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August 24, 2004

イギリス郵便ストのクーリエ・ラベル

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 「英国病」という言葉を耳にしたことがありますか?。現在では想像しにくいことですが、1970年代のイギリス郵政は、ことあるごとにストを打っていました。上図は最も有名な1971年1月に決行された郵便ストの時に、民間クーリエ郵便業者によってあまた発行された郵便切手もどきのラベルのひとつです。
 郵政当局のかわりに実際に郵便集配業務を代行した例は少なく、収集家目当ての使用実体のないラベルの濫発例ばかりが目立ちます。私も一時はコレクション買いなどをして一応は取り組んだものの、じきに「こりゃあ集めても全く無意味だわ!」とわかり、早々に打ち止めにしました。1969年発行の日本切手、切手趣味週間「髪」をそのまんま流用したこの2種だけは何となく手許に置いています。その流れでFDCも手に入れました。もちろん、こういう記念品カバーばかりで実逓使用例は一度も見たことはありません。
 これだけでTHE ENDにしてしまうのもクヤシイ気がしたので、ストの時に日本から差し出されたイギリスあての外信便も手に入れました。鹿児島県で差し出され、福岡の博多局でストップがかかり、その旨の付箋が付けられて差出人に戻されたものです。これをもって本当に終わりにしました。

 切手収集の場合、その時々に適切な情報が得られるとは限りません。むしろ何の資料もないことの方が多いのです。実際に集めてみなければわからないので、海のものとも山のものとも知れないけれど、とりあえず取り組んでみる。で、収集してみたら意味のないことだったと後でわかる場合があります。それもまた恐れずに、です。フィラテリストはチャレンジャーでなくては。

(購入参考価格:ラベル2種とFDCのセットで1000円)

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Comments

 残念ですがそれフィラテリックカバーとしてもあかんわ。そもそもこのラベルは日本宛額面なんだよ。
 フランスにこういうのが「お好きな方」が何名かいらっしゃってて、無意味に無理矢理実逓にしたやつのひとつです。

Posted by: DIRECTORスギヤマ | August 27, 2004 12:39 AM

へへーん、僕は実逓カバーを持ってます。イギリス国内引受して、フランスのパリで投函しています。イギリス引受印は青いゴム印でMayflower.4.may.71.deliveryです。間に合わせに作ったものでしょうが。

Posted by: ぞるげ | August 26, 2004 08:46 PM

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