山口県内の7月の郵趣イベント案内

 ご案内の時期としては少し早いですが777のゾロ目消印狙いで案内はがきを投函しました。結果は狙い通り山口郵便局(地域区分郵便局)のインクジェット式機械印が印字されました。
 なお、同局が区分機を稼働させるのは午後~夜間なので、時間帯表示12-18が正当です。「なーんだ、午後印じゃないか」とガッカリされませんよう特に申し添えます。

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<山口郵趣会(JPS防府支部)7月例会>

日 時:2025年7月19日(土) 13時~16時
会 場:防府市佐波公民館 集会室
    防府郵便局すぐ隣。広い無料駐車場も完備。
参加費:無料

 毎月第3土曜日の午後に開催しています。ぜひこちらもご参加ください。7月例会でもメンバー優先でミクスチャー5キロを500グラム600円計算で分配しますのでお楽しみに。県外会員の方へも分譲しますので椙山までお知らせください。

 メンバーになると24時間利用可能なオンライン会議室を利用することができます。いち早く郵趣情報を得たい方は郵趣会にもご加入ください(年会費は県内会員3,000円、県外2,000円)

 案内状発送後に決まった要件です。物故会員のご遺族さまが旧蔵品コレクションを持参されます。故人の意志と長年の情熱を尊重して正しく受け継ぎましょう。引き継ぎ方法や価格など詳細は例会当日にご遺族さまと相談して決めます。

<防府切手のつどい2025夏>

日 時:2025年7月27日(日) 9~17時
    朝9時きっかり開場。およそ15時頃に自然散会
場 所:防府市創業・交流センター2F多目的ホール
    別名 デザインプラザHOFU
参加費:無料

 朝9時きっかりに開場し全員参加で会場設営を行います。準備完了次第順次オープンしますので、ブース出店者・参加者の区別なくお手伝いいただけるとたいへん幸せます。

 遠く千葉、神奈川、愛知、広島、福岡、大分からもプロ・セミプロ・アマチュアのブース出店が予定されています。ご期待ください。7月12日現在の出店は以下の通りです。

・アオヤマスタンプ6テーブル(広島)
・福岡スタンプ4(福岡)
・パインスタンプ3(福岡)
・松本敏明6(大分)
・畠山哲也2(愛知)
・大西枚宣2(千葉)
・富澤昇吉2(神奈川)
・高名康文2(神奈川)
・豊田陽則2(広島)
・幾度文雄2(広島)
・久米要三郎2(福岡)

※以下、山口県内
・サロンY/山本義和2
・齊藤光恵4
・桑木正道2
・弘中一明2
・河村守2
・大田伸彦2
・椙山2~4(調整します)

 当日午後から広島蒐郵会さんが会場内休憩所で例会を開催されます。どなたでも参加可とのことですのでぜひこちらもご参加ください。私(椙山)もコレクション発表を行う予定です。

 以前に山口郵趣会(JPS防府支部)およびJPS周南支部の郵趣催事にご参加頂いた方々の記帳をもとに本案内状を発送しました。以後、案内状不要の方は「受取拒否」なさってください。

 過去3年間(2022年以降)に参加された記録がない方は案内状発送対象から除外されます。参加時には記帳 (参加者カードの記入) をお忘れなきようご注意ください。

 

 

 

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July 11, 2025

第43回オンライン『郵趣』

日 時:7月11日(金) 21:00~22:00
テーマ:月刊誌「郵趣」7月号に関連したテーマで以下を予定しています。

・「外国切手最新事情」(スピーカー:椙山哲太郎)
・「日本切手の壺」+1解説(スピーカー:山口充さん)
※テーマ及びスピーカーは変更になることがあります。

 公益財団法人日本郵趣協会の「郵趣イベント・カレンダー」記載「接続先リンク情報」のURLにアクセスしてください。開始5分くらい前で十分間に合います。

▼平成2年用年賀お年玉シートのFDC
 当選確率は2/1,000で小型シート入手のためには計算上500枚の年賀はがきを購入する必要があった。さすが故関口文雄さんです。そうとわかっていてしっかり作っておかれたものでしょう。

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▼日本最初のメータースタンプ
 ナショナル計器のN1900型。名古屋1959.02.28。1950(S25)~1960(S35)に外国郵便物専用として東京中央他23局に配備されたもの。料金額7桁で(A)(B)(C)の取扱者記号のない初期型。絵封筒としても素晴らしい。

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▼同/日本航空の社用封筒+エチケット貼り
 東京中央1960.03.07。ただの使用例だと面白くないので、絵封筒や社用封筒といった郵趣の”おかず”部分にも注意を払うと面白くなります。

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▼ご当地レターパックライト第1号
 未使用と実逓便。偶然にも私の外国切手収集の師匠 天方良彦さんが旭川市在住だったおかげでお取り次ぎいただきました。

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▼同
 裏面と名部分の拡大図。品名コードは45004で従来品の43008とは異なる。銘は「2025・TKW」(トキワ印刷)。

