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April 2005

April 19, 2005

想定の範囲外

sakura

 現在のような"つまみ喰い郵趣"に乗り換えてからというもの、実は毎年発行される日本切手カタログは全く買い替えていませんでした。さくら切手カタログなんか2003年版を使ってましたし、事実、ふだんは使う必要性もほとんどなかったもので。
 ですが、これも度を越すとオツムが時代についていけなくなりますんで今年は新版(2006年版)を買おうと思っていたところ、まるで見透かされたかのようなタイミングでまさに今日、自宅に新版が届いていました。とある方からの寄贈本でございました。ひえぇぇ〜、恐縮ですぅ〜。想定の範囲外でした。
 巻頭特集は17ページにも及ぶ「テーマ別写真付き切手図鑑」と銘打ったもの。最後に販売価格表が付いているので即注文することもできるようになっています。いろいろな意見もありましょうが、切手の記事は「ただの紹介記事」で終わるのではなく、同時に入手方法も明快にインフォメーションしてあるのが親切だと思います。せっかく、ここまで思い切った編集をしているのですから、あとは一般書店店頭での扱いから、さまざまなメディア(特に新聞)で

「写真付き切手がわかる、買える」

というポイントを大きく扱ってもらえるよう、さくらカタログ担当の営業マンさんには例年以上のガンバリを期待するものです。
 西暦2005年の今のこの時代に、表紙に「月に雁」をどーん!と入れたり、「ビードロ」と「マツケン御開運」写真付き切手も入れるなど、非常に面白い"筋目狙い"のデザインでもあり、どうか沢山売れますように。

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April 15, 2005

国連最初のホログラム切手

 リンクを張らせて頂いているyuaさんの「札幌日記録」に興味深い情報を発見!。愛知万博の国連館で国連切手貼り郵便物を引き受けるサービスをしているとか。それに使われているのがニューヨーク本部用70cホログラム切手だそうです。タイトルの通り、これが国連切手最初のホログラム切手です。愛知万博に行かれる方がいらっしゃいましたらぜひ差し出ししてみてください。他の参加国はこーゆーのはやってないですかねー?。

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さっそく空位切手

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 先日、荒牧さんが指摘されていた「空位切手」ですが、このたびのヨハネ・パウロ2世死去に際しても従前通り発行されたようです。ebayには既にばんばん出品されていますね。
 内外の報道各社の主旨を要約しますと、発行日は4/12で新法王が決まる4/18のコンクラーベまでの一週間のみ使える切手(ヨハネ・パウロ2世が亡くなったのは4/2)。法王在位期間中の切手には法王冠が描かれるが空位切手にはそれがないのが特徴。0.60ユーロ、0.62ユーロ、0.80ユーロの3種類で、それぞれ青、赤、緑で「バチカン市国」「空位2005」と表示され、発行枚数は3種計で70万枚(現時点では内訳不詳)。名称は"Vacant See Stamps"とか"Sede Vacante Issue"と表現しているようです。
 当然ながら有効期間内に実際に使われた使用例が収集品として望ましいのでしょうが、現代の郵趣シーンを考えればとっくに大量に作られているでしょうね、たぶん。

 余談ですが、このような「空位」アイテムは切手だけなんでしょうか。コインは?、紙幣は?

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共通点は何でしょう?

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 諸先輩方が著された郵趣文献、昔の郵趣誌などを丹念に読み直しては自分の郵趣データベースに取り込んでいく、そんな地味な作業がけっこう好きです。おかげさまで登録点数は3,000アイテムを越え、今日現在で3,429点になりました。
 電子データの形で蓄積してきますと紙に記録していた時代には気付きにくかったことどもが、パソコンのキーボードをクリックするだけで瞬時にわかるようになりました。この一見無関係そうな3種もある共通点で結ばれています。せっかくですからその答えを想像してコメントの形で書き込んでみてください。

【ヒント】
 モナリザ(旧西ドイツ・1952)、児童画(旧チェコスロバキア・1958)、鉱物(スイス・1958)のそれぞれ世界最初の切手です。

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April 12, 2005

カナダのPicture Postage

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 郵趣誌5月号用の入稿を済ませたのと相前後してスイス、国連、カナダ・・・と各国郵政の広報誌が続々と到着し始めました。その中で目を引いたのがカナダの「Picture Postage/Timbres-photos」なるサービスの開始です。日本の写真付き切手と同じく多くの国々で採用されている"タブ部への任意画像印刷"ではなく、切手そのものの図案をカスタマイズするサービスをカナダ郵政も始めました。カナダ郵政は既に別刷りのシールを重ね貼りするタイプのPスタンプを発行していましたが、ついに一定の指定スペースに任意画像をダイレクト印刷するスタイルに踏み切ったようです。
 このタイプは世界で4番目、個人利用も可能なタイプとしては世界で3番目になります。詳細はhttp://www.canadapost.ca/personal/collecting/default-e.asp?stamp=postageへアクセスしてください。

(図版はカナダ郵政の広報誌「details」Vol. XIV No.2より)

