June 26, 2016

鳥取県でも特殊詐欺防止シール

2016062601

 去る3月25日にも静岡県と京都府におけるゆうパック伝票詐欺注意シールについて触れたところです(ここをクリック)。6月24日の早朝、当地のNHKローカルニュースで鳥取県も同様の対策を行うと報じられました。図版はそのキャプチャー画像です。
 近年の特殊詐欺犯行のツールのひとつとして、ゆうパックやレターパックが悪用されていることはたいへん不幸なことです。これも郵便史の重要な一面として記録しておく必要があると考えます。そこで、新たに「特殊詐欺対策」という分類項目を立て、知りうる限りの実例を集めて発表したいと思います。ぜひご協力をお願いいたします。
 鳥取県警は郵便局だけでなくヤマト運輸さんにもポストイット型のシール貼りを要請しているとのこと。宛名書きをする際、必ずこれを剥がすアクションを伴いますので、以って防犯効果を高めようという意図です。

2016062602
(上が日本郵便用、下がヤマト運輸用)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 25, 2016

イギリスのEU離脱記念カード

2016062501_2

 イギリスの欧州連合離脱是非を問う国民投票(United Kingdom European Union membership referendum)は2016年6月23日に実施されました。
 6月23日午後10時(日本時間6月24日午前6時)から全国382ヵ所の開票所で開票作業が行われ、すべての開票作業の結果、離脱支持が1,741万742票(51.9%)、残留支持が1,614万1,241票(48.1%)となり、僅差ながら離脱支持が過半数を上回り勝利しました。
 イギリスゆかりの図案であることから、旧下関英国領事館を描く下関上田中四郵便局の6月23日付風景印を記念押印しました。同館は2008年(平20)12月から保存修理工事が行われ、2014年(平26)7月18日にリニューアル・オープンしました。現在は市民ギャラリー等、公共の憩い施設として使われていますが、それ以前は下関市考古館等の別用途でした。そのため、1990年(平2)4月2日の風景印使用開始時の図案説明は「明治建築物の考古館」と記されているのみなので注意を要します。

◆参考:旧下関英国領事館

| | Comments (0) | TrackBack (0)

舛添要一東京都知事辞職記念カバー

2016062501


2016062502 本ブログではすっかりお馴染み、カバー作りのマイスター・山内和彦さんの傑作がまたひとつ生まれました。地方自治法施行60周年記念シリーズのトリを飾った東京都、シート地に使われた東京マラソンの写真にご注目。スタート台の上に舛添さんが写り込んでいます。もちろん、単なる記録写真の一枚として写り込んだだけに過ぎませんが、ルーペで拡大しますと独特のヘアスタイルで判別できてしまいました。正式辞任日の6月21日、東京都庁内郵便局の風景印で発送して頂きました。傑作です。いつもありがとうございます。
(東京都庁内 28.6.21)

 その日、私は夕方から仕事があったので、地元の郵便局で1シートを記念押印しただけでした。一応「銭」の一字が入っているから、まあ、こじつけにはなるかな?。以前から取り組んでいる山口県内の郵便消印収集のひとつとして押印した・・・それだけでも十分なんですがね。
(山口・鋳銭司 28.6.21 12-18)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 23, 2016

島根は鳥取の左側です!

2016062305 島根県の益田、浜田に調査に行きました時、道の駅で吉田くんクッキーを購入しました。ご存知、鷹の爪団の戦闘主任吉田くんです。パッケージデザインが素晴らしかったので丁寧に展開し、52円切手を貼ってゆかりの郵便局に郵頼しました。コート紙で消印のインクが浸透しづらい懸念がありましたので・・・と言うか、もとよりこんな用途は想定されてないし・・・満月消にしてもらいました。
 これもいつも私が提唱しています”なんでも郵趣化計画”の一環です。どんな押印台紙でも、否、紙ではなくとも切手を貼り消印が押せさえすれば記念押印は可能です。