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▼お便り喫茶室
 専門家でないとここまでのリサーチはとても及びません。有難いです。

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▼スロベニアのラブ切手
 1993、2003~2025までの24種を一挙にご覧いただきます。

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▼ラクシュミー小型シート+伝統的な像
 ヒンドゥー教の美と富、豊穣と幸福の女神ラクシュミー(Lakshmi)。向かって右が伝統的な”ぽっちゃり”姿。

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▼ラクシュミー普通切手シート
 額面20バーツでこれには割増加算はありません。

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July 08, 2025

示現流郵趣のススメ

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 自分は外国切手収集家ではあるけれど、やはり日本の現行状況や地域に関するあれこれは郵趣における基礎教養だと考え、たしなみとして地元郵便局の消印を集めています。
 幸い、県内の社会福祉協議会さんが集めた使用済切手を買い取るチャンネルを桑木正道大先輩が開拓してくださったおかげで、山口郵趣会例会で恒常的に分配販売できています。これらミクスチャーを選別して地元消印、お気に入り切手など、それぞれの興味のある掘り出しをすることを積極的に応援しています。

 ミクスチャー整理は野球における素振りのようなものと考えています。さほど郵趣知識がなくともじかに切手に触れることは収集家としての勘と基礎体力を養ってくれます。しかも、私たちが買うことで社会福祉の活動資金にもなっているのですからいいことづくめです。
 理想的には分配した使用済切手を水剥がしし、翌月の例会で「こんなのを見つけました」と発表していただきたいです。それは現任教育のようなもので、お互いの郵趣知識の向上に確実に直結します。しかし、現実には75歳以上の高齢者ばかりで、そうした意欲が失われてしまっているのがたいへん残念です。毎月のように大量のミクスチャーを買って行きながら、一体何を見ているのだろう?と謎です。

 ともかく、ミクスチャー整理をすることはシンプルな反復鍛錬です。これだけで郵趣知識がすべて満たされるとは思いませんが、単純なだけに達人を作りやすいのは間違いありません。実例として山口郵便局(山口中央郵便局)の消印が押された使用済切手を突っ込んだストックリーフ図版をご覧いただきます。縦書きローラー印や試行印などが漠然と混じっていますよね。これでいいのです。当人は詳しくなくとも、局別に分けてさえあれば引き継ぐ人も買いやすい。これが地域の区別がなかったら引き継ごうという人も現れにくいし、切手商さんも買取しにくい。

 ちょっと気取っていうなら薩摩藩の示現流のような作法です。ちぇすといけー!

 

 

 

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July 06, 2025

明日は30年ぶりの777

 明日は令和7年7月7日、777のゾロ目の日です。前回は平成7年 (1995) でしたから実に30年ぶりとなります。

 作り物郵趣はやめたと宣言した自分ですが、そうは言っても趣味ごとなのでお好きな方がいらっしゃるのは当然。今月末開催予定の「防府切手のつどい2025夏」および山口郵趣会7月例会案内を兼ねた案内はがき (2025年夏用はがき) を投函すべく既に約200通をスタンバイしています。みんな大好き、山口郵便局 (地域区分郵便局) のインクジェット式機械印での押印を狙います。郵趣イベントの案内状としてはちょっと早過ぎるので、皆さんお忘れなきようお願いいたします。

 30年前の777は面白いトピックがありました。とっくに絶版になった金魚7円切手を記念押印用に再販増刷したのです。スクリーン線数や係数番号が往時のものとは異なるので、ベテラン郵趣家なら見ただけで区別ができました。しかもこれは郵趣家サイドからではなく、押印台紙を製作販売したい全国の郵便局からの要望を受けての措置でした。その頃は郵便商品の販売にも意欲的だったのです。

 売れ残りを心配してそもそも作らない、押印クレーマーの対応は本来業務じゃないからと記念小型印の使用すら嫌がる現在の状況とは大違い。また、かく言う私自身も押印技能一級保持者ながら、押印クレーマーと同一視されるのが嫌で作り物郵趣から手を引いた・・・も否定しません。

 

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 平成時代の777記念押印台紙は、未使用切手が貼られてはいるものの、押印されないままになっている例が少なからず存在します。郵趣品としては一見不完全品 (二級品) に見えますが、実はそれが正しいものでした (当時としては、です)。せっかく再版された7円切手も押印台紙への貼付位置によっては、当時の「一連・一群」の押印ルールのために押印することができなかったからです。最前線の郵便局現場がいかに押印規定を理解していなかったかが露呈してしまいました。単なる押印忘れではなかったのです。

 そのお粗末な実態を受けて一連・一群ルールは撤廃され今に至ります・・・と私は自作の郵趣データベースにそのように記録していますけれど、いやいや、777の前に押印規定は改定されていた、押印モレは一連・一群ルールの撤廃を知らなかった現場局員の誤判断だという話も聞いたことがあります。どちらが正しいか確認ができないまま現在に至っています。お詳しい方の正確なご教示・ご証言をお聞かせください。

