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October 25, 2004

3色混合印

041025.gif

 昨日の第2回広島<切手のフリーマーケット>で拾ってきた2点です。変わったアイテムとの邂逅は常に新鮮で心躍るものがあります。これもそうです。オートバイレースの写真をプリントした私製絵はがきに押印された色変わり印2種です(実際は官白です)。
 2点ともチェコスロバキアのもので左が1936年、右が1937年です。色変わり印もかなり見てきましたけれど、混合印というのは初めて見ました。今でも東急ハンズに行くと、子供さん向けにファンシーな混合色ゴム印なんかを売っていますが、それと同じ原理なのでしょうか?。当時は先進国であったチェコスロバキアとは言え、1936-37年にその技術が既に実用化されていたのでしょうか?。そして、これは多いものか、少ないものか?。チェコ語はてんでわかりませんもので詳細はまったくわかりません。どなたか教えてくださーい!。

(購入価格:官白1枚250円)

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Comments

atadastyさん ありがとうございます。
 この多色印の構造がどうなっていたのかも気になります。また、欧州人の美的センスからはおよそ想像しにくい下品な原色の多色併用(笑)をした理由も知りたいところです。

Posted by: DIRECTORスギヤマ | October 27, 2004 11:00 AM

 こんばんは。初めて、参入します。
 私は、ここ数年、チェコスロヴァキアものを集めていますので、この時代の特印について、知る範囲で報告します。
 結論から言うと、チェコスロヴァキアでは、この頃から、2色印、3色印の特印が頻繁に使用されていまして、特に珍しいものではありません。また、このような多色印は、1939年にナチス・ドイツに占領された後のボヘミア・モラヴィアでも結構使用されています。
 ただ、同じ時期の特印でも、朱色一色、黒一色のものも多くありますので、何らかの理由で使い分けていたものと思います。詳しく調べたわけではありませんが、多色印が使われているのは、特別のイベントや切手展を記念するもののようです。
 なお、当時のチェコスロヴァキアは、ドイツと同程度の郵趣先進国でして、郵趣面の記念品が多く残されていますが、購入価格は妥当なところでしょうか。

Posted by: atadatsu | October 26, 2004 09:11 PM

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