【島根は鳥取の左側です!】
 鳥取県との県境にいちばん近い郵便局を探しました。県境にもなっている境水道に面していることから森山郵便局を選びました。
2016062301

【世界遺産があると言っても信じてもらえない。】
 いえいえ私は信じておりますよ。”石見銀山”の名前が入っている郵便局はここしかありません。ということで石見銀山大森郵便局が選ばれたのは必然というものです。
2016062302

【日本で47番目に有名な県。】
 県庁所在地名が松江というのもアレではないでしょうか。ほれ、そこの君、松江と松山の区別にコンマ5秒ぐらい迷ったことがあるでしょ!。正直に言いなさい。島根県が松江で四国にある方が松山ですよ。ということで(何が?)松江中央郵便局を選びました。しかし、中央郵便局なのにまさか今も金属印を使用継続中とは感動しました。力は要りますけれど何せ印影がシャープで常に鮮明印が得られます。金属印、大好きです。
2016062303

【島根の吉田です。】
 本当に島根県に吉田郵便局がありましたのであっさり選局しました。たぶん・・・”また郵頼来ちゃったよ。みなさんおふざけが好きだねえ”と局員さんは笑ってらっしゃるのではないでしょうか。
2016062304

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 21, 2016

四境戦争150年

 大島口、芸州口、石州口、小倉口の4ヶ所に郵頼していた記念カードが無事に戻ってきました。改めて言うまでもなく第2次長州征伐こと四境戦争は長州藩の勝利に終わり、以後急速に維新回天へと進む転換点となりました。山口県民の義務として風景印押し4種セットを製作しました。
 
【大島口の戦い】
 1866(慶応2)年6月7日、幕府軍艦による上関砲撃で四境戦争が開戦しました。周防大島への攻撃・上陸はそれから4日後の11日でしたので選局は上関郵便局にしました。上関大橋、ミカン、鯛を描いています。
01

【芸州口の戦い】
 現在の山口・広島県境の小瀬川を挟んでの戦闘でした。毛利藩の他に岩国藩兵も当然ながら加わっていたことはもっと知られて良いことと思います。13日夜にも数発の砲声が聞こえたとありますが、実際の戦闘が始まったのは14日のことでした。和木局の風景印には和木町蜂ヶ峰総合公園のバラ園とキャラクターの「はっち」のほか、四境戦争の石碑「封境之地」が描かれています。
02

【石州口の戦い】
 大村益次郎が浴衣姿に団扇をあおぎながら戦闘を指揮したことで有名な戦いです。長州軍は16日に扇原関門を突破して17日には益田での市街戦が始まりましたがわずか1日で決着がつきました。浜田藩が陣取っていた萬福寺には長州兵が放った弾痕が残っています。益田本町局の風景印には石見神楽とともにその萬福寺本堂が描かれています。
03

【小倉口の戦い】
 四境戦争を決したのは関門海峡を挟んだ小倉口の戦いです。17日に高杉晋作が小倉藩領田野浦海岸への上陸作戦を指示して戦端が開かれました。戦闘の実際はかなり際どいもので、熊本藩兵に壊滅寸前まで追い込まれたり、小倉城占領後も小倉藩兵のゲリラ戦に苦しめられたりと「辛勝」と言って良いと思います。講和の約3ヶ月後には高杉晋作も肺結核のため29歳で没しています。
 上陸地点にもっとも近いのは門司田野浦郵便局ですが残念なことに風景印の配備がありません。また「小倉」の地名も郵便局名から徐々に消えて「北九州」表示と変わってきています。悩んだ末に門司郵便局を選びました。描かれた関門橋のその足元の関門海峡付近がかつての渡海作戦の場所に近いとご理解ください。
04

※若干数の製作予備はありますが郵頼あれこれでコストが高くついています。もとより販売を目的として製作したものではないので4種セットの頒布価はメールでお問い合わせください。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 12, 2016

重要・注意喚起を!(その2)

