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June 2006

June 30, 2006

大阪出張

 急きょ大阪出張することになりました。30日は朝1番のひかりに乗って10時頃には堺の現場到着予定です。デジカメで調査の後、簡単な補修工事の応急手当をするので、バッグにはコーキングガンやら何やら軽装備の工具類を詰めて行きます。
 能率的に要件を片付けて何か旨いもんでも食いに行こうっと!。「郵趣」誌のイベントスケジュールを見ても、うーん、催事の谷間のようで何もナシ。うむむ、今回も大阪駅前のあそこに行くとしましょうか。
 てなわけで早起きしなくてならないので、今日はこれにておやすみなさい。

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June 29, 2006

郵便集配局の再編計画

 昨6月28日、日本郵政公社は郵便集配局の再編計画を発表しました。現在、集配業務を行っている約4,700局のうち1,048局の業務を近くの局に移して窓口業務だけにするというものです。ついに来るべきものが来たかという感じです。

 ざっと見てみると、地方に多い特定集配局の集配業務を廃止し、近隣の普通郵便局に集約させているらしいことがわかります。個人的に縁のあった特定集配局を見てみますと、山口県では大内→山口中央、鹿児島県では市来→串木野、といった具合。効率から言えば確かに集約した方が良いのですが、地方の場合、特定集配局の外勤は数少ない職場であることが多いです。集約先の普通局に異動するだけで、失職するようなことがなければ良いのですが。
 また、アオヤマスタンプさんいわく"飛び地に興味のある山口県のSさん"とは私のことですんで(笑)、当然のごとく離島関係にも目が行きます。鹿児島県の十島村(トカラ列島)の口之島、中之島、宝島といったバリバリの離島局が軒並み鹿児島中央局に管轄替えになっています。とはいえ、本土にある鹿児島中央局の配達員さんが、ひょいと配達して日帰りしてくるなんてことができるわけがありません。在所の特定局が配達するよりもなお経営資源を集約できる体制といったら、簡易郵便局方式で農協や漁協あるいは個人に集配業務を委託するのかなと想像しています。それは、かつて鹿児島県の甑島での実例を取材した谷之口勇さんの記事をJPS鹿児島支部報に掲載したことがありますので、おおよそのイメージは理解できます。
 わが山口県でも日本海洋上に見島なる離島が浮かんでいます。ここも見島局(特定集配局)から萩局(普通局)に管轄替えになっています。とりわけ山口県では43局が集配廃止となる予定で、全国的に見ても北海道160局、新潟55局、広島46局、長野45局に次ぐ多さのようです。

 報道発表されたということは労働組合側も受け入れた案なのでしょうし、急にサービス低下を招く事態にはならないだろうとは思います。とは思いますが、切手収集家の視点から言いますと、集配業務をやめるということは当該局の消印が押された郵便物が皆無に近くなることを意味します。書留など、窓口で差し出されてその場で消印される郵便物上にしか印影が残らないからです。未来の消印コレクターさんたちは、郵便集配局の再編が行われたXデーを境にして、その前と後とでは希少度が大きく異なる様を実感することになるでしょう。
 また、現在、風景印を使っている特定集配局ではXデー以降どうするのでしょうか?。一斉に使用中止になるのか、あるいは使い続けるのか・・・。

◆再編となる局の一覧(pdfデータ)は下記サイトでダウンロードすることができます。
 http://www.post.japanpost.jp/whats_new/2006/topics/saihen.html

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寄せ集め

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 日本の風景印のデザインが興味深い空間構成をしていることをはっきり意識している人はほとんどいないと思います。各地の名刹・旧蹟・シンボルなどを寄せ集め、円形の印の中にレイアウトしてあります。が、しかし、現実にそんな景観はないわけで、にもかかわらず違和感がないのは、そんな各パーツを組み合わせて印影というひとつのデザイン空間を構成している、との視覚と認識のリレーションが学習されているからですね。無意識のうちに機能しているそんな脳の働きがあるにしても、いくらなんでもこれはないだろう、みたいなデザインが特に多いのがリベリア切手です。

