January 29, 2012

ファンタスティック・スタンプクラブ(FSC)結成1周年

 ファンタスティック・スタンプクラブ(FSC)をスタートさせてちょうど一年になります。

 昨年は発会式、スタンプショウ特別例会、JAPEX特別例会の3回の例会を開催しました。今年もスタンプショウとJAPEXはやります。本来なら昨日・今日にかけて防府でやろうかとも思いましたが、いかんせん地の利が問題。発足式のようなご祝儀気分もないでしょうし、ということで見送りました。

 さらに大きく扱われていませんがサマーペックスは昨年が最後で、今年からもう開催されません。7月の第5土曜日(28日)であれば時期バランスもいいし、PR期間もたっぷりあるのでやるならそこかなと思案中。ただ、JPS普及委員会がサマペの代替行事を企画しているということもあり、そこでの特講を受け持ってもいいよという話もしてあるので、それが決まれば日程自体から見直さなくてはなりません。

 簡単にまとめますと、全国切手展での特別例会以外に、時期も含めて山口県防府市で年1〜2回の開催に郵趣家の皆さんが参加していいよという気分がありましょうか?とお聞きしたいのです。自分は住んでいる身なのでどうしても客観視できないのであります。例会ですからせめて10人は集らないと成り立ちません。忌憚のないご意見を伺いたいのであります。
 いつものように左欄の「メール送信」をクリックしていただいてご要望をお聞かせいただけるとたいへん幸せます。

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January 28, 2012

乳ガン治療・ピンクリボン運動切手

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 2005年9月29日、ハンガリーが「乳ガン治療」と題する切手を発行しました(上図左)。郵便料金90Ft(フォリント)に寄附金が50Ft加算されて販売価格は140Ft。寄附金額の大きさもさることながら、多くの切手収集家はそのデザインにいぶかしげな印象を抱きました。それは1998年にアメリカが発行した「乳ガン研究」切手とそっくりだったからでした(上図右)。発行年が7年も空いていて通常の共同発行としては不自然だし、これはハンガリーがアメリカの真似をしたのだろうと皆が疑いました。しかし、ハンガリー郵政の報道発表文により、一人の医師の熱意が実現した第一歩だったことを私たちは知ることとなりました。

2012012802 もともと、アメリカの乳ガン研究切手の発行を実現させたのはカリフォルニア州のサクラメント乳ガン外科センター教授の外科医Balazs Bodai氏でした。切手の持つメディア性に着目した氏は、さらに全世界に向けて"Fight against breast cancer”(乳ガンと戦おう)のメッセージを伝えるため、ホイットニー・シャーマン氏(Whitney Sherman)デザインの同一図案切手をアメリカ以外の世界各国でも発行しようという活動を続けていたのです。氏の生まれ故郷がハンガリーだったおかげで、まず同国での発行が実現したというのが真相でした。ハンガリー切手1枚あたり50Ftがハンガリー乳ガン研究所(Hungarian breast cancer research)への寄附金に供せられました。

2012012803 ハンガリーでの採用が突破口を開いたのでしょう、その後は少しずつ賛同国・地域が増えてきています。私が把握しているだけで下記の11ヶ国になります。中でも特筆すべきはケニアです。元のイラストレーションはガンとの戦いを象徴する狩りと戦いの女神を描いたものですが、ケニアはアフリカの黒人女性像に描き変えています。さらにフランスなど共通図案を選択しなかった国を含めればまさに全世界的な規模と言っていいと思います。

・乳ガン研究(アメリカ1998)
・乳ガン治療(ハンガリー2005)
・同上(ベリーズ2006)
・乳ガン撲滅(ケニア2007)
・乳ガン研究(ガンビア2007)小型シート
・同上(グレナダ2007)小型シート
・同上(ミクロネシア2007)小型シート
・乳ガン撲滅(コソボ共和国2008)
・同上(マケドニア2009)
・同上(ヨルダン2009)
・ピンクリボン運動(乳ガン撲滅)/(オーストリア2011)
※記念名は発行時の郵趣誌での記述に従いました。

 なお、最初のアメリカ切手には額面数字はなく「First Class」とのみ表示されています。いわゆる無額面切手とか郵便等級表示切手と呼ばれる券種です。発行当初は第1種郵便料金32cに寄附金8cの計40cで販売されました。ちょっと意外ですがこれがアメリカ最初の寄附金付き切手(First Semi-postal stamps)になりました。その後の郵便料金値上げにも関わらず無額面切手の長所を生かして同一図案で発行が継続されています。
 2011年12月23日、オバマ大統領は2015年12月31日まで販売を延長する公法No.112-80に署名しました。現在は郵便料金44cに寄附金11c加算の55cで販売されています。