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April 11, 2005

苦労人・野口宇宙飛行士

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宇宙飛行士に選抜されてから9年
スペースシャトル搭乗員に選ばれてから4年
コロンビア号の事故を乗り越えて
宇宙へと飛び立つ彼も4月15日で40歳

苦労人・野口宇宙飛行士を応援します!
(私、スギヤマも同じ40代ですから)
 
(ソマリア2002年発行「アジアの航空宇宙技術」小型シートより/購入参考価格:980円)

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April 08, 2005

切手市場ホームページ公開

 「切手のガレージセール」が無事に終わり、主催者と会場が変わって5月から新たな一歩を踏み出します。そのホームページが完成したとの連絡がありましたので、このブログからもリンクを張っておきました。右のリンク一覧の「切手市場」をクリックしてください。

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April 07, 2005

First Issues Collectors Club

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 The First Issues Collectors Club promotes the collection of the first postage stamps issued by any nation, province, city or other entity that has, at any time, issued postage stamps, and facilitates the exchange of information about these issues among stamp collectors.

というのがFirst Issues Collectors Club(以下、FICCと略)の趣意です。昨年暮ごろだったと思うのですがアメリカ郵趣協会(APS)の会報にFICCの紹介記事が数行記載されていたのが入会のきっかけでした。ホームページのURLが記載されていたのでさっそくアクセスしてみました。年4回会報が発行されて年会費がわずか$9。入会フォームのページは登録手続きだけでなくPaypalで送金までできるように作られていたので即オンラインで入会してしまいました。自分でこつこつ構築している郵趣データベースに「世界最初の何々」という初物アイテム関係の項目もあり、その情報ソースのひとつとして入会したのです。が、しばらくすると思いがけない便りが届きました。
 北海道の山崎英氣さんという方で、頂戴したお手紙には「FICCに入会している日本人は自分ひとりだけだったのが、やっと2人目の入会(私、椙山のことです)を確認し、嬉しくなって連絡しました」とありました。びっくりしましたねえ、私の方こそ初物アイテムに興味を持つ日本人コレクターが他にもいらっしゃったのか!でした。なんでもJPSの札幌第一支部と三鷹支部にも所属されていらっしゃるということで、共通の知人がいることも判明しました。
 その山崎さんが本日届いた会報「First Issues」最新号にご寄稿されています。映画「シャレード」に出てくる珍品切手について解説されています。スウェーデンの「黄色の3シリングバンコ」、「ハワイ宣教師切手」、「モルダビアの牛」と、一見して有名どころの珍品切手がずらり(実際の映画に登場しているのは額面を変えるなど架空の切手に加工されています)。さっそく当該記事の一部を上にご紹介しておきます。
 初物系アイテムは、ひょっとすると日本人郵趣家が得意とするジャンルのひとつではないでしょうか?。というか、一般的に初物そのものが好きみたいだし、その付加価値もすっと理解・評価できる文化を持っていると感じます。会費もお手ごろですから、ぜひより多くの日本人郵趣家の加入があるといいですね。FICCのホームページはhttp://www.firstissues.org/です。また、入会手続き&年会費送金フォームのページはhttp://www.firstissues.org/ficc/main/application.shtmlです。

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April 03, 2005

リッカルド・ムーティ氏、音楽総監督辞任

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 4月に入ってから予期せず飛び込んで来たニュースに驚かされてばかりです。あのリッカルド・ムーティ氏が1986年から務めてきたスカラ座の音楽総監督を昨日4月2日に辞任してしまったそうです。演目選定にまつわる対立からカルロ・フォンターナ総裁を解任したところ、逆に約800人の職員のうち700人以上がムーティ氏の辞任を求める動議に賛成したため、その敵意の高さに嫌気がさしちゃったらしいです。
 サンマリノがスカラ座再開記念切手を2004年11月12日に発行したばかりなのに、それからわずか4ヶ月半後の"スキャンダル"です。図のように3番切手(小型シート中の一番下の切手)に堂々と指揮するムーティ氏の勇姿が描かれています。
 なお、昨年1月にはオーストリアもムーティ氏を描く切手を発行しています。小澤征爾氏、ホセ・カレーラス氏との3点セットを「たんぶる」でも扱っておられます。
 著名な生存者も積極的に切手にするという世界的な潮流も、こういう事件がたび重なるようだと採用基準を見直す国や地域が出てくるかもしれませんね。

(サンマリノ2004年発行/購入参考価格:1,600円)

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April 01, 2005

スラニア氏逝去

 郵趣ウィークリー第14号(電子版)を見ていたら、ショック!、あのチェスラフ・スラニア氏が3月17日に亡くなっていました。先頃、体調を崩されていると聞き及んではいましたが、享年83歳だそうです。スウェーデン切手のみならず世界的にも知られた偉大な切手彫刻師です。
 2000年にはタイトルもそのまま「スラニア1,000作目の切手」がスウェーデンから発行されています(今月の切手、左上参照)。切手部分が60H×81Wで、私のデータベースによると、これが現時点での世界最大の凹版切手のはずです。また、今年2月に国連から発行された「国連60年」切手が遺作になるのではないかと思います(未確認です)。詳細はまた追ってアップします。

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