 中央の走る人からしていきなりありえないでしょ。棒っ切れの先に手紙を挟んで走る配達夫は、古代エジプトやアンデス文明、はたまた日本の飛脚などでは(かつては)実在しましたが・・・・・なぜにリベリアではランニングシャツに真っ赤な短パンはいた現代人なん?。どこぞの陸上スポーツ選手の手に、棒と手紙を持たせただけとしか思えません。テキトーに絵を作ったでしょ。
 左上の空部分に余白がありましたのでついでにジェット機も飛ばしてみました・・・・・のもみえみえです。寄せ集め構成のデザインなので、遠近法もちょっと無視して・・・っつってもこれは無理じゃ。こんな超低空飛行はありえねー、危ねぇー!。
 1974年に発行されたUPU100年記念切手全6種は、いずれも人工衛星や鉄道を描くなど寄せ集めデザインであることは一緒なんですが、この15cは頭抜けて寄せ集め度が酷いです。何が悪いって、リベリア切手を代理発行しているエージェントの製作部門がええかげんな仕事をしているからなんですが、いやあ、これじゃあリベリア切手を集める人はいなくなります。いや、既にほとんどいないと思います。

 切手の世界では寄せ集めデザインはよくあることなので感覚が慣れ性になっている傾向があります。でも、時には意識して観察し直してみてください。"いくらなんでも"な無理・無茶デザインがけっこうあります。日本の「世界遺産」シリーズ切手もそうだとは言いませんが、どうでしょう?。観光ポスターみたいなシート・デザインになってしまっている原因のひとつに"寄せ集め"が度を越しているからとは思いませんか?。

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June 27, 2006

世界ラクロス選手権2006

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 カナダ郵政の郵趣広報誌details最新号に表題の記念切手発行予告が掲載されていました。発行日は来る7月6日、オフセット6色印刷、8枚を納めたセルフ糊式切手帳の形で300万枚発行されます。
 なにげに眺めていると印面中に日の丸もあるではないですか。さっそく調べましたら、はい、めっけました。7月13日〜22日、世界中から20チーム以上がオンタリオ州のロンドン(イギリスのとは別)に集まって開催される予定です。確かに日本チームもエントリーされていました。間違いなくジャポニカ切手のひとつと言って良いでしょう。

 しかも!

 ミッドフィールダー・背番号14の山中淳司選手は、なんと、日本郵政公社勤務だそうです。これは応援しなければいけませんね。にっぽん、ちゃちゃちゃ! にっぽん、ちゃちゃちゃ!

◆世界ラクロス選手権2006公式サイト
 http://www.2006worldlacrosse.com/

◆日本チーム公式サイト
 http://www.lacrosse.gr.jp/
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 あのー、ところで"らくろす"ってどんなスポーツなん?

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ささやかなネタ話 Part.1

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 "西中国切手のつどい2006"でこんなもんGETしまして。ウラ取り確認したわけではないのですが、年月日活字(ゴム印)が縦並びになった風景印は個人的には初見です。けっこう無理してますねえ。他にもあるでしょうか?。
【山口粟野(あわの) 42.3.17】


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ささやかなネタ話 Part.2

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 同じく"西中国切手のつどい2006"でGET。熊本中央信用金庫が配った切手のおまけ「信ちゃん世界の切手プレゼント」。台紙にクリップ型抜きして、そこに切手をナマで挟んでいるあたり、いかにも肥後もっこす!(違うと思うぞ、自分)。グリコの切手おまけは有名ですが、ローカル・アイテムはちょっぴり面白いです。切手は1972年発行の旧東ドイツ切手ですし、使われている写植文字の種類から類推しても昭和50年代前半頃のものでしょう。切手おまけとしては最後期物だと思います。どなたか、詳しい方はいらっしゃいませんか?。
(図版は上が表面、下が裏面です)

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ささやかなネタ話 Part.3

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 生まれて初めてガリガリ君を食べたらいきなり当たっちゃいました。ビギナーズ・ラックというやつ?。弟によるとガリガリ君の当たりは滅多に出ないそうで、それを聞いたとたんに収集家魂が閃き、交換しないでコレクションに加えることにしました。割れ目を入れる工程から漏れたらしい「割れない割り箸」とか、実はそーゆーレアなアイテムもこっそり集めてます、えへへ。