 とにかく、明日はくれぐれもマナーを守って正しい押印、楽しい押印そして郵便局さんへの感謝の言葉も忘れないようにしましょう。

 

 

 

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June 27, 2025

鋳銭司郵便局のシャチハタ式欧文印使用開始

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 留置郵便物を引き取りに懇意の鋳銭司郵便局へ。いざ車に乗り込んで帰ろうと思った瞬間に消印が目に飛び込んできました。あっ!シャチハタ式に変わってる!。
 ずっと金属印を使っておられましたので摩耗が進んでいることは気が付いていました。さりながら欧文印を使うのは私宛の外国来郵便物くらいなものですから更新をお願いするのは気が引けて言えずにいました。と同時に郵趣家の思惑で印顆の使用状況が左右されるような悪影響は避けたいとも思っていました。
 それが晴れて更新となったわけですから、急ぎ局に戻って使用開始日を確認しました。2025年6月26日が使用開始日で、このジブラルタル郵政からのブルテン送付封筒への到着印が押印第1号であると確認できました。

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 次いで2025年6月17日アムステルダム (オランダ) 発の国際郵便が使用開始2日目の印影 (到着印) であることも判明しました。いつもながら郵趣の神さま、予期せぬ幸運をありがとうございます。

 

 

 

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今日から「ぽれぽれ展」

 毎年のSTAMP-SHOWかごしまの小型印デザインでお馴染み、アーティストの前夷真由美(夷白實)さんも参加されての展覧会「ぽれぽれ展」が今日開幕です。薩摩焼のふるさとで有名な鹿児島県日置市市来町美山のgallery isadoさんにて。会期は7月1日(火)までの5日間です。キャリアを重ねられて美しさと重厚さが備わった花の絵をご覧ください。

 なお、案内状に押された串木野浜町の風景印原画も前夷さんの作です。

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June 23, 2025

防府切手のつどい2025夏の進捗状況

7月27日(日)の朝9時から防府市創業・交流センター(デザインプラザHOFU)2階の多目的ホールで開催します。

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 販売ブースは6月21日時点で43卓/60卓が埋まりました。まだまだ余裕がありますので出店ご希望の方はご連絡ください。
 トピックとしては著名郵趣家の大西枚宣(おおにし・かずのぶ)さんが初出店されます。また、齊藤光恵さんは前回に引き続き骨董品類も準備されているとのこと。楽しみですね!。
 なお、今回から最低単位が2卓1,000円からに変更になりました。3卓目からは500円/卓でこれまでと同じです。

青山スタンプ 6(広島)
福岡スタンプ 4(福岡)
パインスタンプ 3(福岡)
松本敏明 6(大分)
大西枚宣 2(千葉、初出店)
高名康文 2(神奈川)
富澤昇吉 2(神奈川)
畠山哲也 2(愛知)
弘中一明 2
齊藤光恵 4
河村 守 2
桑木正道 2
大田伸彦 2
椙山哲太郎 4

 防府切手のつどい2025夏の前夜祭(懇親会)開催について椙山(会長)までご意見をお寄せください。7月26日(土)の夕方以降、4人以上参加希望があれば防府駅周辺の居酒屋などを予約します。
(以上、山口郵趣会6月例会記録より抜粋・追記)

※図版はスタンプショウ徳山2025にて入手した「戦後50年メモリアルシリーズ」コレクションより石原裕次郎のマキシマムカード解説リーフです。切手のつどいは、こうしたコレクションを実際に手に取って入手できる貴重な機会です。

 

 

 

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June 14, 2025

山口郵趣会(JPS防府支部)6月例会案内

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日 時:2025年6月21日(土)13時〜17時
場 所:防府市立佐波公民館(学習室)

<6月例会の予定>

 アスピラート防府切手展2025の整理が終わりました。なんと49名もの初参観者がありました。詳細は6月例会で。

 上記展出品者さんには支援金をひとりあたり千円を支給します。例会欠席の方には振込しますのでご連絡ください。

 補助金申請に必要なので、上記展での有料駐車場料金のレシートをお持ちください。

 山口市社会福祉協議会さまから引き取ったミクスチャー10キロを分譲します。1キロ1,200円ですが希望者が多い場合は500グラム600円です。お釣りのないようにご準備ください。(桑木さん担当)

 防府切手のつどい2025夏の進捗状況説明。販売ブースは6月15日時点で27卓予約済です(残り27卓)。

 アルバムリーフ作品集「江崎グリコ株式会社と切手キャンペーン」(水谷行秀)のフルカラーコピーの回覧と購入方法の紹介をします。

 山口郵趣会のオンライン会議室の利用促進と拡大、来年2月の郵趣講演会の計画についてご相談します。

 7月例会は19日(土)の予定です。

[連絡先]
754-0891 山口市陶1956 椙山哲太郎 (山口郵趣会会長)
aplcofe@gmail.com 090-8765-2197

 

 

 

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