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January 23, 2012

青雲の志

2012012302 切手収集の仲間に聴覚障害者の国際展メダリストがいます。たまたま郵趣の師匠(故人)が同じだった縁で親しくなりました。彼のテーマはハンガリーのインフレ。大戦後のドイツのインフレは教科書にも載っているくらいですからよくご存知でしょうが、実はハンガリーもハイパーインフレに見舞われています。史上最高額面の50京ペンゴ切手の発行がそれを証明しています(図参照)。
 その彼がインフレ切手の世界的権威にして国際展審査員の方と面識ができました。彼自らがある国際展に出品し、かつ自分自身も開催国まで行った成果です。その審査員氏の著書を入手した彼は、300ページ近い原著(英文)の完全邦訳に挑戦中とのこと。OCRソフトと翻訳ソフトを駆使するとは言え、日常の英会話ではないので相当手を入れないとまともな日本語にはならないことを私もよく知っています。翻訳の意味がわからない部分は、それは自分の理解が不十分であることの証拠だし、著者に直接質問できるチャンスを生かさない手はないと言う。何というポジティブ・シンキング!。
 彼は生まれつきの聴覚障害者ですから「障害」という用語を必要以上に書くこと自体失礼にあたるのではないかと私などは思うのですが、しかし、外国語の翻訳は本当にむつかしい。彼自身が言うように言葉の「音」抜きの視覚のみで英語を修学するのは大変だったそうです。その彼が一念発起して取り組んでいるのですからまさに脱帽としか言いようがありません。
 パソコンごときでさえ食わず嫌いで時代に取り残されてしまった(「取り残されつつある時代」はとっくに終わりました)ベテラン郵趣家と呼ばれる大多数の人々よ、彼を見て自らの青雲の志高かりし時代を思い出そうではないか。私のブログの記事を見て単純に反発している暇などないはず。今すぐに学びを始めるべき。

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ニュージーランド郵政のオマケが豪華

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 日本ではお年玉つき年賀はがきの当選番号が決まり、交換初日の今日、さっそく年賀小型シートを手に入れた方も多いことと思います。自分は郵政民営化に合わせて年賀状交換を辞退させていただいているので本業関係以外はまず来ませんし当然当りません。収集対象にしていないので特に感慨もありません。そもそも、普通の記念切手類の発行枚数が200〜300万枚の今、年賀小型シートの交換枚数たるや膨大なもので、世の中に溢れかえっている駄物切手中の駄物ですから実は後日の入手も難しいものではありません。

 期せずして今日、ニュージーランド郵政から上のパンフレットが届きました。同郵政は完璧な顧客管理をしていまして各個人が年間いくら切手を買ったかを把握しています。その購入金額によってポイントが付され、今のこの時期からポイント交換が始まるのです。自分は去年さほど買わなかったので146.9ポイントしか溜まってませんでした。それでもクリスマス切手5種連刷を未使用1セット、あるいはC.T.O.を2セットもらえます。これが200ポイントを超えると、一般には市販されていない小型シートが各種もらえます。

 面白い顧客サービスなのであえて大きな画像を掲げておきましょう。


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January 22, 2012

エコーはがきデータベース「広葉樹」のご案内

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 エコーはがきデータベース「広葉樹」の制作者、伊藤博幸さんから最新バージョンのご案内をいただきました。すべてのエコーはがきを網羅した壮大な内容で、なおかつ自分の知る限り切手類カタログのデジタル化に挑んだ最初期からの成果です。しかもフリー。なかなかできることではありません。
 ダウンロードしたデータをエクセルにあるいは各種データベースソフトに読み込ませることができます。これをタブレット端末に納めると切手展に、即売会に、郵趣会例会にとアクティブに家の外に持ち出すことができます。ぜひ、活用してください。もちろん、HYPER Philatelistも大プッシュしています。(以下、伊藤さんからのメールを転載)

 エコーはがきデータベース「広葉樹」の制作者、伊藤博幸です。
 長らくお待たせいたしました。1981年から2011年までに発行されたエコーはがき15,313種を収録したデータベース「広葉樹」Ver.4を、本日公開いたしました。Ver.4では、2007年から2011年までの発行分の追録と、既収録分の誤データの訂正を行いました。「広葉樹」ウェブサイトでダウンロードして、ご利用いただければ幸いです。
 今後とも「広葉樹」をご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

ITO Hiroyuki
URL http://koyoju.sakura.ne.jp/koyoju/

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