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June 24, 2006

FileMaker Pro 8

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 ブログではパソコンソフトの話題はほとんどしてませんでしたが、今日は珍しくその話です。長年使ってきたデータベース構築ソフトのファイルメーカーを最新版に更新しました。
 いつの頃からでしたか、確か仕事でVersion3か何かを使ったのがきっかけだったように記憶しています。それが住所録作りにも応用したのを皮切りに、いつしか自然に切手コレクションのデータベース構築に本格的に使うようになって早3年以上が経過しました。その間にマシンをPowerBookG4に買い替え、当然ながらOSもMac OS Xになり、さらには仕事用にWin機のVAIOノートも平行して使うようになり、ついにソフト側も最新版のFileMaker Pro 8にしました(MacとWinのコンパチブル版)。データベース採録数も5,000点を越え、今年中に6,000点を突破するのが確実になってきてもいたので、タイミング的にもちょうど良かったかなと思います。
 Pro 8の注目点は、エクセルとPDFに書き出せることでしょうか(まだ両方とも試してませんが)。今までは調べものを依頼された時、データ検索した結果(文章と画像)をいちいちメールソフトにコピー&ペーストしたり画像添付しなくてはなりませんでしたが、今後はめんどくさいのでエクセルにでもデータを書き出してそのまんま提示できる(はず)なので、だいぶらくちんになります。そういうことで、これまで以上に気楽に"京都関連の変形切手はありませんか?"とか聞いてください。
 郵趣でFMを使っている人はどのくらいいるのでしょうか?。仲間が多ければ便利な自作テンプレートを紹介しあうサークルとかできそうです。昨年買った一番高い切手の購入金額を、こっそりカミさんが調べるのを阻止するテンプレートとか(汗)。パスワードをかけて全く閲覧できなくすると却って怪しまれますから、オトリっつーんですか、怒られない程度のデータを表示してくれるように擬装するとかね。リアルでしょ(笑)。

 では、FMで構築したデータベースを積んだPowerBook G4を抱えて、明日25開催の"西中国切手のつどい2006"に出かけてきま〜っす!。

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June 19, 2006

1周年記念

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 今から12年前の1994年11月17日、アメリカのブルース&ジャズ・ミュージシャンと題する29c切手8種が発行されました。このうち、ブルースの始祖と伝えられるロバート・ジョンソン(Robert Johnson 1911-1938)を描く1種で事件は起きました。
 この当時、唯一とされていた有名な写真、その鋭いまなざしと異様に長く見える指が印象的なこの写真から、あろうことかアメリカ郵政はくわえタバコを消し去ってしまいました。さらに1999年、「アメリカの20世紀シリーズ」の1940年代シートに登場した現代美術のジャクソン・ポロックの写真もまた意図的にくわえタバコが消されてしまいました。過去に起きた事実を現在の価値観で安直に一面的に意味付ける、さらにはかのように事実をねじ曲げてしまうとは何たることでしょうか。いずれも同国のヒステリックな禁煙原理主義者連中の愚劣さを象徴する事件であったと断言できます。

 世界中のタバコ呑みが絶滅しようとも喫煙し続けると喧伝していたこの私が、なんと禁煙に踏み切って丸1年をクリアした記念にこの記事をアップしました。そうです、誰もホメてくれないので逆説的に自画自賛してみました、はい。

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June 17, 2006

ザビエル生誕500年

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 図はポルトガルが発行したフランシスコ・ザビエル生誕500年記念切手です。布教の様子を描いたタイル画の単片2種と小型シートでワンセットです。発行日は2006年4月5日です。
 私が住んでいる山口市も、ザビエルとはそれはそれは深いつながりがあり、市の中心部に記念聖堂まで建っているくらいです。宗教そのもののテーマなので、日本でも記念切手あるいはふるさと切手を出すというのはハナから無理と諦めています。しかし、そうです、今は写真付き切手があるぢゃありまんか。
 おまけにことしは雪舟没後500年の節目の年でもあるのだよ。山口毛利博物館(防府市)蔵の「山水長巻」はまだ切手になっていないので、こういうタイミングでふるさと切手にでもなれば素晴らしいんですけど。
 誰か何かやんなさいよー、山口市民にそれらしき盛り上がり感がまったくナイのもちょっと寂しいぞ。

<山口市民トリビア>
・山口では「ザビエル」ではなく「サビエル」と呼ぶ。(証拠はこちら

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June 11, 2006

環境郵趣

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 きってコレクションblogで環境問題をテーマにした郵趣のお話があって、たいへん面白い視点だなあと思いました(記事はここ)。切手の世界で最初に環境問題の視点でのリサイクルが意識されたのは、おそらく1990年に発行されたアメリカの自動販売機(ATM)用星条旗25c切手(セルフ糊式)だと思います。ただし、この切手自体をリサイクルしようとしたものではありません。ポリエステル製だったため、切手を貼った封筒をそのままリサイクルできないことが理由で、翌年発行の同一図案F切手をもって製造中止になってしまいました。つまり、リサイクルの障害になることが理由で廃止された切手なのです(実際は製造コストも高かったことも一因らしい)。

