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June 10, 2006

アナーキー?、否、穴開きです

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 ブログ「切手市場 副管理人のひとりごと」に「切手の耳紙」という記事がありました。切手シートの耳紙を切り取って封筒に貼るように郵便局員氏に言われたことにまつわる興味深いお話です。もちろん、私もこれとまったく同じ体験が何度もあり、そのつど「次からは必ず耳紙を取ることにしましょう」とにこやかに笑ってその場を和やかに去り、そして耳紙を付けたままにし続けるという完全不履行の根性で生きてきました。
 切手と郵便物にまたがるように消印を押す、これは郵趣用語でも「タイ・オン」と言ってよく知られていることです。日本の場合、漏水・浸水などの万一の事故があった時、郵便物から剥がれ落ちてしまった切手を照合して元通りにしなければならないからと説明されています。事故でなくとも貼り方が悪くて切手が剥がれてしまった例もままあります。その演繹で初日押印等の場合でも田型中央一印押しは記念押印なら可でも、実際に郵便物として発送される引受消印では不可です。
 しかし、切手が郵便物から剥がれること以前にそもそも郵便物が水濡れするような事態を回避する方が先決では?。封入物の湿潤汚損をどう解決するかという時に切手を元の位置に戻すウンヌンは意味があるのかなあ。最近では郵便物表面に印字されている目に見えないバーコード(UVライトで発光)に差し出し情報もきっちり記録されてもいるのですから。と、個人的にはかの理由は大袈裟すぎる気がするんですが、最悪の場合を基準にしてものごとを定める立場の人のロジックではそうなるのかなと思うだけです。
 そこで、私は法令遵守の姿勢を貫徹・誇示・啓蒙せんと、図のような郵便物を差し出しました。小型シート、連刷シートの一部をくり抜いて郵便物表面を露出させ、これをもって消印をタイ・オン可能にした美意識のカケラも感じられない穴開きシート貼りカバーでございます。
 これなら文句ないだろう、っつーか、面倒臭いだけで何のレジスタンスにもなってないじゃん!、というようなばかばかしいことを7年前に既に実行していた愚か者はこの私だ。

 すまん、オチはない。

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