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June 19, 2005

新刊案内:反米の世界史

050619

 郵便学者の内藤陽介さんから新刊書のインフォメーションを送って頂きましたのでご紹介致します。(椙山)

 さて、このたび、講談社現代新書の1冊として『反米の世界史』を上梓いたしましたので、ご案内申し上げます。
 19世紀の末から20世紀を経て現在にいたる100年余の年月を通じて、アメリカ合衆国は、政治・経済・文化のあらゆる領域において世界的な影響力を拡大していきましたが、その必然的な副作用として、彼らは世界各地でさまざまなレベルの抵抗に直面してきました。それが先鋭化し、アメリカとの直接的な軍事的衝突という結果にいたった例も少なくありません。その意味では、“アメリカの世紀”と呼ばれた二十世紀を“反米の世紀”と読み替えることも可能なはずです。
 『反米の世界史』は、そうした、アメリカと激しく敵対してきた過去を持つ国や地域の視点から、アメリカが世界の覇者となっていく過程を描き出したもので、200点を越える切手・郵便物の図版の中には、以下のようなモノも含まれています。

 ・縛り首にされるアメリカ黒人の姿を描いたソ連の宣伝絵葉書
 ・太平洋戦争中、日本が神風の到来を願って発行した“敵国降伏”の切手
 ・ニクソンを名指しで非難した北朝鮮の切手
 ・アメリカ大使館人質事件を記念して発行されたイランの切手
 ・劣化ウラン弾に苦しむイラクの子供が取り上げられた切手
 ・フランスがアメリカの中東政策を批判する意図を込めて発行した切手

 切手は国家のメディアである——「郵便学」を武器に、“アメリカの大義”が席捲した20世紀の実像を、ソ連・イラク・北朝鮮・・・という“反米国家”の側から鮮やかに描き出す問題作!。詳しくは、下記HPもご覧ください。

【講談社・出版案内】
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=1497901
【郵便学者・内藤陽介のブログ】
http://yosuke-naito.ameblo.jp/

※注:上記図版は私、スギヤマの好きな反米切手です(^_^;

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Comments

 椙山哲太郎様

 拙著をご紹介いただき、ありがとうございました。椙山さんのお気に入りの切手は、拙著の206頁にしっかり出ています。よろしかったら、チェックしてやってください。

 これからもいろいろとお世話になると思いますが、よろしくお願いいたします。

 内藤陽介拝

Posted by: 内藤陽介 | June 19, 2005 at 09:18 PM

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