 アメリカではレイチェル・カーソンの著書「沈黙の春」が、化学物質(農薬・殺虫剤など)による環境汚染・生態系破壊に警鐘を鳴らしたのが1962年。日本ではこれよりも早く1956年頃には公害病の水俣病が確認されていますし、有吉佐和子の「複合汚染」は、当時連載されていた朝日新聞でリアルタイムに見た記憶があります(1974〜75)。記憶をたどってみると、自分が子供の頃は「環境(問題)」という概念自体がまだなかったように思います。当時のキーワードとしては「公害」「自然保護」はありましたが「生態系」という言葉はやっと世の中で使われ始めたかどうか。「リサイクル」なんて言葉は確実に存在してなかったと思います。ですから、(仮称)環境郵趣に取り組むのは意義深いし期待できるテーマではあるものの、対環境・自然観そのものが時代によって大きく異なるので、こりゃあ大変ですよん。
 その例としては下のFDCがあげられます。1959年発行の沖縄切手「全琉緑化推進運動」田型貼りFDCです。図版ではよくわからないと思いますが、封筒はありきたりのものではなくFirst Day of Issue / "MAKE RYUKYUS GREEN" MOVEMENT等の記念銘も印刷された特製封筒です。ところが材質はと言うと、木をスライスした木肌も鮮やかな木板紙です。緑化といいながら木板紙を使うなんて、今の感覚では矛盾そのもので怒られるに決まってます。ですが、この当時はそんな意識は皆無。例えて言うなら、それとはまったく意識のないままにセクハラしてるオヤジみたいなもんです(かな?)。
 この時代の緑化運動とはイコール自然保護とか環境保全とかではなく、産業としての林業促進運動、建築資源確保のための緑化に過ぎなかったわけです。そのあたりをきちんと整理しなければならない難しさがつきまとうことと思います。

 なお、今ではすっかり目にすることもなくなった木板紙製封筒(郵便自動化の障害になったために廃れたと思うのですが、そのあたりは専門家のイイダバシくんにお任せします)は、むしろ戦前の方がよく使われていたみたいです。変わった材質の郵便物に興味のある方は留意しておいてください。

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June 10, 2006

アナーキー?、否、穴開きです

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 ブログ「切手市場 副管理人のひとりごと」に「切手の耳紙」という記事がありました。切手シートの耳紙を切り取って封筒に貼るように郵便局員氏に言われたことにまつわる興味深いお話です。もちろん、私もこれとまったく同じ体験が何度もあり、そのつど「次からは必ず耳紙を取ることにしましょう」とにこやかに笑ってその場を和やかに去り、そして耳紙を付けたままにし続けるという完全不履行の根性で生きてきました。
 切手と郵便物にまたがるように消印を押す、これは郵趣用語でも「タイ・オン」と言ってよく知られていることです。日本の場合、漏水・浸水などの万一の事故があった時、郵便物から剥がれ落ちてしまった切手を照合して元通りにしなければならないからと説明されています。事故でなくとも貼り方が悪くて切手が剥がれてしまった例もままあります。その演繹で初日押印等の場合でも田型中央一印押しは記念押印なら可でも、実際に郵便物として発送される引受消印では不可です。
 しかし、切手が郵便物から剥がれること以前にそもそも郵便物が水濡れするような事態を回避する方が先決では?。封入物の湿潤汚損をどう解決するかという時に切手を元の位置に戻すウンヌンは意味があるのかなあ。最近では郵便物表面に印字されている目に見えないバーコード(UVライトで発光)に差し出し情報もきっちり記録されてもいるのですから。と、個人的にはかの理由は大袈裟すぎる気がするんですが、最悪の場合を基準にしてものごとを定める立場の人のロジックではそうなるのかなと思うだけです。
 そこで、私は法令遵守の姿勢を貫徹・誇示・啓蒙せんと、図のような郵便物を差し出しました。小型シート、連刷シートの一部をくり抜いて郵便物表面を露出させ、これをもって消印をタイ・オン可能にした美意識のカケラも感じられない穴開きシート貼りカバーでございます。
 これなら文句ないだろう、っつーか、面倒臭いだけで何のレジスタンスにもなってないじゃん!、というようなばかばかしいことを7年前に既に実行していた愚か者はこの私だ。