 去る4月23日付のブログで高齢郵趣家の傍若無人ぶりに対する注意喚起を掲載しました(ここ)。その中で、今はIT機器が発達しているため、ちょっとしたトラブルもすぐにネット上に広がってしまう危険性を述べました。高齢郵趣家はパソコン音痴が多いため、問題に対する認識が非常に遅れています。ここにその実例を示しますので、各地の郵趣会、グループの世話人さんは本文をプリントアウトして教材として例会で配布したり、会報に掲載するなどして啓蒙にご利用ください。悪意のある改変の場合を除き、著作権を要求することはありません。
 中には「あの人のことだ」と個人が特定されることもあるでしょう。以下に出てくる人物が、もしもあなたのお知り合いであったなら、なおさらプリントアウトしてお手渡しください。

2016061201(1)自称「相当な郵趣家」おじいさん
[2016(H28).4.8/宇都宮中央郵便局]
 城切手とG7切手の2種が同日発売された日。問題児は70代なかばとおぼしき男性郵趣家。目撃者は居合わせた一お客さん。

 彼がテーブルを指さして「これを・・・」と言ったところ、あいにく若い女性局員さんはそこからちょっと離れていた場所にいたためでしょう、どちらだかはっきりしなかったらしく「どちらの切手ですか?」と聞いただけなのにいきなり怒りだしました。
 いきなりエキセントリックに「俺はそうとうな郵趣家で(この通り発言したのを確認)、毎回こうして買いに来てやってるんだ!この切手に決まっているじゃないか!しっかり仕事しろ!」挙句「どんな親に育てられたんだ!親の顔がみたい!」とまで。広い局内全部に聞こえる怒号でした。
 目撃者は「認知症の始まりかと思いました。これほどひどい人は初めて見ました。」とのこと。

2016061202(2)文句を言う相手が違う
[2016(H28).5.26/都内某郵便局]
 発行枚数25,000シートしかない伊勢志摩サミット特別シート発売日の朝9時過ぎ。問題児はおおむね50代の郵趣家。目撃者というより被害者は当該局窓口職員さん。

「何で10部しかないんだ?」
「朝一(9時台)に来たのに、買えないなんておかしい!おまえらが買い占めているんだろう!」
などと面と向かって指弾を受けたそうです。
局員氏いわく・・・
「決して社員が買い占めているということはありません。また、配分数を決めたのは現場でもありません。納得いかない心情はわからなくもないですが、窓口で大きな声を張り上げられても、ないものはなんともできません。」と後で心情を語ってくださいました。
さらに・・・「私が対応しただけで、窓口、電話を合わせて当該週月曜から合わせて100件を超えます。私以外にも、窓口の課長、課長代理等が対応している分もあり、昨日までの申告対応総計は200件を超えるのではないでしょうか?世代・性別は様々ですが、強い申告になっているのは、概ね50代以上とお見受けする方々のようです。」
 発行枚数が少なすぎたこと自体も確かに問題ですが、現場の郵便職員さんに対してこれらの言動は品性も知性もなくみっともないだけです。

2016061203(3)完封クレクレおじさん
[2016(H28).6.7/東京中央郵便局]
 地方自治東京の発売日の朝9時15分頃。問題児は50-60代の郵趣家男性。目撃者は彼の後ろに並んでいた一お客さん。

 地方自治東京の完封の紙をくれと、食い下がる方がいました。完封4袋空いていたようですが、後ろに50人以上並んでいたタイミングでしたのでちょっと困りました。好意でいただけるものを強く要求している姿に違和感感じました・・・とのことです。
 現役局員さんにこの件を伺いますと「封包の表紙、時々いますね。どうせ、ゴミになるので差し上げますが、年賀やかもめ~るの封包紙を複数枚求められると、困る場合があります。特に4面連刷は・・・」
 うーん・・・空気読めよって言いたくなりますね。

2016061204(4)身内も反省が必要です
[2016(H28).6.11/切手の博物館の昆虫切手展]
 目撃者は女性郵趣家のお友だち(郵趣家ではない)。そのお友だちの感想です。

 ベテランらしいおじさま方がワイワイ大声でお話しなさっているので私はうるさく感じました。ま、しょうがないか。楽しそうだったから許そう!

