワンシーンが浮かび上がるホログラム箔貼りにしたいです。あるいは地味ながら上品に映画関係の図柄などをエンボスもしくはデボス加工するとか。

 まさかねえ・・・

| | Comments (0) | TrackBack (1)

August 02, 2006

すばらしい!

 文句なしに最高の評価をしたいと思います。来る10月10日発行予定の「日本映画」連刷シート2種のことです。作品のセレクションに関しても芸術性と娯楽性のバランスがたいへん良いと思いますし、日本人が評価する良い日本映画のみならず、日本以外の文化圏の人々も認めうる作品がきちんと入っているところがすばらしい。これほど「記念・特殊切手に取り上げるとはどういうことか」を熟考された明確な例は非常に希有なことです。さらに日本郵政は積極的に海外への売り込み攻勢(輸出)もされると良いと思います。国内外ともにし、セールス的にも大成功することと思います。あとはもう実際の切手の出来映えを待つばかりです。
 個人的には「幕末太陽伝」も入れて欲しい、大島渚作品も欲しい等々のことどもはありますが、まあ、それは大した問題ではないと自分でもそう思います。心配なのはプロパー郵趣家の中には石頭と言うか映像芸術が理解できない時代錯誤の頑迷人が多々いるので、うかつに反対する愚か者が現れるんじゃないかとヒヤヒヤしています。伝統的な郵趣家の中にはほんとにセンスの悪い人が多いことをいちばんよく知ってるので。的外れな批判をして、切手収集家が蔑まれるような教養のないことを言い出す人が現れないことを祈るばかりです。
 いずれにしても、こんな難しい企画を、このように優れた平衡感覚で現実化できるなら、日本郵政が完全民営化しても現在のフランスのような濫造濫発にはならないだろうと思います。頼もしい限りです、安心しました。

http://www.japanpost.jp/pressrelease/japanese/yubin/060731j201.html

|

August 01, 2006

ブータンの広告入り年賀小型シート

【郵趣2006年8月号P.58参照】
 図版番号40に戌年の年賀小型シートが掲載されています。本文では特に何も触れられていないので気付きにくいのですが、小型シート下部に3つの囲みで入れられているのは広告です。実は昨年の酉年小型シートから広告入りで、しかも"いかにも余白に詰め込みました"的な、えらいみっともないものでした。そうは言っても数少ない広告付き切手ですし、なおかつ今なら安いものですから一応押さえておきましょう。

060801_1

<戌年の広告主>※向かって左から
・Snow Leopard Trekking Co.(酉年も出稿)
・Zhiwa Ling Hotel
・International Treks & Tours Ltd.(酉年も出稿)


060801_2

<酉年の広告主>※向かって左から
・Sakten Tours & Treks
・Snow Leopard Trekking Co.
・Bhutan Kaze Tours & Treks
・Etho Metho Tours
・International Treks & Tours Ltd.
・Namgay Adventure Travels

 注意点、と言うよりおマヌケな点をご紹介すると、酉年小型シート下部に赤文字で入れらているブータン郵政の郵趣サイトのURL、http://www.bhutanpost.com.bt/public/index.phpは、当時はアクセスできたもののコンテンツが貧弱でかえって悪印象を与えかねないものでした(今ではNot Found)。現在でもつながるのはhttp://www.bhutanpost.com.bt/public/index.htmlですけど、まあ相変わらず特に得るものはナシです。
 その反省からか戌年小型シートの切手と広告枠の間に表記してある一行は”Visit the Kingdom of Bhutan with our top Tour Operators”という単なるキャッチ・コピーに変えられています。
 細かい点では各社とも社のシンボルマークが添えられており、例えばSnow Leopard Trekking Co.はユキヒョウのイラストです。準々・・・的な要素ではありますが、一応トピカル関係の方は実物確認されておかれますように。

(参考価格:戌年SS 480円、酉年SS 230円)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« July 2006 | Main | September 2006 »