 すまん、オチはない。

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"オーストラリアのサッカー"切手小型シート

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 いよいよ始まりましたね。んー、このブログを見ている人なぞ皆無で、ほとんどの人はテレビにかじりつきでしょうか。

 この円形小型シートは、オーストラリアが先月発行したばかりの「オーストラリアのサッカー」です。オーストラリア郵政ホームページの説明によると" The stamp issue includes the first circular debossed miniature sheet produced by Australia Post."とあり、オーストラリア切手初の円形デボス加工の小型シートであるということです。
 切手の世界では古くから裏面から型押しをして切手表面に凹凸模様を出すエンボス(emboss)加工がよく知られています。それとは逆に、切手表面から型押しすることをデボス(deboss)加工と言います。エンボスでは効果的な凹凸模様が得にくい厚い切手用紙の場合や、くっきりした段差を表現したい時にデボスが適しているそうです。と、知ったかぶりをして書いていますけれど、正直、私も良く知りませんし、オーストラリア切手初にしてイコール世界初と言えるかどうかもわかりません。
 そもそも、出来上がった切手を目の前にしてエンボスかデボスかの違いがわかるわけでもありません。切手用紙の表裏や雄雌型の上下位置のセッティングを間違えた等の理由で、凹凸模様が逆になったエラーとかあるのでしょうか?。そういうアイテムが実在するのであれば考慮しますが、現時点では切手の表裏どちらかから型押しするかの違いを、切手の製造面分類の項目のひとつとして格付けすべきかどうか?。

 なお、毎度のことながら権利関係の制約のために使えないのでしょう、シート地のサッカーボールのデザインは今大会で使われているものとは異なり、日本でも一般的によく見かける白黒亀甲模様になっています。というより、この模様自体、日本で商品化されたデザインなのでよく見かけて当然ですね。その筋でいくと、これもジャポニカ切手か?と思わないでもないのですが、私の考える広義のジャポニカ切手の範囲は広過ぎる・おかしい、と注意されたばかりですのでこのへんでやめておきましょう。詳しくは各自で調べて判断してくださいな。

 それにしてもエクアドルーポーランド戦の上川主審さんは素晴らしかったっすね!。

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June 09, 2006

マルタ騎士団との共同発行

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 久しぶりに"なんじゃこりゃぁ?!"と口走ってしまいました。

 きたる6月19日、サンマリノが共同発行切手を発行します。左にサンマリノ切手、右に通称"Sovereign Military Order of Malta"ことマルタ騎士団のラベル(切手ではない)の連刷というスタイルで。
 日本をはじめ、マルタ騎士団を正式な切手発行主体と認めていない国々は多く、それゆえ郵趣誌の「世界新切手ニューズ」欄にも掲載はありません。それには相応の根拠があり、ここではその判断の是非を問うものではありません。詳しくは文末の各種リンク先を参照してください。
 マルタ騎士団はとうの昔に軍事組織としての実体も意味もなくなり、ぶっちゃけ、医療活動を行うNGOのひとつにすぎませんが、その意義のみに焦点をあて、顕彰切手化したのがサンマリノ。して、マルタ騎士団が発行した切手を認めない国々が多いことをかんがみて"大人の判断"をした結果が、切手ではなくラベルになったものと思います。ラベルなんですから単なるタブ付き切手と同じっちゅーことですね。
 サンマリノは、ごく稀にですが不意打ちのようにオモシロ切手を発行する妙なクセ(?)があります。本件もその本領発揮と言えるでしょう。横連刷で13万組発行されます。

○サンマリノ郵政
 http://www.aasfn.sm/english/english.htm

○マルタ騎士団国
 http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Lake/2917/hikounin/malta.html 
(↑たいへんわかりやすい)

○Y2net「切手の世界にようこそ」/マルタ騎士団ってご存知ですか?
 http://blogs.yahoo.co.jp/the_world_of_stamps_y2net/7385063.html

○マルタ騎士団公式ホームページ
 http://www.orderofmalta.org/index.asp?idlingua=5

○マルタ騎士団切手インフォメーションページ
 http://www.orderofmalta.org/filatelica.asp?idlingua=5

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