 自分たちの居場所・切手の博物館だからといって、あまりにも場馴れで無遠慮な態度は排他的な印象を与えかねないという実例です。特に大声はいけませんね。

 以上です。

[お願い]
 とある趣味の世界では「他人のやることに干渉しない」という不文律があるといいます。一見、自由で民主的に思えますが、その実態はいつまでたっても問題を起こす不良を排除できないだけでなく、その趣味の愛好者全体のイメージを悪くしているだけです。立ち入り禁止エリアに入り込んで列車の運行を妨げたり、ひどいのになると写真撮影用の脚立を立てるために地域の人たちが育てた花壇を踏み荒らすなど、まさしく「招かざる客」そのものです。我々、郵趣家は彼らを反面教師としなくてはなりません。
 郵便局員さんを罵倒している郵趣家がいたらただちに止めましょう。局員さんは決して手出しできないのですから、我々が阻止する責任があります。これを傍観するのは同じ郵趣家の印象を確実に悪くし、まともな人さえ迷惑を被ります。他人に干渉すべきです。そうしないのは無責任です。
 郵趣が他の趣味と大きく違うのは全国的な組織があることです。支部・部会・例会といった末端組織があり、メンバー同士で親交を深めるのみならず、反社会的な行為を生じさせないようにする機能も果たしてきました。その長い歴史が郵趣家の社会的認知度を上げ保ってきたのです。それが高齢化と組織率の低下が、高齢郵趣家の暴走を許してしまうとすれば深刻な問題です。

 郵趣家は特権階級ではありません。
 郵趣家は自ら良識を持って高齢(に限らず)郵趣家の不良行為を阻止しましょう。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

June 10, 2016

ヒデキを探せ!

2016060901

 湯浅英樹さんがご恵送くださった初日カードです。いつもありがとうございます。

 珍しくシート地までベタ貼りなので何だろうと思いましたら裏面にその理由が書かれていました。湯浅さんご自身が東京マラソンランナーとしてこの群衆の中に入っているそうです。左端に居るけれど紙吹雪で見えません・・・だそうです(笑)。さらにスタートラインにマラソン公式スポンサーの広告も写っているそうです。確かに東京メトロ、アシックスははっきりわかります。その一方でスタート台に立っているはずの知事は石原さん?、猪瀬さん?、それとも渦中の舛添さん?かどうかは判然としません。

 生まれて初めてランナーがうらやましいと思ったことでした。

(20160623追記)
スタート台に立っているのは舛添さんでした。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 08, 2016

シール切手の劣化

2016060801

 これまでもシール式の外国切手の劣化について取り上げてきました。郵趣先進国の中で特に注意していたオランダが顕著です。カバーに貼られていた切手がいとも簡単に剥離するセルフ糊の黄化・固化現象が深刻です。そしてこのたび、未使用フルシート、ペーンでも同様の現象を確認しました。

2016060802 有名なレンブラントの「夜警」を取り上げた2000年発行のセルフ糊切手です。切手部分も優先郵便表示用PRIORITYシールも簡単にはらりと剥がれました。糊の接着性能は完全に失われ、裏面を指で触ってもベタつきも何もありません。地の部分も含めてあちこちが浮き上がっている状態で、物理的にペーンが崩壊しかかっています。フルシート、フルペーンの形状が維持できないというのは前代未聞の事態です。しかも発行後わずか16年で、です。
 幸いにも日本切手では同様の現象は確認されていません。オランダ郵政は今後どのような対策を講じるのか、あるいは講じないのか、まったくわかりません。

◆参照ページ 警告:シール切手の劣化が始まった

| | Comments (0) | TrackBack (0)

«東洋曹達工業株式会社工場建設地